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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学部・教育の基礎的理解に関する科目
科目名 【遠隔】生徒指導・教育相談・進路指導
せいとしどう・きょういくそうだん・しんろしどう
Student Guidance/Educational Counseling/Career Guidance
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
69~ 期生
69期生以降は枝番なしの「生徒指導・進路指導論」です。
68期生以前は「生徒指導・進路指導論Ⅱ」に該当します。
卒業要件の種別 必修
授業科目名 【遠隔】生徒指導・進路指導論
せいとしどう・しんろしどうろん
Student Guidance and Career Counseling
単位数 2 単位
受講対象学生 A 類, B 類, C 類, D 類

学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
68期以前 期生
68期以前の学生対象
卒業要件の種別 必修
授業科目名 生徒指導・進路指導論Ⅱ
せいとしどう・しんろしどうろん に
Student Guidance and Career Counseling
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-CONS1301-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 オンライン授業です

担当教員 松浦 均(教育学部学校教育講座)

MATSUURA,Hitoshi

実務経験のある教員 小学校の管理職経験者。学校現場で起きている生徒指導の具体的事例を授業のなかで紹介する。

SDGsの目標
連絡事項 後期に同名の授業(廣岡先生担当)が1コマ(水曜1コマ目)あります。廣岡先生の授業は対面で実施されます。人数調整で漏れた場合は,こちらに履修登録(修正登録)してもらっても構いません。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 教育現場で起きる様々な問題(教育の公平性の問題,進路指導の問題,生徒指導の問題,テストや評価の問題,対人関係やいじめの問題,教師における生徒支援の問題,学校安全の問題等)について,学校,教師,生徒,それぞれの観点から,受講生自らが中心になりグループを構成し議論を行う。教師生徒関係における複数のテーマを設定し,グループを作って議論検討してもらう。教師になっても答えを探し続けるようなテーマを設定し,受講生のなかで一定の見解を作り上げる作業を行うことを目的とする。全体を通じてPBL方式で授業を進めていく。
学修の目的 教師と生徒に関する様々な問題について簡単に答えの出るものではないが,受講生のなかで一定の見解を作り上げる作業を行うことでにより,考えを深めていくこと,いろいろな問題意識を持つことを目的とする。
学修の到達目標 学校,教師,児童生徒に関する様々な社会的問題について自ら調べて理解を深める。学校の問題について様々な観点から見ることができるようにする複眼的視野をもつこと。それらの問題について議論し,自分の考えを構築していくことができるようになること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

「感じる力」= 【 100】%
「考える力」= 【 100】%
「生きる力」= 【 100】%
「コミュニケーション力」=【 100 】%
分割して示すことは困難.いずれの力も必要と考える。

成績評価方法と基準 毎回の授業コメント提出30%,各クールのレポートおよび最終レポート70%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 オンライン上で議論ができる環境を整える。議論に値する適切な課題設定を行う。
教科書 教科書は使用しない。文科省HPにある生徒指導提要を参照しておくこと。その他,授業中に紹介できる資料を提示する。
参考書 文科省 『生徒指導提要』
オフィスアワー 水曜日午後(ただし会議のある日を除く),研究室で対応します。
受講要件 人数超過の場合は,上位学年から履修を認めていきます。どうかご了承ください。
予め履修が望ましい科目 とくになし
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13116
キーワード 教師の問題,生徒の問題,クリティカルシンキング,生徒指導,教育指導
Key Word(s) Problem of Teacher and Student, Critical thinking, Student Guidance, Educational Guidance.
学修内容 授業のやり方としては、3週間程度を1クールとして、グループ活動を通して各クールのテーマについて議論していく形になる。毎クールの初回に討議事項について、こちらから話題提供を行い、クール第2週でグループ発表、第3週でそのクールの議論についての総括を行う。これを繰り返していく。各自は毎週授業コメントを作成し議論を深めていく。
第1回:イントロダクション、この授業の方法についての説明
(第1クール) 学校教育の観点からの話題提供とそれについての議論
第2回:学校教育の観点からの話題提供とそれについての議論(教育における公平性や平等性の問題を扱い,公教育の在り方,職業選択,進路指導について議論する)
第3回:学校教育の観点からの話題提供とそれについての議論(進路指導の方法や,進路についての適性の問題,キャリア形成,キャリア教育の問題を扱う)
第4回:学校教育の観点からの話題提供とそれについての議論(教師—生徒関係における支援の在り方・生徒間の相互支援の在り方について議論する)
(第2クール) 児童生徒の心理の観点からの話題提供とそれについての議論
第5回:児童生徒の心理の観点からの話題提供とそれについての議論(テストの意味について考える)
第6回:児童生徒の心理の観点からの話題提供とそれについての議論(教育評価を受ける側の心理について考える)
第7回:児童生徒の心理の観点からの話題提供とそれについての議論(生徒の被援助志向性を伸ばしていく方法について考える)
(第3クール) 教師の心理の観点からの話題提供とそれについての議論
第8回:教師の心理の観点からの話題提供とそれについての議論(教育評価を行う側の心理について考える)
第9回:教師の心理の観点からの話題提供とそれについての議論(教師が生徒から学ぶことは何か,教師の成長について考える)
第10回:教師の心理の観点からの話題提供とそれについての議論(教師は何が評価されるのか,教師に対する評価軸を考える)
(第4クール) 児童生徒と教師の相互作用の観点からの話題提供とそれについての議論
第11回:児童生徒と教師の相互作用の観点からの話題提供とそれについての議論(児童生徒における援助の要請と,そのための方策を考える)
第12回:児童生徒と教師の相互作用の観点からの話題提供とそれについての議論(教師における適切な援助とはどのようなことなのか検討する)
第13回:児童生徒と教師の相互作用の観点からの話題提供とそれについての議論 (適切な教師—生徒関係の構築について検討する)
第14回:教師—児童生徒関係におけるさまざまな課題(生徒指導の問題、いじめの問題等について考える)
第15回:教師—児童生徒関係におけるさまざまな課題(学校安全の問題、学校心理学に関する事項等を紹介しながら,最終のまとめとする)
事前・事後学修の内容 事前学習:moodleに資料やレジメを挙げておくのでダウンロードして目を通しておくこと。
事後学習:毎クール,設定された検討課題について,各グループで検討したことについて,自身でふりかえっておくこと。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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