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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 臨海実習
りんかいじっしゅう
Field study on aquatic animals
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-2524-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

夏季休業期間中に実施する

開講時間
夏季休業期間中に実施する
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 水産実験所

担当教員 ○松田浩一(水産実験所),岡辺拓巳(水産実験所)、古丸 明(海洋生物資源学科)、山本康介(水産実験所)、淀 太我(海洋生物資源学科)、伯耆匠二(海洋生物資源学科)

○MATSUDA, Hirokazu; OKABE, Takumi; KOMARU, Akira; YAMAMOTO, Kosuke; YODO, Taiga; HOUKI, Shouji

実務経験のある教員 松田:三重県水産研究所で水産生物の種苗生産や増養殖に関する実務的業務に従事していた経験を活かし,実務的な視点を取り入れた指導を行う。
岡辺:気象に関する民間企業での実務経験や教育研究機関でのスマート水産業に係る研究に従事していた経験を活かし、実務的な視点を取り入れた指導を行う。
古丸:国立研究機関で二枚貝類の繁殖,遺伝に関する研究に従事していた経験を活かし,実務的な視点を取り入れた指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 沿岸性の魚類や無脊椎動物の採集・観察・同定・保存などの実習を水産実験所において実施するとともに,地域水産業の実状に触れるための視察等を行う。
学修の目的 多種多様な沿岸海洋生物に実際に触れ、海洋生物研究を行うための基礎的な知見や技術を習得するとともに、生物多様性に対して具体的な知識を得ることによって,沿岸生態系の理解を深める。
学修の到達目標 多種多様な沿岸性海洋生物の生態観察,採集,分類・同定,保存とともに、それらの記録を行うことができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポート90%,実習中の受講態度10%(合計が60%以上で合格)
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 資料は実習時に配布する.
参考書
オフィスアワー オフィスアワーは毎週木曜日12:00~13:00(場所は水産実験所)とします。これ以外にも、水産実験所の教員については事前にメール等で連絡し、予約することで随時面談ができます。(松田:hmatsuda@bio.,岡辺:okabe@bio.,山本:y-kosuke@bio.)
受講要件 臨海実習ガイダンスに必ず出席すること(欠席者には受講を認めない)。フィールドでの作業には危険が伴うので,学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。
予め履修が望ましい科目 生物資源学総論,海洋生物学,水産学総論,魚類学
発展科目 水族神経科学,浅海増殖学実習,海洋動物学実験,藻類学実習,海洋生物資源調査実習,魚類増殖学,卒業研究
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目
高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 魚類, 沿岸無脊椎動物,浮遊生物,分類, 同定,生物多様性
Key Word(s) Fishes, invertebrates, Planktons, algae, Systematics, Identification, Biodiversity
学修内容 1講目:全体の内容と注意点の説明
2講目:実験所周辺の磯場での生物採集(1回目)
3講目:実験所周辺の磯場での生物採集(2回目)
4講目:磯場で採集した生物の分類と同定(1回目)
5講目:磯場で採集した生物の分類と同定(2回目)
6講目:磯場で採集した生物のリスト作成
7講目:実験所周辺の魚市場で水揚げされた魚の分類と同定
8講目:実験所周辺の魚市場で水揚げされた魚のリスト作成
9講目:魚の展鰭とスケッチ(1回目)
10講目:魚のスケッチ(2回目)
11講目:実験所周辺でのプランクトン採集
12講目:実験所周辺で採集されたプランクトンの観察とスケッチ
13講目:実験所周辺の漁業関係の博物館の視察
14講目:実験所周辺の漁業の特徴についての講義
15講目:実験所周辺の漁協で魚市場視察
実習終了後に内容に関するレポート提出
事前・事後学修の内容 予習項目:
「海洋生物学」の講義内容をよく復習しておくこと.
事前に図鑑等を使用して,水産実験所が所在する鳥羽市および熊野灘に分布する沿岸性無脊椎動物や魚類,藻類について予習しておくこと.

復習項目:
事後学修として,他班の結果と比較し,採集生物種の違いなど他班との差異について,その要因を班員と相談しながら検討すること(レポートに反映させる).
事前学修の時間:300分/回    事後学修の時間:300分/回

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