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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 医学部看護学科
地域・老年看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 老年看護学Ⅰ
ろうねんかんごがく いち
Gerontological Nursing Ⅰ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-GERO-3601-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 第3講義室

担当教員 〇磯和勅子(医学部看護学科)、平松万由子(医学部看護学科)他

ISOWA,Tokiko HIRAMATSU,Mayuko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 老年看護学の理念に基づき、対象を全人的に捉え、老年期の発達課題と健康課題について、身体的、心理・社会的な側面から、倫理的配慮の視点をもって看護支援するための基礎的能力を養う。また、高齢者の保健行動の特徴を知り、生活機能の観点から自立的な健康維持・増進及び疾病・事故の予防を目指した健康支援と環境調整の方法を学ぶ。
学修の目的 1.老年看護の対象の全人的理解と存在意義について考察し、老年看護学の理念と目標を理解する。
2.老年期にある人の発達課題と健康問題について、加齢に伴う身体的・心理的・社会的変化と特徴を踏まえて、生活機能の観点から看護支援のあり方を理解する。
3.高齢者をとりまく社会としての家族および保健医療福祉システムの現状と課題を知り、社会適応のための老年看護学の役割について理解する。
4.高齢者の倫理的課題と権利擁護について考察し、高齢者の尊厳と権利擁護のための看護支援のあり方を理解する。
5.高齢者の健康目標について、生活機能の観点から自立的な健康維持・増進及び疾病・事故の予防を目指した健康支援および環境調整の方法を理解する。
6.高齢者のコミュニケーションの特徴を知り、対象に応じたコミュニケーションのあり方を理解する。
学修の到達目標 1.年看護の対象の全人的理解と存在意義について考察し、老年看護学の理念と目標を理解することができる。
2.老年期にある人の発達課題と健康問題について、加齢に伴う身体的・心理的・社会的変化と特徴を踏まえて、生活機能の観点から看護支援のあり方を説明できる。
3.高齢者をとりまく社会としての家族および保健医療福祉システムの現状と課題を知り、社会適応のための老年看護学の役割について説明できる。
4.高齢者の倫理的課題と権利擁護について考察し、高齢者の尊厳と権利擁護のための看護支援のあり方を説明できる。
5.高齢者の健康目標について、生活機能の観点から自律的な健康維持・増進及び疾病・事故の予防を目指した健康支援および環境調整の方法を説明できる。
6.高齢者のコミュニケーションの特徴を知り、対象に応じたコミュニケーションのあり方を説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験80%、小テスト10%、課題・レポート10%により評価する
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 健康高齢者の訪問面接による対象理解の事前学習,居住地域における高齢者ケアシステムの調査などの事前学習及び演習による高齢者疑似体験を踏まえて、学生が主体的に学習する場を多くする。
講義では、事例を取り入れ、具体的な看護場面を実感できるように工夫する。
教科書 系統看護学講座 専門Ⅱ 老年看護学 医学書院
系統看護学講座 専門Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 医学書院
参考書 老年看護学概論 「老いを生きる」を支えることとは 南江堂
老年看護学技術  最後までその人らしく生きることを支援する 南江堂
オフィスアワー 木曜日の11時~12時
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 老年看護学Ⅱ、認知症と看護、在宅看護論Ⅰ、老年看護学実習Ⅰ・Ⅱ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 老年看護学の機能、全人的理解、老年期の身体的・心理的・社会的変化、高齢者とのコミュニケーション、高齢者ケアおける倫理的配慮、高齢者のケアシステム、高齢者の健康維持・増進への支援(運動・食事・排泄・清潔・睡眠・社会活動・環境)  
Key Word(s)
学修内容 1.高齢者の理解(老いとは、老化と加齢、高齢者の捉え方、多様性)2.高齢者の身体的変化と生活機能およびアセスメント(身体的変化)
3.高齢者の身体的変化と生活機能およびアセスメント(高齢者にみられる身体症状とアセスメント)
4.高齢者の心理・社会的変化と生活機能およびアセスメント
5.高齢者を取り巻く社会制度①(家族、保健医療福祉システムの動向)                              
6.高齢者を取り巻く社会制度②(高齢者の権利擁護)
7.老年看護学とは(老年看護学の理念と目標、老年看護の対象、老年看護に携わる者、老年看護に関わる諸理論)
8.高齢者の健康目標およびヘルスプロモーション
9.高齢者の移動・運動・活動と看護ケア
10.高齢者の栄養・食事と看護ケア
11.高齢者の排泄と看護ケア
12.高齢者の清潔と看護ケア
13.高齢者の生活リズム・睡眠と看護ケア
14.高齢者のコミュニケーションと看護ケア
15.セクシャリティーと看護ケア
16.高齢者の社会活動と看護ケア 
事前・事後学修の内容 1.演習課題(高齢者疑似体験)
目的:高齢者疑似体験による日常生活における不自由さの体験によって対象の心身の理解及び高齢者への日常生活援助・環境調整のあり方を考察する。
方法:専用のスーツを着用し、高齢者および介助者役となって演習を行う。
*実施日時は後日発表となるので必ず出席すること。
レポート課題:高齢者疑似体験からの学び

2.各回の講義内容について、テキストおよび参考書等を用いて事前学修を行う。また、講義内容を踏まえて、事後学修を行う。

3.事前・事後課題が提示された場合、期限内に提出すること。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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