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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 工学部機械工学コース |
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選択・必修 | 必修 学科必修 |
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授業科目名 | 材料力学 | |
ざいりょうりきがく | ||
Strength of Materials | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-SYST-2
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 2, 3時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 稲葉 忠司(工学研究科機械工学専攻),吉川 高正(工学研究科機械工学専攻) | |
INABA, Tadashi, YOSHIKAWA, Takamasa |
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実務経験のある教員 | 稲葉忠司:鍵メーカーにおける製品開発・設計の担当経験から,各種機械部品を例にとり,材料力学の重要性について説明する. 吉川高正:硝子メーカーにおける製造・加工機器設計および生産技術の担当経験から,実務における強度設計の重要性について説明する. |
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SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 機械や構造物の設計にあたっては,製作された機械構造物が,使用期間中に外力によって破壊したり,大きく変形したりしないようにしなければならない.材料や構造物がもつ破壊に対する抵抗を強度と呼び,構造物に外力が加わっても破壊しないということは,材料が十分な強度を有していることを意味する.また,変形に対する抵抗を剛性と呼び,変形が小さい構造物は十分な剛性を有するという.このように十分な強度と剛性を有する安全な構造物を設計するためには,外力が作用したときの構造物の力の伝わり方や変形を解析することが必要であり,材料力学はこの解析を行うことを目的としている.したがって,材料力学は機械構造物の設計において強度や剛性を保証して,安全に使用されるようにするための基礎学問であり,将来機械エンジニアを目指す学生にとって不可欠な学問である. |
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学修の目的 | 十分な強度と剛性を有する安全な構造物を設計するための基礎知識について学び,理解することを目的とする. |
学修の到達目標 | 応力とひずみの概念,および両者の関係を表すフックの法則について知り,棒の引張・圧縮,はりの曲げ,丸棒のねじり,長柱の座屈などの各事象について,強度と剛性を説明できるようになることを到達目標とする. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | すべての演習問題の解答提出を必須とする. 評価は,定期試験(100点満点)で行い,点数/10を四捨五入して最終成績とし,最終成績6以上を合格とする. |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 毎回の授業において,その日学ぶ項目の重要性・面白さをしっかりと説明する.毎回の授業は,完結し,前半講義・後半演習とする.演習にあたっては,大学院学生TAが,学生個人個人の疑問に応える.遅刻・私語は一切認めない. |
教科書 | 材料力学―機械設計の基礎―(戸伏壽昭ほか,コロナ社) |
参考書 | 機械工学入門シリーズ2「材料の力学」(冨田佳宏ほか,朝倉書店) 機械工学エッセンス1「材料力学」(田中啓介・木村英彦,培風館) |
オフィスアワー | 水曜日18:00~19:00に,機械棟4階稲葉教員室および吉川教員室にて対応. 電子メールによる受け付け可. |
受講要件 | 特になし. |
予め履修が望ましい科目 | この授業に先立って,応用微分積分学などで学ぶ微分・積分に習熟しておく必要がある. |
発展科目 | この授業の発展・応用として,弾性力学,計算機援用工学,機械設計製図Ⅰ(ウインチの設計)がある. |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 強度,剛性,応力,ひずみ,弾性,フックの法則,引張・圧縮,熱応力,トラス,衝撃応力,ねじり,曲げ,ねじり,座屈 |
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Key Word(s) | Strength,Stiffness,Stress,Strain,Elasticity,Hooke's law,Tension and compression,Thermal stress,Truss,Impact stress,Bending,Torsion,Buckling |
学修内容 | 第1回 イントロダクション 第2回 機械・構造物の強度設計の基礎を学ぶ.キーワードは,強度および剛性である.引張負荷を中心に解説する.自重で壊れないための設計法,平等強さの棒などを演習する(引張・圧縮応力とひずみ,弾性と塑性,材料の強度と許容応力). 第3回 構造物が高温にさらされる場合の安全性について学び,演習行う(熱応力,不静定問題). 第4回 トラスなど構造物の応力・変形解析法の基礎を学び,演習する(トラス,構造物の強度). 第5回 構造物に衝撃荷重が加わる場合の安全性について学び,演習を行う(衝撃応力,ひずみエネルギー). 第6回 平面図形の幾何学的性質について学び,演習を行う. 第7回 真直はりの曲げⅠ(基本的な荷重条件における曲げモーメント)を学び,演習する. 第8回 真直はりの曲げⅡ(種々の荷重条件における曲げモーメント)を学び,演習する. 第9回 真直はりの曲げⅢ(応力解析)を学び,演習する. 第10回 真直はりの曲げⅣ(平等強さのはり)を学び,演習する. 第11回 真直はりの曲げⅤ(たわみ解析)を学び,演習する. 第12回 真直はりの曲げⅥ(はりの不静定問題)を学び,演習する. 第13回 円形断面棒のねじり強度・変形解析法を学び,演習する(せん断応力,せん断ひずみ). 第14回 構造物の不安定現象(座屈)についての解析法を学び,演習する. 第15回 まとめ 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 事後学修:当日の講義の内容,例えば基礎式の導出過程や基礎式を用いた例題の解説等について,自らの知識として定着するよう復習する. |
事前学修の時間: 事後学修の時間:240分/回 |