シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2022 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・国語 | |
科目名 | 国語学 | |
こくごがく | ||
Japanese Linguistics | ||
受講対象学生 |
教育学部 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 期生 |
|
卒業要件の種別 | 選択 |
|
授業科目名 | 日本語学講義 Ⅱ | |
にほんごがくこうぎ に | ||
Japanese Linguistics(Phonetics)Ⅱ | ||
単位数 | 単位 | |
ナンバリングコード | educ-lang-LING2002-002
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
木曜日 9, 10時限 |
|
授業形態 |
* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 余 健(教育学部) | |
YO,Ken | ||
yeoken@edu.mie-u.ac.jp | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 日本語(方言含む)の母音、子音、アクセント、音節構造等の特徴について、諸言語(韓国語、中国語、英語等)の特徴と比較しながら明らかにする。その際、早口ことばや遊びことばの掛け声等、できる限り身近な例に基づき考え、音声学・音韻論的な知見を教育現場にどのように生かすことが可能か、議論を深める。 |
---|---|
学修の目的 | ①発声器官の重要性について具体的に説明できる。 ②日本語の母音や子音の分類基準について、他言語と比較しながら実感を 持って説明ができる。 ③ローマ字と国際音声字母(IPA)の連続性を理解する。 ④音声と文字との関係について理解を深める。 |
学修の到達目標 | ①母音と子音の各3つの分類基準に基づいて、遊びことばを作れるようになる。 ②ローマ字と音声記号の共通点と相違点を説明できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 質問・コメントの内容30%、授業への積極的な参加姿勢30%、発表・レポート40%、計100%。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 反転授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 毎回、授業内容についての疑問点等のリアクションペーパーを提出してもらいます。リアクションペーパーには、コメントを付け次回返却します。リアクションペーパーの疑問点やムードルに提出されたレポートの気になる箇所を次回の授業で取り上げていく形式で、授業を進めて行きます。 |
教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 斎藤純男(2006)『日本語音声学入門【改訂版】』三省堂 |
オフィスアワー | 毎週火曜日12:00-13:00、場所:余研究室(yeoken@edu.mie-u.ac.jp) |
受講要件 | 日本語学概説を受講済みであることが望ましい。 |
予め履修が望ましい科目 | 日本語学概説 |
発展科目 | 日本語学関係の講義や演習 |
その他 | 演習的な内容を含むため、最大受講者数を30名とします。 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 日本語音声学・音韻論、国語教育、日本語教育 |
---|---|
Key Word(s) | Japanese Phonetics and Phonology |
学修内容 | 1.オリエンテーション・日本語の遊びことばを日本語学的に分析してみよう! 2.発音の仕組み(ビデオ2つ) ・重要な発声器官・IPA 3.無意味語における母音の分類基準 レポート① 4 無意味語における界の言語における日本語の母音の特徴 [UPSID]について 5.無意味語における子音の分類基準・有声音 or 無声音 レポート② 6.無意味語における子音の分類基準・調音法(破裂音・摩擦音・破擦音)、調音点(1) 7.無意味語における子音の分類基準・調音法(はじき音・鼻音)、調音点(2) 8.無意味語における子音の分類基準・調音法(口蓋化音 or 非口蓋化音) レポート➂ 9.無意味語における取り組みのまとめ 10. 有意味語の早口ことばを作ってみよう(まずは各個人で作成・考察) 11. 有意味語の早口ことばのグループ内交流 12.有意味語の早口ことばの発表会(グループ別)レポート④(無意味語と有意味語のまとめ) 13.ザ・ダ・ラ行の混同 14. 四つ仮名の混同(ビデオ) 15.ハ行の変遷 |
事前・事後学修の内容 | 授業内で説明する。 |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:120分/回 |