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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 成人看護学援助論Ⅰ
せいじんかんごがくえんじょろんⅠ
Clinical Basis of Adult Nursing Ⅰ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-ADUL6201-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 9, 10時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 竹内研究室,他

担当教員 竹内佐智恵(看護学専攻),就任予定教員

TAKEUCHI Sachie

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 【主題の事項】成人看護の現状と問題点を明らかにし、成人看護の専門性および人間の尊厳を支える看護とは何かを探求する。
【科目がカリキュラムのなかで占める位置づけ】看護学特別研究の実践に向けて,対象となる人への現行のケア/対応の特徴を理解し,そのケア/対応に焦点をあてる必要性や意義を述べるための基盤学習の位置づけとなる
【扱う教材とそれを扱う理由】関連する論文を読み解くほか,現行のケア/対応の特徴について,理論的解釈をするために専門分野の書籍も教材とする.扱う教材は日本語のみでなく,英語文献も含め,幅広い観点で情報を探る.
学修の目的 看護学特別研究を計画するために,健康危機,ひいては生命危機にある人の「生と死・存在の意味・身体論」について文献を用いて科学的,哲学的観点で考察し,看護においてその存在に向き合う意味を示すことができるようになることを目的とする
学修の到達目標 【知識】
1 健康危機ひいては生命危機の状態であり治療を要する患者を取り巻く状況において,注目する事象を述べる
2 注目する事象における患者や家族の直面しやすい課題を述べる
3 課題を解決するために探究すべき研究における対象を定め,文献検討を通して,その対象の特性に適したケア/対応を述べる
4 研究において,その対象への適したケア/対応を調査するための実行可能かつ有意義な方法を列挙する
【態度】
1 述べる内容を,文献的な裏付けに基づいて表現する
2 研究の方法を論理的に絞り込み,示す
3 調べた内容に対する質問に答えるうえで,蓄積した文献リストやその整理分類資料を活用して答える
【技能】
1 系統的な文献検索を行う
2 英語文献を含め,収集した論文をクリティカルシンキングの観点で読む
3 文献を系統的,機能的に整理分類する
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 自身のプレゼンテーションの資料や質問への回答 80%,他者の発表(合同発表会を含む)への質問や意見 20% (合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 【テキスト】
特に指定しない。
随時、参考文献は紹介する。
参考書 "The Delphi Technique in Nursing and Health Research (English Edition) Kindle版
Sinead Keeney (著), Hugh McKenna (著), Felicity Hasson (著) "
"看護・医療系研究のためのアンケート・面接調査ガイド―初心者にもできる質問紙・インタビューガイドのつくり 単行本 – 2011/1/1
土屋 雅子 (著), 齋藤 友博 (著)"
オフィスアワー moodleで面接予約をして下さい.
受講要件 成人看護学対象論ⅠⅡを履修済
予め履修が望ましい科目
発展科目 看護学特別研究
その他 講義内容については、オリエンテーション時に詳細を説明する。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 看護の意味、質的研究、量的研究
Key Word(s)
学修内容 オリエンテーション_授業の進め方,研究倫理審査申請方法
講義
1 研究方法の重要ポイント
2 研究計画の書き方(方法,分析,倫理的配慮)
3 文献検討を通して研究方法を編集する思考法

演習
1 健康危機ひいては生命危機の状態であり治療を要する患者を取り巻く状況において,注目する事象で用いられている方法を述べる
2 先行研究における方法の限界について述べる
3 複数の方法の組み合わせの可能性について述べる
4 研究計画書(方法,分析,倫理的配慮)
5 プレテスト
事前・事後学修の内容 成人看護学援助論Ⅱ,看護学特別研究と連動している.
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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