三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・環境情報システム学教育コース
学部(学士課程) : 4年次
環境情報システム学教育コース学生対象
選択・必修 必修
学部必修科目(環境情報コース)
授業科目名 卒業研究
そつぎょうけんきゅう
Graduation Study
単位数 4 単位
ナンバリングコード
BIOR-Comn-4015-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 所属教育研究室

担当教員 滝沢憲治(共生環境学科), 福島崇志(共生環境学科)陳山 鵬(共生環境学科), 村上克介(共生環境学科),王 秀崙(共生環境学科), 森尾吉成(共生環境学科), 内藤啓貴(共生環境学科)

TAKIZAWA Kenji, FUKUSHIMA Tkashi, JINYAMA Ho, MURAKAMI Katsusuke, WANG Xiulun, MORIO Yoshinari, NAITO Hirotaka

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 基本的な内容を学習しつつ,設定された専門的な課題について文献調査を通して資料収集する.さらにその解決のために必要なデータを実験などにより取得し,結果をまとめる.最後に得られた結果を考察し,整理して公表する.
「感じる力」,「考える力」,「コミュニケーション力」,「生きる力」を身に付けるため,生物資源学部のDPである(1),(2),(3),(4),(5)の修得を目指す.
学修の目的 与えられた専門的な課題に対し,どのようなことをどのように調べるかが分かるように,基礎的能力を身につける.
基礎的な実験装置を構成する技術を身につける.
基礎的な実験を行う力を身につける.
種々の段階で発生する各種の問題を解決する能力を身につける.
問題点を発見し,それを解決するために実験を行い,結果をまとめて研究論文とし,それを発表する力を身につける。
学修の到達目標 環境問題を解決していくために,避けては通れない自然環境と人間活動の共生に着目し,自然環境を維持しながら人間活動を発展させていくために必要な知識・技術や能力を得て生かすためのトレーニングを行う.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○(1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
「環境情報システム学プログラム(JABEE)(環境情報システム工学講座)」の学習・教育目標の(B-2),(B-4),(C-1),(C-2),(C-3),(C-4),(D-2),(D-4),(E-17),(F-1),(F-2),(F-3),(F-4),(G-1),(G-2),(G-3),(G-4),(G-5),(G-6),(H-1),(H-2),(H-3),(H-4),(H-5),(I-3),(I-4)に対応している.
「農業土木プログラム(JABEE)」の学習・教育目標の(E),(F),(G),(H)に対応している.
成績評価方法と基準 通常の研究意欲,研究態度,研究時間,発表内容などを,複数教員が総合的に判断して評価する.詳細は各講座の申し合わせで対応する.
授業の方法 実験

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 卒業研究を行うシステム全般に関して,それを評価したものが入手され次第,吟味し,可能であれば改善目標として取上げる.
教科書 特にないが,詳細は指導教員が中心となって決める.
参考書
オフィスアワー 各指導教員が設定した時間とする.
受講要件 他学科の学生の受講は困難.原則的に行わない.
予め履修が望ましい科目 各講座の講座必修科目と講座推薦の選択科目全般
発展科目 各講座の講座必修科目と講座推薦の選択科目全般
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 共生環境学,基礎的研究,応用的研究,専門的研究
Key Word(s) Environmental science and technology, Foundamental research, Applied research, Special study
学修内容 第1回 卒業研究計画の策定および研究環境の整備,研究指導体制と研究リソースの理解
第2回 卒業研究テーマ関連分野の先行研究論文調査
第3回 卒業研究テーマ関連分野の先行研究論文調査結果の報告
第4回 卒業研究テーマ関連分野の先行技術あるいは手法の学習
第5回 卒業研究に利用する計測機器の動作原理の学習
第6回 卒業研究に利用する計測機器の使用方法の習得と計測実践
第7回 卒業研究の供試試料の準備方法の習得
第8回 卒業研究の試料の計測および計測環境の最適化
第9回 試料の計測データの整理方法の学習
第10回 計測データ処理アルゴリズムの学習
第11回 計測データ処理アルゴリズム実装のためのプログラミングスキルの習得
第12回 計測データ処理の実施
第13回 計測データの可視化手法の学習
第14回 卒業研究の進捗報告のための発表方法およびレジメ作成方法の学習
第15回 卒業研究の進捗状況発表と今後の研究計画の策定
第16回 研究計画の報告と先行研究論文の追加調査
第17回 卒業研究テーマ関連分野の先行技術あるいは手法の追加学習
第18回 先行研究の調査および学習結果の報告
第19回 追加学習した技術あるいは手法の卒業研究への応用方法の検討
第20回 供試試料の準備ならびに作成方法の改善と追加実験の実施
第21回 計測環境および計測方法の改善と追加実験の実施と結果報告
第22回 計測データ処理アルゴリズムの追加学習とオリジナル開発
第23回 計測実験の実施と取得データ解析による追加実験の実施
第24回 追加実験実施後の研究手法あるいは処理アルゴリズムの改善
第25回 研究手法あるいは処理アルゴリズムのオリジナル開発
第26回 最終実験の実施とデータ処理,データ可視化と結果報告
第27回 卒業論文の構成の検討と論文作成方法の学習と卒論作成計画の報告
第28回 卒業論文作成開始,卒業研究発表原稿の作成方法の学習
第29回 卒業研究データの最終とりまとめと研究発表の予行演習
第30回 卒業研究発表および卒業論文の提出


研究テーマ一覧(担当教員)
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・青果物流通における負荷と品質(福島)
・コヒーレント光を利用した植物の健康診断(福島)
・自己発熱を利用した炭化法の確立(滝沢)
・微細藻類を用いた水熱炭化の最適化(滝沢)
・生産プラント設備のスマート状態監視・診断システムに関する研究(陳山)
・生産プラント設備の知的点検・診断ロボットに関する研究(陳山)
・魚類の給餌方法に関する研究(山下)
・農用車両の自律化と圃場GISに関する研究(山下)
・植物バイオマスを用いた生分解可能なバイオマスマテリアルの開発(王)
・オフロード車両の走行性能の予測及び向上(王)
・人工光による野菜の養液栽培および光制御(村上)
・家庭用植物工場の野菜栽培技術の開発(村上)
・農業ロボット自律走行のための環境認識と環境地図作成(森尾)
・果樹栽培収穫ロボット制御のための環境認識と環境地図作成(森尾)
・人間協調型農業ロボットのための作業空間内物体追跡(森尾)
・農作業者,畜産動物,野生動物の状態認識のためのバイタルサイン計測・解析技術の応用(内藤)
・農産物の生育評価,食品の品質評価のための五感センシング技術の応用(内藤)
事前・事後学修の内容 原則として,教育コース所属する全教員が担当する.同様に,各学生は自分が所属する講座に所属する教員を指導教官とすることを原則とする.卒業研究の開始時期は,各講座で決められた次期とするので,3年次の4月から開始することもありえる.学内で卒業研究に費やす時間は400時間以上を目安とする.各講座や所属学会が開催する研究発表会などを通して,得られた成果を公表することを原則とする.
事前学修の時間:240分/回    事後学修の時間:240分/回

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