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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 高分子物性学
こうぶんしぶっせいがく
Physical Chemistry for Polymer
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-PHCH-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 藤井 義久(工学部分子素材工学科)

FUJII, Yoshihisa

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 高分子が示す特性を分子論から解説し、低分子化合物の場合と比べながら「高分子」の性質について理解を深める。
(Course description/outline)
Explains the characteristics of macromolecules from molecular theory, and deepens the understanding of the properties of "macromolecules" compared to "smal molecular compounds".
学修の目的 「高分子」の性質について理解できるようになる。
(Learning objectives)
Understand the properties of “polymer”.
学修の到達目標 高分子材料の特性の基礎的な理解と応用例に関する知識の習得
(Achievements)
Basic understanding of properties of polymer materials and knowledge on applications
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
○自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
○化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
○科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
○化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

(Relation to university educational goals)

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席(30%)、中間・期末テスト(70%)
(Grading policies and criteria)
30% attendance + 70% exam
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
授業改善の工夫 随時、内容の理解度を把握するため双方向の授業進行を心がける。
(Ideas for improving classes)
Try to make interactive lessons to understand the level of understanding of the content.
教科書 高分子化学Ⅱ物性(松下裕秀、丸善)
(Textbooks)
参考書 高分子の界面・コロイド科学(川口正美、コロナ社)
高分子の構造と物性(松下裕秀、講談社)
新・高分子合成実験法 4 高分子材料のキャラクタリゼーション(丸善出版(映像))
新・高分子合成実験法 5 高分子の物性(丸善出版(映像))
(Reference materials)
オフィスアワー 随時,分子素材工学棟2階3222室
(Office hour)
TBD
受講要件 無し
(Prerequisites)
None
予め履修が望ましい科目 基礎教育科目の基礎物理学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、専門教育科目の物理化学A
(Courses encouraged to take in advance)
発展科目 生体材料化学
(Advanced courses)
Biomaterial chemistry
その他 英語対応授業である。
This course is English-supported.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 高分子材料、高分子溶液、高分子の凝集構造、高分子のレオロジー、高分子の表面・界面
Key Word(s) Polymer material, Polymer solution, Polymer condensed structure, Polymer rheology, Polymer surface and interface
学修内容 第1回 高分子の歴史と分類
第2回 高分子の形と大きさ1
第3回 高分子の形と大きさ2
第4回 高分子希薄溶液の性質
第5回 理想鎖と実在鎖
第6回 準希薄溶液の性質
第7回 高分子固体の性質
第8回 高分子の測定法
第9回 異種高分子混合系の相分離
第10回 ブロック共重合体の相分離
第11回 高分子の結晶化とガラス転移
第12回 高分子の表面・界面1
第13回 高分子の表面・界面2 
第14回 高分子の粘弾性1
第15回 高分子の粘弾性2
第16回 期末テスト
(Course contents)
1. History and classification of macromolecules
2. Shape and size of polymer 1
3. Shape and size of polymer 2
4. Properties of dilute polymer solution
5. Ideal chain and real chain
6. Properties of semi-dilute solutions
7. Properties of polymer solids
8. Measurement for macromolecules
9. Phase separation of mixed polymer systems
10. Phase separation of block copolymer
11. Crystallization and glass transition of polymer
12. Polymer surface / interface 1
13. Polymer Surface / Interface 2
14. Viscoelasticity of polymer 1
15. Viscoelasticity of polymer 2
16. Test
事前・事後学修の内容 教科書を予め読み次回の予習をしておくこと。教科書の章末問題を復習として行うこと。
(Contents for pre and post studies)
Read textbooks in advance and prepare for the next lecture.
Review the end of the textbook chapter.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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