シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2022 年度 | |
---|---|---|
開講区分 |
工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育 建築構造 |
|
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
|
選択・必修 | 選択 |
|
授業科目名 | 防災安全工学 | |
ぼうさいあんぜんこうがく | ||
Disaster prevention and safety engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ARCH-3
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
|
授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 佐藤公亮(工学部建築学科) | |
SATO Kosuke | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 地震のメカニズム、地震災害と防災体制、地震動を受けた建築物の挙動と被害、および建築物の耐震設計法について学習する。南海トラフ巨大地震、紀伊半島の活断層地震など、特に三重県地域の災害にもスポットライトを当てる。ビデオによって地震災害の実際を見て対策を考えること、さらには卓上実験を通して、建築物の振動を体得しつつ振動論を学習することにも重点を置く。 |
---|---|
学修の目的 | |
学修の到達目標 | 地震・防災に関する情報を正しく収集し、理解し、応用できる能力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 配点は、演習課題30%、試験70%とする。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
地域理解・地域交流の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 初回の授業で,目的,到達目標,成績評価の方法と基準などを説明し,位置づけの明確化に努める.授業評価アンケートに基づく改善を行う. |
教科書 | 教科書:地震と建築防災工学(小野徹郎・小浜芳朗・畑中重光・他,理工図書) |
参考書 | |
オフィスアワー | 原則的に毎週の授業後.質問等は教員室にて随時受け付けている。電子メールも随時対応する.sato@arch.mie-u.ac.jp |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 地学により、地震のメカニズムを理解しており、基礎微分積分学により、2階の微分方程式が解けることが望ましい。建築力学I・II・III、鉄筋コンクリート構造、鉄骨構造で得られた知識の応用も多い。 |
発展科目 | 建築構造設計演習 |
その他 | 2020年度以前に開講していた「建築防災工学」の名称変更である。 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 地震、津波、液状化、振動論、耐震設計 |
---|---|
Key Word(s) | Earthquake, Tsunami, Liquefaction ,Structural dynamics |
学修内容 | 1.建築防災工学概論(阪神・淡路大震災と東日本大震災) 2.地震発生のメカニズムと三重県の地震危険度 3.地震動の尺度と特性 4.地盤の液状化と側方流動、東日本大震災の地盤被害 5.兵庫県南部地震1(RC造建物の被害と対策) 6.兵庫県南部地震2(材料施工上の問題点、ブロック塀の被害と対策) 7.兵庫県南部地震3(木造建物の被害と対策) 8.津波と東日本大震災 9. 建築振動論の基礎 10.自由振動卓上実験と計算 11.減衰自由振動の解 12.調和振動と共振曲線 13.地震応答解析の基本 14.応答スペクトルと耐震設計 15. 小型振動台による耐震実験 16.試験 |
事前・事後学修の内容 | <予習>各回において前回の授業内容を確認し,教科書・資料を通読する. <復習>各回終了後に,教科書・資料を通読する. |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:90分/回 |