三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・環境情報システム学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(情報コース)
授業科目名 設計製図学演習Ⅰ
せっけいせいずがくえんしゅうⅠ
Exercise Ⅰ of Design and Drawing
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3242-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 5, 6, 7, 8時限
講義の内容に応じて柔軟に設定する。
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 山下光司(共生環境学科)

YAMASHITA, Mitsushi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  機械システム・装置を構成する機械要素のJISに基づく製図法を学ぶと共に,3次元CAD/CAMの基礎を概説し,3次元CADを用いた基本的な3次元モデリング・アセンブリおよび2次元図面化法を学ぶ。なお、本講義は設計製図学Ⅰと連携して進める。
学修の目的  機械系の設計技術者としての基礎的素養を習得するため,機械装置の分解・スケッチの仕方,JISに基づく製図法を学ぶと共に,基本的な3次元モデリング・アセンブリおよび2次元図面化法を学び、機械設計製図・CADの基礎知識を身につける.
学修の到達目標 (1)機械装置の分解・スケッチができる。(2)機械要素(締結要素、軸・継手・軸受など)および機械装置のJISに基づく2次元製図ができる。(3)3次元CADによる機械要素および簡単な機械装置の3次元モデリング・アセンブリができる。(4)3次元モデルから2次元図面を作成できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 学習態度(20%),課題製図(80%)。但し,全ての課題を提出すること。また,4回以上の欠席の場合不合格とする。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 課題製図の進捗度を見ながら、必要に応じて適切な指導説明を行うと共に、受講生の理解度合をアンケートにより把握しながら進める。
資料の提示、課題の提出先としてMoodleを利用する。
教科書 教科書:JISにもとづく機械設計製図便覧(大西 清ら著,理工学社)
CAD用教科書:SolidWorksで始める3次元CADによる機械設計と製図(宋 相載 日高 慶明著、共立出版)
参考書 教科書:JISにもとづく機械設計製図便覧(大西清、オーム社)
教科書:よくわかる3次元CADシステムSolidWorks入門(牛山直樹著、日刊工業新聞社)
オフィスアワー 基本的に在室時はいつでもOKである。場所418号室
受講要件 同時期に開講される設計製図学Ⅰを受講すること。
予め履修が望ましい科目 環境系数学基礎、環境系応用数学Ⅰ、環境系力学基礎Ⅰ、環境系力学基礎Ⅱ
また、同時期に開講される環境材料・加工学、環境系応用数学Ⅱ、環境系応用力学Ⅱの受講が望ましい。
発展科目 設計製図学Ⅱ、設計製図学演習Ⅱ
その他 学期の初めに,3DCADソフト(SolidWorks)を各自のノートパソコンにインストールします。
したがって,各自のノートパソコンは受講前に正常に動作するようしっかりとメンテナンスをしておいて下さい。
3DCADソフトは、情報処理センターのライセンスサーバーにアクセスして動作しますので,正規時間外でも学内であれば利用することが出来ます。

授業計画

MoodleのコースURL https://portal.mie-u.ac.jp/moodle2/course/view.php?id=1374
キーワード 2次元製図法、3次元CAD、設計法,締結用機械要素,回転軸系要素
Key Word(s) 2D Drawing,3DCAD,Design,Mechanical element
学修内容 1.モノづくりの流れ,機械製図法の概要
2.機械製図での図形の表現法
3.機械製図での寸法記入法
4.機械要素のスケッチの仕方
5.演習課題1(簡単な機械装置のスケッチ)
6.演習課題2(簡単な機械装置の手書き製図)
7.演習課題3(簡単な機械装置の手書き製図)
8.CAD/CAM/CAEの概要
9.3次元立体の生成法法
10.3DCADソフト(SolidWorks)の基本的な操作
11.3Dモデリングの基本操作(押し出し、回転、スイープ)
12.3Dアセンブリングの基本操作(合致による幾何拘束)
13.演習課題3(簡単な機械装置の3Dモデリング)
14.演習課題4(簡単な機械装置の3Dアセンブル)
15.演習課題5(簡単な機械装置の2次元図面化)
事前・事後学修の内容 製図法の学習では、事前学習にてテキスト「機械設計便覧」を通読し、理解しにくかった事柄を講義で確認すること。また、製図法のみならず、材料、機械製作法についても事前事後学習すること。
3DCADソフトの操作法については、事前事後学習にて操作に習熟すること。
分解スケッチ、製図、3Dモデリングの演習課題は基本的に授業時間外に行うことになる。
事前事後学習、演習課題の作成にはトータルで60時間以上を要します。
・機械装置(製品)の分解スケッチを行い、それらがどのようにして製作されたものか、同じ機能の製品を製作するためには、どのような部品をどのように加工し、組み立てる必要があるか推定する。それらの知識を元に、その製品の2次元製図を手書きにて作成する。つづいて、同製品を3次元CADソフトを用いてモデリング・アセンブルを行い、2次元図面を作成する。
・SolidWorks をインストールした各自のノートパソコンを十分に活用して、自学自習により、その操作法を習得し、CAD演習や課題作成を行うこと。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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