三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
2018年度以前の入学生の内,単位未修得学生を対象に開講する.
選択・必修 必修
授業科目名 機械工学セミナー
きかいこうがくせみなー
Mechanical Engineering Seminar
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

単位未修得者を対象に,本授業は前期に集中講義として開講する.

開講時間
開講日時を打ち合わせるので,受講希望者は履修申告期間中に担当教員に申し出ること.
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部内

担当教員 丸山直樹(工学研究科機械工学専攻)

MARUYAMA Naoki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  機械工学の果たす社会的役割,技術論について学習し,社会的・国際的に高い視野と先見性を修得する.小グループを形成してこれらに関する課題調査を行い,意見のとりまとめ,発表ならびに意見交換を通して自主性,協調性,指導力ならびに発表力を養う.なお,本授業は単位未修得の過年度生を対象とするため,履修者数に応じて授業形態を変更する場合がある.
 本授業は,PBL(Problem Based Learning)を強く意識した授業である.
学修の目的  機械工学専攻の学生として,社会的・国際的に広い基礎知識を修得すると共に,将来の技術者として重要なコミュニケーション力を持てるようになる
学修の到達目標  専門分野にこだわることなく,技術者として技術,経営など広い視野で物事に取り組む姿勢を持てるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
○社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
○コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
 工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
 機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
 デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
○実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
 自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準  出席は必要条件であり,9割以上出席した人を単位認定の対象とする.評価は,レポート,課題調査・報告書作成・発表による合計100点で行う.合格点を60点とし,合計点数/10を四捨五入して最終成績とする.最終成績6以上を合格とする.
授業の方法 講義 演習 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫  通常の講義に加え,課題調査,発表,討論会を多数設けていることを特徴とする.課題調査や討論会では,グループによる協調性ならびにリーダーとしての統率力を修得するため,グループワークの時間を多く設けている.
教科書 とくに指定はない.適宜資料の配布を行う.
参考書  講義に関しては,関連する内容の参考書が多数出版されている.
オフィスアワー  授業終了後に講義室ならびに機械創成棟3階 丸山教員室(2311室)にて対応.電子メールによる受け付けは随時可.
受講要件  本授業では,小人数によるグループワークを多数取り入れている.開講途中で受講を取りやめると他のメンバーに迷惑がかかるので,本授業を最後まで受講するという強い意志をもって臨むこと.
予め履修が望ましい科目  大学の授業に拘わらず,身近な現象,社会情勢についても授業に取り入れているので,平素より世の中の流れ,事象に関心を持つことが望ましい.
発展科目  本授業では,総合的な学習力を養成することを目的としているので,発展科目としては卒業研究が挙げられる.
その他  従来から必要と言われながら実施されてこなかった技術者としての多面的な思考力を養成する.従来の専門科目にとらわれず,技術者として備えておくべき能力について講義と課題発表を通して学ぶ.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 多面的思考力,コミュニケーション力,リーダーシップ,計画性,自主性,プレゼンテーション力,財務諸表分析
Key Word(s) Multi-faceted perspective, Communication skill, Leadership, Planning ability, Autonomy, Presentation skill, Financial statement analysis
学修内容  講義の初回に詳細な学習内容とスケジュールを改めて提示するが,概要は以下の通り.とくに,単位未修得者を対象とするために,受講生が少ない.実施方法を受講生数に応じて変更する.

第1回 講義の進め方,プレゼン資料の作成方法説明
    多面的思考力の養成講義
第2回 多面的思考力の養成のグループ別討論,発表資料作成
第3回 多面的思考力の養成の報告討論会
第4回 地球的視点に立った考え方講義
第5回 地球的視点に立った考え方のグループ別討論,発表資料作成
第6回 地球的視点に立った考え方の報告討論会
第7回 エンジニアリング法講義
第8回 エンジニアリング法のグループ別討論,発表資料作成
第9回 エンジニアリング法の報告討論会
第10回 情報リテラシー講義
第11回 情報リテラシーのグループ別討論,発表資料作成
第12回 情報リテラシーの報告討論会
第13回 財務諸表分析講義
第14回 財務諸表分析のグループ別討論,発表資料作成
第15回 財務諸表分析の報告討論会

調査型課題:
 本授業では少人数グループを構成し,課題調査・グループ討論,調査結果の報告書作成,報告討論会での発表の一連の作業を行う.グループリーダーは,メンバーが調査した内容を報告書としてまとめると共に,発表する.リーダーは各回で交代し,受講生全員がいずれかのテーマのグループリーダ-を担当する.報告討論会では,発表内容を題材に授業参加者が意見交換する.
事前・事後学修の内容  本授業では,課題に対する積極的な調査,メンバーとの連携,グループワークが重要となる.課題調査にはグループで共有するものが多く,情報共有と期日厳守が重要である.
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:30分/回

Copyright (c) Mie University