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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
工学部機械工学科
選択・必修 選択
学科選択
授業科目名 自動車工学
じどうしゃこうがく
Automobile Engineering
単位数 1 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

講義日指定科目である。詳しくは機械工学科の掲示板を確認すること

開講時間 金曜日 1, 2, 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 小林 慎一,杉本洋一(各機械工学科非常勤講師)

KOBAYASHI, Shinichi
SUGIMTO, Yoichi

実務経験のある教員 杉本洋一:在職中の自動車メーカーにおける研究開発の事例をもとに,将来の輸送機械・制御技術や市場の展望を説明.
小林慎一:在職中の自動車メーカーにおける動力機器の研究開発・企画の事例をもとに,近未来的な輸送機器・技術についての講義を展開.

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  自動車工学は内燃機関と車両工学の2分野に分けて講義を行う.
 内燃機関は機構学,機械力学,流体力学,伝熱・熱力学,化学・燃焼工学,潤滑工学,電気工学,材料工学などの分野に関わりを持ち,且つ経験を基に体系化された工学分野である.講義ではHondaにおける経験を基に,図表を用いて平易に解説し,内燃機関の基本項目について理解を図る.また, 内燃機関の将来像について,グループディスカッションおよび全体討議を行い,今後の内燃機関技術の方向性について知識,理解を深める.
 車輌工学では, 次世代環境技術としての取り組みについて, 代表例を紹介しながらその技術を解説する. また, 交通安全の課題とともに, 安全支援システムの歴史, 将来について, 解説する. 同時に, 自動運転システムに関しても解説を行う. なお, 講義終了後, グループに分かれ, 自動車の将来像について, グループデ ィスカッションを行う.
学修の目的 自動車を学術的な立場から理解すると共に,内燃機関,車輌制御につて深く学習する.
学修の到達目標 自動車を学術的な立場から理解すると共に,内燃機関,車輌制御につて深く学習する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
 社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
 コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
 工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
 機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
 デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
 実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
 自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準  各テーマとも,出席は必要条件であり,各分野それぞれで6割以上出席した者に対して単位を与える.評価は,各テーマに対して定期試験(合計100点満点)で行い,55点以上を合格とする.
各テーマの得点の平均の1/10を四捨五入して成績とし,6以上を合格とする.
なお,1 テーマでも不合格の場合には,単位を認定しない.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫  図表などのプリントを配布し,OHP・スライドとの併用で理解の向上を図る.最新の実用化されている技術例を豊富に用いて,実際的な工学の適用についての理解を図る.
教科書 教員作成のプリントを配布する.
参考書 特になし
オフィスアワー 授業直後に講義室にて質問を受け付ける.
受講要件
予め履修が望ましい科目  内燃機関分野に関しては,熱・流体工学関連科目,車輌工学分野に関しては,力学・制御工学関連科目を履修していることが望ましい.
発展科目  内燃機関の基礎としては,「工業熱力学及び演習」,「エネルギー変換工学Ⅰ及び演習」がある.車両工学の基礎としては,「機械力学及び演習」,「制御工学及び演習」がある.
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 交通機械, 内燃機関, 熱力学, 次世代自動車, 環境技術, 衝突安全性,予防安全性, 自動運転
Key Word(s) Motorcycle, Automobile, Internal combustion engine, Thermodynamics,
Next­generation car, Environmental technology, Collision safety,
Preventive safety, Autonomous drive
学修内容 第 1, 2 回 内燃機関テーマのグループディスカッション発表(小林 講師)
第3回 討議課題演習
第 4,5 回 内燃機関テーマの全体討議(小林 講師)
第6回 討議課題演習
第7,8 回 内燃機関テーマの全体討議(小林 講師)
第9回 討議課題演習
第 10,11 回 内燃機関を取巻く状況,内燃機関の基礎知識(小林 講師)
第 12,13 回 環境・エネルギー課題, 次世代環境技術, 安全支援技術, 自動運転(杉本 講師)
第14,15 回 グループディスカッション, 発表(杉本 講師)

以上の講義はそれぞれ集中講義によって行う.講師の都合により,順序が入れ替わる場合がある.具体的なスケジュールについては,掲示にて連絡する.
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:30分/回

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