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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 工学部機械工学コース |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 工業熱力学 | |
こうぎょうねつりきがく | ||
Engineering Thermodynamics | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ENGY-2
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 2, 3時限 木曜日4時限に開講される「流体工学基礎・工業熱力学演習」と連携して開講されるので,開講時限に注意する. |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 工学部内 | |
担当教員 | 丸山 直樹(工学研究科機械工学専攻) | |
MARUYAMA Naoki | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 工業熱力学は,機械工学におけるいわゆる4力学の1つとして基礎となる重要な科目であり,伝熱,燃焼,エンジン,タービン,冷凍,空調といった熱工学の基礎となるものである.「工業熱力学」という言葉は,限られたエネルギー資源から得た熱エネルギーを無駄なく有効仕事へ変換するという意味を持っている. 講義は,工業熱力学の社会的背景と講義の意義から始め,熱エネルギーの本質と熱現象を支配する各法則について詳述し,その後,混合気体へと進む.また,講義の理解を深めるため,「流体工学基礎・工業熱力学演習」において多数の演習を行い,応用力が身に付くことを主眼として進める. |
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学修の目的 | 機械工学専攻生として,熱工学,熱エネルギー変換に関する基盤となる知識を身につけると共に,関連課題を解決できるようになる. |
学修の到達目標 | 工業熱力学の基本問題ならびに応用問題に対して,現象をイメージでき,問題解決に至る考え方を修得できるようになることを目的とする. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席は必要条件であり,8割以上出席した人を単位認定の対象とする.評価は,中間試験,定期試験および連携して開講される「流体工学基礎・工業熱力学演習」の演習点の合計100点で行う.合格点を60点とし,合計点数/10を切り捨てて最終成績とする.9.5以上を評価10とする.最終成績6以上を合格とする.本授業の評価は,「流体工学基礎・工業熱力学演習」の工業熱力学演習の評価にも該当する. |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 図を多用し,言葉に加えて状況をイメージできるように努めている.工業熱力学では,問題解決の際にいくつかの基礎式を用いる.問題解決に至る考え方を重視して授業を進めている. 講義では,前回の復習と当日の予習から始め,授業の後半で例題を解くことにより,講義内容とその適用方法について理解できるようにしている. |
教科書 | ・「熱エネルギーシステム(第2版)」(加藤編著,共立出版) ・演習は自作プリント配布 |
参考書 | ・「工業熱力学 基礎編」(「工業熱力学 応用編」(谷下市松 著,裳華房) など,関連書籍は多数ある. |
オフィスアワー | 授業終了後に講義室ならびに機械創成棟3階 丸山教員室(2311室)にて対応.電子メールによる受け付けは随時可. |
受講要件 | 特にない. |
予め履修が望ましい科目 | 本授業では,微分,積分を多数用いる.物理学に加えて数学科目を修得しておくことが望ましい. |
発展科目 | エネルギー変換工学Ⅰ・Ⅱ,機械設計製図Ⅱ(ディーゼルエンジンの設計)など. |
その他 | 演習には,事前に十分な学習が必要となる.講義の初回に,授業の進め方と受講に際しての注意点を説明する. |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 熱力学第1法則,熱力学第2法則,状態方程式,カルノーサイクル,エンタルピー,エントロピー,混合気体 |
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Key Word(s) | The first law of thermoadynamics, The second law of thermoadynamics, Ideal gas, Equation of state, Carnot cycle, Enthalpy, Entropy, Mixture gas |
学修内容 | 本授業と「流体工学基礎・工業熱力学演習」を併せて開講する.授業の初回に授業内容の詳細とスケジュールについて説明するが,概要は以下の通り.10回の講義と,講義に基づく5回の演習と中間試験から構成され,計15回行う. 第1回 講義の意義.エネルギーとその形態 第2回 熱エネルギーのミクロシステム1 第3回 熱エネルギーのミクロシステム2 第4回 エネルギーのマクロシステム,熱力学第1法則(閉じた系) 第5回 熱力学第1法則(閉じた系) 第6回 演習1 第7回 エネルギーのマクロシステム,熱力学第1法則(開いた系) 第8回 演習2 第9回 中間試験と解説 第10回 エネルギーのマクロシステム,理想気体の性質とプロセス 第11回 演習3 第12回 熱エネルギーの有効利用,熱力学第2法則,カルノーサイクル,エントロピー 第13回 演習4 第14回 混合気体と湿り空気 第15回 演習5 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 講義の後に試験形式の演習を取り入れ,中間試験も設けている.これらへの十分な学習を要する. |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |