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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・芸術・スポーツ系教育領域
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 美術史特論Ⅲ
びじゅつしとくろんIII
Art History III
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-T&HA-4
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 山口泰弘

Yamaguchi,Yasuhiro

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 江戸時代を中心として、日本と西洋とのあいだの美術上の接触を検証し、西洋という異文化を体験した衝撃がどのように日本文化の変容に作用したかについて探っていく。さらに、それを基点にして日本文化の特性を浮き彫りにしていく。江戸文化というと、鎖国によって閉ざされたなかで密やかに成熟した文化と思われがちである。しかし、長崎の出島に開かれた小さな戸口からは、西洋という未知なものへの好奇心をかき立てる様々なイメージが意外なほど多く流れ込んだ。歌川広重の「東海道五十三次」や葛飾北斎の「富嶽三十六景」は、実は、江戸文化の伝統と新たな西洋イメージとの相克と融合の結果生まれたともいえる。この授業では、西洋という異文化に接触したときに発生した江戸文化の変容を、美術史の視点から考察する。
学修の目的 歴史の展開を理論づける高い専門性と広い視野を得ることができるようになる。
学修の到達目標 東洋と西洋との芸術品相互の関係性を明らかにすることをテーマとし、文化の多様性、広汎性を理解する。美術史の基板となる概念や研究方法について学修する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 研究発表、授業中の発言、レポートの成績等に基づいて総合的に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特に指定しない。
参考書 授業中、適宜示す。
オフィスアワー 毎週木曜日12:00〜13:00
芸術学研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 美術史
Key Word(s) art history nanban meganee hokusai hiroshige kuniyoshi
学修内容 第1回 総説
第2回 概説 大航海時代と東洋・日本
第3回 南蛮美術(1) 世界図上の日本
第4回 南蛮美術(2) 南蛮屏風
第5回 南蛮美術(3) 洋人奏楽図屏風
第6回 中国における西洋の表象(1) 円明園・北京のベルサイユ宮殿
第7回 中国における西洋の表象(2) カスティリオーネ・郎世寧
第8回 洋風画(1) 円山応挙と眼鏡絵
第9回 洋風画(2) 秋田蘭画
第10回 洋風画(3) 司馬江漢
第11回 浮世絵(1) カメラ・オブスクラと浮絵
第12回 浮世絵(2) 葛飾北斎
第13回 浮世絵(3) 歌川広重
第14回 浮世絵(4) 歌川国芳
第15回 総括
定期試験
事前・事後学修の内容 東洋と西洋との芸術品相互の関係性を明らかにすることをテーマとし、文化の多様性、広汎性を理解する。美術史の基板となる概念や研究方法について学修する。
事前学修の時間:    事後学修の時間:

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