三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の文学G
にほんのぶんがく じー
Japanese Literature G
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-JAPA1
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 吉丸 雄哉(人文学部)

YOSHIMARU, Katsuya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 江戸時代の文芸を講読する。文芸の性質として「教訓」と「滑稽」を主題に読み解く。散文を中心に扱う。毎回、課題となる近世小説の中から一話を選んで、フォーマットに沿ったA4一枚のレポートを作ってもらう。
学修の目的 日本古典文学のなかで、近世文学がどのような特色をもつのか学ぶ。近世文学の散文のうち代表的な作品を読む。
学修の到達目標 近世小説の代表的な話型とその特性を覚える。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 読書レポートで六割。期末レポートで四割。読書レポートとは本を読んで、フォーマットにそってその梗概と感想をMoodleに記す宿題のこと。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 長島弘明編『奇と妙の江戸文学事典』(文学通信、2019)。毎回のテキストは授業内で提示する。ほとんどがジャパンナレッジの「新日本古典文学全集」(小学館)か「東洋文庫」(平凡社)で読める作品である。
参考書
オフィスアワー 木曜日13:00~14:30。教養教育校舎2号館5階の研究室。予約してください。
受講要件 日本古典文法の知識を有すること。
予め履修が望ましい科目 江戸時代史の授業。
発展科目
その他 時代背景のため、現代の人権意識と照らし合わせて、差別的な表現を見る可能性があること、また、性愛を扱った表現を読む可能性があることを十分に了解したうえで受講のこと。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13032
キーワード 近世文学
Key Word(s) Early Modern Japanese Literature
学修内容 一回 江戸文芸の概説
二回 『伽婢子』 その1
三回 『伽婢子』 その2
四回 『西鶴諸国はなし』 その1
五回 『西鶴諸国はなし』 その2
六回 『男色大鑑』 その1
七回 『男色大鑑』 その2
八回 『近世畸人伝』 その1
九回 『近世畸人伝』 その2
十回  『雨月物語』 その1
十一回 『雨月物語』 その2
十二回 『春雨物語』 その1
十三回 『春雨物語』 その2
十四回 『化物大江山』『心学早染草』『桃太郎後日噺』『親敵討腹鞁』その1
十五回 『化物大江山』『心学早染草』『桃太郎後日噺』『親敵討腹鞁』その2
事前・事後学修の内容 単元ごとにレジュメ作成の宿題を課す。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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