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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・環境情報システム学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目 |
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授業科目名 | 設計製図学Ⅱ | |
せっけいせいずがく2 | ||
Design and Drawing Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-2231-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 5, 6, 7, 8時限 講義の内容に応じて,開講時間は柔軟に設定する。 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 山下光司(共生環境学科) | |
YAMASHITA, Mitsushi | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 「設計製図学Ⅰ・同演習Ⅰ」の内容に続いて,機械系の設計技術者としての基礎および応用的素養を養うことを目的としています。具体的な機械装置の設計および3Dモデリング課題に取り組んでもらいます。設計に必要な知識・技術・情報を自ら学び,アイデアや創造性を発揮して具体的な機械を創造していくプロセスを体験します。なお、設計製図学演習Ⅱと連携して進めます。 |
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学修の目的 | 機械系の設計技術者としての基礎および応用設計能力,3Dモデリング能力を獲得するために,設計に必要な知識・技術を学び,自らアイデアや創造性を加えて具体的な機械を創造する能力を得ることを目的とする。 |
学修の到達目標 | 1)機械装置の応用設計・高度な3Dモデリングができる。2)動力伝達機構・要素のスケルトン図や製図を作成できる。3)面肌と表面粗さ、寸法公差及びはめあい、幾何公差、溶接記号を使うことができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 学習態度(20%),課題(80%)。但し,すべての課題を提出すること。また,4回以上の欠席の場合不合格とする。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | ・課題設計に必要な知識・技術・情報を受講生自らが調べ,その結果を発表する機会を設ける。 ・設計し完成した3次元モデルの発表会を行います。 ・受講生の演習課題や応用課題の進展具合を把握しながら、アドバイスや解説を必要に応じて行う。また講義毎に小アンケートを実施し、受講生の質問等に応えていく。 ・資料の提示、課題の提出先としてMoodleを利用する。 |
教科書 | 教科書:JISにもとづく機械設計製図便覧(大西 清ら著,理工学社) CAD用教科書:SolidWorksで始める3次元CADによる機械設計と製図(宋 相載 日高 慶明著、共立出版) |
参考書 | 教科書:JISにもとづく機械設計製図便覧(大西清著、オーム社) 教科書:よくわかる3次元CADシステムSolidWorks入門(牛山直樹著、日刊工業新聞社) |
オフィスアワー | 基本的に在室(418号室)の場合にはいつでもOKである。 |
受講要件 | 原則として設計製図学Ⅰ,設計製図学演習Ⅰを履修済みであること。 |
予め履修が望ましい科目 | 環境系力学基礎Ⅰ,環境系応用力学Ⅰ、環境系力学基礎Ⅱ,環境系応用力学Ⅱ、環境材料・加工学、設計製図学Ⅰ、設計製図学演習Ⅰ |
発展科目 | |
その他 |
・同時期に開講される設計製図学演習Ⅱを受講すること。 ・前期の設計製図学演習Ⅰに引き続き,各自のノートパソコンにインストールした3DCADソフト(SolidWorks)を使用します。 ・各自のノートパソコンは,常に正常動作するようメンテナンスを行っておくこと。 |
MoodleのコースURL |
https://portal.mie-u.ac.jp/moodle2/course/view.php?id=1675 |
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キーワード | 3次元CAD、モデリング法、アセンブル法、設計法,製図学,動力伝達用機械要素 |
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Key Word(s) | 3DCAD,Modeling,Assembling,Design,Power Transmission,Mechanical element |
学修内容 | 1.本授業の概要 2.応用課題(1‐課題及び設計手順の説明) 3.応用課題(2‐課題の設計製作に関する資料・情報の収集・整理) 4.応用課題(3‐課題の設計製作に関する資料・情報の講習会) 5.応用課題(4‐課題の基本設計:企画・構想・イメージ図作成) 6.動力伝達機構およびスケルトン図 7.応用課題(5‐課題の詳細設計:部品の設計、部品表) 8.応用課題(6‐課題の詳細設計:組立プロセスの検討、設計結果公表) 9.仕上精度、面肌、寸法公差、はめあい 10.幾何公差、溶接記号 11.歯車、動力伝達機構の製図法 12.3Dモデリング・アセンブリングの応用操作 13.応用課題(7-3Dモデリング) 14.応用課題(8-アセンブル) 15.応用課題(9-3次元モデルの発表会) |
事前・事後学修の内容 | ・製図法の学習では、事前学習にてテキスト「機械設計便覧」を通読し、理解しにくかった事柄を講義で確認すること。 ・製図法のみならず、材料、機械製作法についても事前事後学習すること。 ・3DCADソフトの操作法については、事前事後学習にて操作に習熟すること。 ・事前事後学習、応用課題の作成にはトータルで60時間以上を要します。 ・応用課題は基本的に授業時間外に行うことになる。 ・応用課題では、各自で基本構想(企画)を立て、詳細設計を行い、それを3次元モデリングします。最後に各自のモデルを発表し、皆で評価し合います。 ・応用課題の設計モデリングでは、まず、基本設計にて機械装置の基本構想・主要機構・イメージを明確にする。次いで詳細設計にて、それらの機構を構成する部品の材質・構造・形状・寸法・加工法を決定し、組立法を明確にする。設計の終了後、3次元CADソフトを用いて全ての部品の3Dモデリングを行い、構想した機械装置を3Dアセンブルモデルとして完成する。 ・仕上精度、面肌、寸法公差、はめあい、幾何公差、溶接記号に関する課題を行う。 ・前期に続いてSolidWorks をインストールした各自のノートパソコンを活用する。 |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:150分/回 |