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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 有機合成化学 | |
ゆうきごうせいかがく | ||
Synthetic Organic Chemistry | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ORBI-3
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 八谷 巌(工学部総合工学科応用化学コース) | |
HACHIYA, Iwao | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 有機化学、特に有機反応および合成化学の基礎的知識の習得を目的とし、反応機構などを詳細に概説する。有機反応を単に暗記するのではなく、できるだけ理論的に理解することをねらい、有機化合物の精密合成法を習得する。 |
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学修の目的 | 現代の有機化学がどのようなレベルにありどのように進化しているか、さらに有機合成化学の目的、発展する方向を学び取る。 |
学修の到達目標 | 人名反応、有機反応での電子の動き、有機化学の歴史と最先端の有機合成反応およびプロセス化学の理解 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席・演習課題(40%)、期末試験の成績(60%)により総合評価する |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 学生の授業評価アンケートに基づき改善する。 |
教科書 | 化学新シリーズ 有機合成化学(太田博道、鈴木啓介 共著、裳華房) |
参考書 | ウォーレン有機化学 上、下 第2版(S. Warren ほか著、野依良治 監訳、東京化学同人) 逆合成のノウハウ 有機合成の戦略(C.L. ウィルス、M. ウィルス 著、富岡 清 訳、化学同人) 有機合成のための遷移金属触媒反応(辻二郎 著、東京化学同人) |
オフィスアワー | 随時、分子素材工学棟3階3315室に気楽に立ち寄ってください。 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 有機化学I,II 有機化学演習I,II |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 有機化学、有機合成、人名反応、選択性、有機機能性化合物、有機化学の歴史、逆合成解析、全合成 |
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Key Word(s) | organic chemistry, synthetic organic chemistry, name reactions, selectivity, organo-functional compound, history of organic chemistry, retro-synthetic analysis, total synthesis |
学修内容 | 第1回 官能基変換・酸化反応(クロム酸酸化) 第2回 官能基変換・酸化反応(高原子価状態の元素による酸化) 第3回 官能基変換・酸化反応(カルボニル化合物およびアルケンの酸化) 第4回 官能基変換・還元反応(アルデヒドおよびケトンの還元) 第5回 官能基変換・還元反応(カルボン酸およびその誘導体、ならびに炭素ー炭素不飽和結合の還元) 第6回 骨格形成反応・炭素ー炭素結合生成反応(カルボニル化合物のアルキル化) 第7回 骨格形成反応・炭素ー炭素結合生成反応(アルドール反応) 第8回 骨格形成反応・炭素ー炭素結合生成反応(有機金属化合物) 第9回 骨格形成反応・炭素ー炭素結合生成反応(α–チオカルボアニオンと極性転換、Wittig反応) 第10回 骨格形成反応・炭素ー炭素結合生成反応(Diels-Alder反応、Claisen転位) 第11回 多段階合成のデザイン・逆合成解析の基礎(炭素骨格の組み立て) 第12回 多段階合成のデザイン・逆合成解析の基礎(考え方と実際例) 第13回 有機遷移金属化学・クロスカップリング反応 第14回 有機遷移金属化学・オレフィンおよびアルキンのメタセシス 第15回 有機合成反応の実際例 |
事前・事後学修の内容 | 講義の最後の15分から20分間で、その日の講義の大切なところに関してミニテストをやります。次週までにその問題の復習と、解けなかったところの調査をしておいて下さい。次週の講義の最初に解答の一例と解説をします。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |