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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修科目
授業科目名 分析化学
ぶんせきかがく
Analytical Chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2021-008
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 岡咲洋三(生物圏生命化学科)

OKAZAKI, Yozo

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 食品などの生物由来の試料には様々な化合物が含まれています。それらの化合物の種類や含量を正確に理解することは、食品の安全性を確保する上で非常に重要です。そのため、この科目は生物資源学部開講「食品衛生コース」科目の一つとされています。この講義の前半では化合物の分析に関する基礎論理を講義し、後半では機器分析による化学構造解析について解説をおこないます。
学修の目的 生物資源学部、特に生物圏生命化学科の卒業生は食品産業や化学関連産業に従事することが少なくありません。そのような現場では化合物の濃度の測定や、構造の確認についての基礎的な理解が不可欠です。この講義では、化合物の分析や構造の解析方法の基礎を学生が理解することが出来るようになることを目的とします。
学修の到達目標 この講義を通じて、分離分析、構造解析に応用されている化学概念の習得することができます。そのために、以下の学習到達目標を設定します。
(知識)化合物の濃度の取り扱い、抽出法、分析手法の基礎的知識を習得し、物性に応じた測定方法について具体的に説明できるようになる。
(態度)講義中の質疑応答を通じて化合物分析に関する課題について意見を交換しつつ、適当な質疑を行うことで、講義内容についてより多面的に理解を深めていくことができます。
(技能)小テストやレポート作成を通じて、自らの意見などを論理的に記述する力を養うことができます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○(1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

「感じる力」=30%「考える力」=50%「生きる力」=10%「コミュニケーション力」=10%

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 小試験(20) 期末試験(80)。 優:80%以上,良:70%以上80%未満,可:60%以上70%未満,不可:60%未満。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 感想内容等を反映させる。
教科書 化学教科書シリーズ 分析化学概論(丸善株式会社 田中・澁谷・庄野 著)
参考書
オフィスアワー 講義終了後 12:00 - 13:00
受講要件 この科目は有機化学を理解していることを前提に講義を進めます。予め有機化学I,、II等の科目を受講し、有機化学の基礎を理解してから受講すること。
予め履修が望ましい科目 有機化学I, II
発展科目 生物機能化学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 基礎論理 機器分析の原理
Key Word(s) separation, instrumental analysis
学修内容 第1回授業概要説明、アンケートの実施
第2回溶液の濃度
第3回溶媒抽出法
第4回分離分析 分離の理論I
第5回分離分析 分離の理論II
第6回機器分析 ガスクロマトグラフィー
第7回機器分析 液体クロマトグラフィー
第8回機器分析 金属分析 
第9回機器分析 質量分析
第10回機器分析 紫外吸収
第11回機器分析 赤外吸収
第12回機器分析 核磁気共鳴I
第13回機器分析 核磁気共鳴II
第14回機器分析の実際I
第15回機器分析の実際II
第16回期末試験
事前・事後学修の内容 予習:教科書の該当箇所をよく読んでおくこと。
復習:わからない内容は質問するともに、小テストの内容をきちんと理解すること。

第1回:事前 有機学I, IIの復習を行う事 (2時間)
    事後 生化学の復習を行う事 (2時間)
第2回:事前 溶液調整関する内容について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第3回:事前 溶媒抽出法の内容について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第4回:事前 分離理論について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第5回:事前 分離理論について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第6回:事前 ガスクロマトグラフィーについて予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第7回:事前 液体クロマトグラフィーについて予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第8回:事前 金属分析について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第9回:事前 質量分析について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第10回:事前 紫外吸収について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第11回:事前 赤外吸収について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第12回:事前 核磁気共鳴について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第13回:事前 核磁気共鳴について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第14回:事前 核磁気共鳴について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
第15回:事前 機器分析法について予習を行う事 (2時間)
    事後 講義内容の復習 (2時間)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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