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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目(生命機能コース)
授業科目名 生命機能化学実験実習3
せいめいきのうかがくじっけんじっしゅう
Experimental and Practical Work in Bioscience and Biotechnology 3
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2135-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 化学第3もしくは第4実験室。教員の指示に従うように。

担当教員 岡咲 洋三(生物圏生命化学科)、勝崎 裕隆(生物圏生命化学科)、○磯野 直人(生物圏生命化学科)

OKAZAKI Yozo, KATSUZAKI Hirotaka, ISONO Naoto

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ろ過,抽出、再結晶、クロマトグラフィーを利用した物質の分離精製や、物質の定性・定量に関する基本的な実験技術を習得する。実施した実験の内容や結果を簡潔に説明する能力を身につける。(育てたい資質や能力)卒業研究等で必要となる実験技術やデータの扱い方を習得することを目指す。(DP, CPとの関連)三重大学の目標である「考える力」「コミュニーケーション力」「生きる力」の養成、生物資源学部のDPに記載されている「生物資源学の基本的な技術」「科学的で論理的な思考」「他者と協力して行動する能力」の修得を目指す。
学修の目的 天然物の精製における基礎的技術を習得する。
糖質の扱いの基礎的技術を習得する。
学修の到達目標 (知識)観察により物質の性質を理解する。(技能)有機化合物の性質と利用および高分子化合物の性質と利用に関連する実験技術を学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 実験20%、レポートまたは試験80%、計100%。(技能)実験技術の習得(20%)と実験結果の説明(40%)、(知識)実験原理の理解(40%)
授業の方法 実験 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 実験内容・配布資料の更新、実験環境の改善(器具の追加・更新)
教科書 配布するテキスト 
参考書 Moodleに掲載する。
オフィスアワー 実験実施日の17:00〜18:00 岡咲、勝崎担当分は生物資源棟670or 669室、磯野担当分は生物資源棟748室
受講要件 化学実験,生命機能化学実験実習1,2を受講済みであること.生命機能化学実験実習4,5を同時に履修すること.
予め履修が望ましい科目 有機化学I , 有機化学II , 生化学I, 分析化学, 食品化学
発展科目 生命機能化学実験実習6 生物機能化学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=101
キーワード 物質の精製、物質の定性、物質の定量
Key Word(s) natural products, carbohydrate, purification, qualitative analysis, quantitative analysis
学修内容 第1回 器具の準備,実験の安全管理等の説明 キーワード:危険回避担当 (担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第2回 アスピリンの合成 キーワード:結晶化操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆) 
第3回 紅茶葉からのカフェイン(1) キーワード:抽出操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第4回 紅茶葉からのカフェイン(2) キーワード:ろ過操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第5回 鎮痛剤から各成分への分離(1) キーワード:溶解度の違いによる分離操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第6回 鎮痛剤から各成分への分離(2) キーワード:酸塩基分配の操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第7回 鎮痛剤から各成分への分離(2) キーワード:薄層クロマトグラフィーによる同定(担当:岡咲、勝崎)
第8回 卵からコレステロール(1) キーワード:濃縮操作(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第9回 卵からコレステロール(2) キーワード:カラムクロマトグラフィーの操作(担当:(担当:岡咲、勝崎)
第10回 卵からコレステロール(3) キーワード:純度分析(担当:岡咲洋三、勝崎裕隆)
第11回 ジャガイモデンプンの抽出(担当:磯野直人)
第12回 ジャガイモデンプンの顕微鏡観察、デンプンのヨウ素染色(担当:磯野直人)
第13回 還元糖の定量、アミノ・カルボニル反応(担当:磯野直人)
第14回 アミラーゼによるデンプン分解(担当:磯野直人)
第15回 糖質の薄層クロマトグラフィー分析
事前・事後学修の内容 事前学修:あらかじめ、テキストを読んでおく。
事後学修:実験ノートを見直しながら、学んだ内容の理解を深める。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:30分/回

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