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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・現代科学理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
授業科目名 化学B
かがく びー
Chemistry B
授業テーマ 遺伝子工学と抗体工学
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-CHEM1312-001
開放科目 非開放科目    
分野 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

後期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部教室(予定)。時間割表を確認してください。

担当教員 湊元幹太(工学部)

TSUMOTO, Kanta

SDGsの目標
連絡事項 この授業は対面です。工学部11番教室で行います。
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=14992
Moodleにも登録してください。

【開講の曜日・時間・場所】
後期 月曜7・8限 工学部 11番教室
工学部11番教室の位置は、キャンパスマップで確認できます。
工学部1号館と2号館の間に挟まれた教室棟の1階で、1号館よりにあります。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 近年生命科学は長足の進歩を遂げている。その基礎は生命を分子(化学)として捉えた、遺伝子工学や分子生物学における原理・現象の発見、技術の発明・発展、知見・情報の集積、にある。これらを理解するため、重要な実験や発見の例を紹介しながら、DNAが遺伝物質であることがどのように示されどのように活用されていったかの歴史的な背景や流れをしっかり捉えていく。併せて、遺伝情報の多様性が重要であることの例として、生物の防御機構である抗体についても、概論する。さらに、化学的・工学的な観点から、組換えDNA実験、タンパク質産生、抗体工学などについて理解する。
授業で学んだ基礎的事項を踏まえて、受講生によるセミナー形式の授業を行う。
学修の目的 遺伝子工学および抗体工学に関する基礎的事項を学習し、バイオテクノロジーに関する知識を修得する。興味を持った事柄について調査し能動的に知識が深められる。
学修の到達目標 遺伝子工学および抗体工学の基礎を修得すると共に、セミナー発表による学習の向上、発表における質疑応答の重要性について学ぶ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 セミナー発表50%、発表資料・レジュメの提出内容25%、質疑応答を含む授業態度25%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業に関する意見、感想に基づき柔軟に対応する。
教科書 なし。参考書については、下記に示すとともに、授業の中で適宜紹介する。
参考書 分子生物学の基礎(第4版)G.M. Malacinski 著 川喜田 正夫 訳 東京化学同人
ヴォート基礎生化学(第5版)田宮 信雄ら 訳 東京化学同人
オフィスアワー 月曜日 12:00~13:00 第1合同棟4階7408号室(湊元教員室)
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード DNA、遺伝子工学、生物工学、抗体工学、分子生物学、バイオテクノロジー
Key Word(s) DNA, Genetic engineering, Bioengineering, Antibody engineering, Molecular biology, Biotechnology
学修内容 第1回 ノーベル賞で振り返る生命科学の進歩
第2回  DNAおよびRNAの構造と機能
第3回 転写、翻訳、セントラルドグマ
第4回 遺伝と遺伝情報              
第5回 分子生物学の誕生の背景
第6回 遺伝物質としてのDNA(歴史的実験)
第7回 DNAの増幅(PCR法)と塩基配列決定法
第8回 DNA編集(新しいDNA技術)
第9回 組換えタンパク質の産生法
第10回 人工細胞モデル
第11回 生体防御機構:免疫の基礎(最近の話題を含む)
第12回 抗体産生機構と抗体の多様性(最近の話題を含む)
第13回 セミナー発表および質疑応答
第14回 セミナー発表および質疑応答
第15回 セミナー発表および質疑応答
事前・事後学修の内容 第2回~第3回 核酸について
第4回 遺伝の法則、コドンについて
第5回~第6回 細胞の構造について
第7回~第8回 DNA複製、修復について
第9回 翻訳、生物における情報について
第10回~第12回 免疫細胞、組換え、タンパク質の構造について
第13回~第15回 各セミナー担当者は発表準備(パワーポイント等スライド)および発表レジュメ(A4、2~3枚程度)の作成を事前に行う
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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