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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | その他 CNSコースは必修 |
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授業科目名 | 老年看護学実習Ⅰ | |
ろうねんかんごがくじっしゅう いち | ||
Advanced Practice in Gerontological Nursing Ⅰ | ||
単位数 | 6 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 磯和勅子、平松万由子 他 | |
ISOWA,Tokiko HIRAMATU,Mayuko | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 介護老人保健施設及び訪問看護ステーションにおいて、講義・演習で学んだ理論・知識・技術を適応・統合させ、認知症および複雑な健康問題を有し施設および在宅で療養する高齢者とその家族に対して、老人看護専門看護師に必要な高度な看護を行うための実践能力を養う。また、家族、看護職および他職種に対する教育・相談・調整の役割を果たすための能力を養うとともに、療養する高齢者を取り巻く倫理的課題を解決するための調整能力を養う。 |
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学修の目的 | 認知症および複雑な健康問題を有し施設および在宅で療養する高齢者とその家族に対して、老人看護専門看護師に必要な高度な看護を行うための実践能力を修得する。また、家族、看護職および他職種に対する教育・相談・調整の役割を果たすための能力を修得するとともに、療養する高齢者を取り巻く倫理的課題を解決するための調整能力を修得する。 |
学修の到達目標 | 【実習Ⅰ-1】 1.施設に入所する認知症高齢者とその家族を全人的・総合的に理解できる。 2.施設に入所する認知症高齢者の健康および生活上の課題を明らかにし、理論やエビ デンスに基づく専門的知識と技術を用いて、卓越した看護が実践できる。 3.施設に入所する認知症高齢者とその家族のニーズに応じたケアが提供されるよう、 看護職および他職種と効果的に連携し、保健医療福祉の総合的視点をもって、ケア マネジメントが実施できる。 4.施設に入所する認知症高齢者の看護支援において、対象の尊厳を尊重し、QOLを高め るための老人看護専門看護師としての教育・相談・調整機能について説明できる。 5.在宅へ移行する認知症高齢者とその家族の支援において、家族調整および生活調整 のための看護を計画・実施・評価することができる。 6.施設に入所する認知症高齢者における倫理的課題について、その背景および要因を 理解し、倫理的配慮・人権擁護における老人看護専門看護師の役割と倫理調整の在 り方を説明できる。 【実習Ⅰ-2】 1.在宅療養し複雑な健康問題を持つ高齢者とその家族を全人的・総合的に理解できる。 2.在宅療養高齢者とその家族の健康および生活上の課題を明らかにし、理論やエビデ ンスに基づく専門的知識と技術を用いて、卓越した看護が実践できる。 3.在宅療養高齢者とその家族のニーズに応じた、質の高い在宅生活が継続されるため のケアが提供されるよう、看護職および他職種と効果的に連携し、保健医療福祉の 総合的視点をもって、ケアマネジメントが実施できる。 4.在宅療養高齢者とその家族への看護支援において、対象の尊厳を尊重し、QOLを高め るための質の高い看護支援を提供するために、老人看護専門看護師としての教育・ 相談・調整機能について説明できる。 5.在宅療養高齢者とその家族における倫理的課題について、その背景および要因を 理解し、倫理的配慮・人権擁護における老人看護専門看護師の役割と倫理調整の 在り方を説明できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 実習内容(事前学習・実習計画書も含む)50%、カンファレンスでの発表10%、レポート40%に基づき、実習指導者からの評価および学生の自己評価を加味して総合評価する。 |
授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | 老年看護特論Ⅰ~Ⅳ、老年医学特論、老年看護演習Ⅰ・Ⅱの資料を活用する。 その他随時紹介する。 |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 老年看護学特論Ⅰ~Ⅳ、老年医学特論、老年看護学演習Ⅰ~Ⅱ |
発展科目 | 老年看護学実習Ⅱ |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | |
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Key Word(s) | |
学修内容 | "1.介護老人保健施設および訪問看護ステーションの2つの施設で実習を行う。実習期間 は、2つの施設における実習を合わせて6週間とする。介護老人保健施設実習では、 認知症看護における高度な看護実践能力の修得を目指し、訪問看護ステーション実習 では、在宅で療養中の高齢者および家族への高度な看護実践能力の修得を目指す。 2.実習前の準備として、教員の指導のもと、学生が実習計画を立案し、実習施設の臨床 指導者と実習目的、実習計画、受け持ち高齢者、カンファレンス日程などの調整を行う。 3.実習中は、複雑な健康問題を有する高齢者を2事例以上(それぞれの実習で1事例 以上)受け持ち、対象の全人的・総合的な理解から看護ニーズを明らかにし、看護計画 を立て、他職種をと連携を図りながら高度な看護を実践する。 4.実施した看護を老人看護専門看護師、臨床指導者、教員とともに検討・考察し、ケース レポートにまとめる。 ※詳細は老年看護学実習要項を参照のこと" 実習Ⅰ-1(認知症看護実習) "1.実習指導者よりオリエンテーションを受け、施設の概要を理解する。 2.認知症および複雑な健康問題をもち長期にわたり治療と療養を必要し施設に入所する 高齢者を受けもつ。 3.対象の包括的アセスメントを行い、健康および治療の管理、BPSDなど認知症症状を 軽減するためのケア、苦痛緩和やQOL向上のためのケア、潜在能力を引き出し生活 機能低下を防止するためのケア、人権擁護や意思の尊重など、必要と判断される看護 を実践することで、複雑な問題をもつ認知症高齢者に対する看護を実践する。 4.実践する看護について、看護職および他職種と連携すると共に、必要に応じてコンサル テーション、調整、教育を含めたアプローチを立案し、指導者の助言を受けた上で、実施 可能な内容について実践する。 5.認知症高齢者を取り巻く倫理的課題とその解決に向けた調整方法について検討し、 指導者の助言を受けた上で、実施可能な内容について実践する。 6.実施した看護実践を評価すると共に、実習指導者および教員と共に検討する。" 実習Ⅰ-2(在宅看護実習) "1.実習指導者よりオリエンテーションを受け、施設の概要を理解する。 2.訪問看護ステーションにおいて、在宅療養する複雑な健康問題を有し、在宅生活継続 の困難な課題をもつ高齢者とその家族を受け持つ。 3.高齢者の意思を尊重し、自立生活を支援すると共に、家族の介護力およびQOLの向上 を目指した看護を実践する。 4.対象の意思に沿った安心・安全な在宅療養の継続のために、家族および他職種への コンサルテーション、教育、調整を含めたアプローチを立案し、指導者の助言を受けた 上で、実施可能な内容について実践する。 5.高齢者と家族に関わる日常生活上の倫理的課題とその解決に向けた調整方法に ついて検討し、指導者の助言を受けた上で、実施可能な内容について実践する。 6.実施した看護実践を評価すると共に、実習指導者および教員と共に検討する。" |
事前・事後学修の内容 | 実習目標・計画の作成およびその内容について事前学修を行う。また、臨地実習での学びについて事後学修を行う。 |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:90分/回 |