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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・社会
科目名 政治学
せいじがく
Politics
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
71~73 期生
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 現代政治論
げんだいせいじろん
Contemporary Political Theory
単位数 2 単位
ナンバリングコード
edu-sosc-POLI2012-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 社会科学演習室

担当教員 馬原 潤二(教育学部)

MAHARA, Junji

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  本講では、現代の政治思想の中核をなす思想家たちの言説に注目し、その大まかな流れを概観的に説明する。
 前半では、19世紀的秩序の崩壊と全体主義の台頭を経験した思想家たちの言説に焦点を絞り、彼らの同時代診断を中心に説明する。
 後半では、全体主義以後に「手すり無き思考」を余儀なくされた思想家たちが提示した理論的な取り組みの軌跡を追うことにする。
 それらの取り組みをとおして、現代政治思想の問題状況を確認し、「今・ここ」のあり方を批判的に検討するための手がかりを提供できるようにしたい。
学修の目的 現代政治思想の知識を涵養するとともに批判的思考能力を向上させることが目的である。
学修の到達目標 現実の政治的問題について、現代政治理論の知識を生かして、自分なりの見解を論理的かつ説得的に説明できるようになることが目標である。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポートの提出を要求する(80%)。
また、時折行う討議への貢献なども評価の対象とする(20%)。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 使用しない。
参考書 講義中に適宜指示する。
オフィスアワー 場所:政治学研究室
時間:事前にアポを取って調整すること。
受講要件 政治思想史をあらかじめ受講していくことが登録の条件である。
学習意欲のないものの受講はお断りする。受講態度いかんによっては途中で除名する場合もある。
予め履修が望ましい科目 政治思想史
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ポストモダン
全体主義
Key Word(s) postmodern
totalitarianism
学修内容 第1回 提起:思想課題としての「現代」
第2回 反逆:近代的価値観の解体
第3回 診断:出口なき社会の先に
第4回 台頭:政治現象としての大衆
第5回 革命:赤の革命と黒の革命と
第6回 決断:能動的ニヒリズムの心情と論理
第7回 乱立:全体主義分析のプリズム
第8回 再考:「自由」の境界線
第9回 復権:新しい政治哲学のために
第10回 論争:公共圏の政治理論をめぐって
第11回 挑戦:新しい「正義」の理路
第12回 逆襲:共通「善」構想の政治
第13回 挑発:ポスト・モダンと政治の死?
第14回 課題:ラディカル・デモクラシーの射程
第15回 総括:現代政治思想批判
事前・事後学修の内容 予習の必要はない。ただし、講義で紹介した文献に目を通すなどのフォローをおこなうこと。講義はきっかけに過ぎないので、講義後に自分なりの問題意識をもって知識を吸収する習慣をつけることが望ましい。
事前学修の時間:    事後学修の時間:100分/回

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