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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 森林保全生態学演習
しんりんほぜんせいたいがくえんしゅう
Seminar on Forest Conservation Ecology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-5272-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6, 7, 8時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 メールで連絡

担当教員 木佐貫 博光(生物資源学研究科資源循環学専攻), 鳥丸 猛(生物資源学研究科資源循環学専攻)

KISANUKI, Hiromitsu, TORIMARU, Takeshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 森林がもつ多面的機能を高度に発揮させるための育林技術とその基礎となる森林保全生態学,生物保全や生物多様性に関する基礎的な知識を得るなどに関する著書・論文等を講読し,発表を行う.
学修の目的 森林保全生態学特論で学んだ内容の発表を行うことで,理解を深めるとともにコミュニケーション能力を高める.
学修の到達目標 森林生態系および生物多様性の保全に関する理論や研究方法,利用目的にかなった森林の育成と保全に関する最新理論や技術に対する理解を深めると同時に,科学的批判力の向上を図ることを目標とする.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題に対する取り組みを量的および質的に評価し,発表ならびに質疑応答を総合的に評価する.
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書
参考書 鷲谷・矢原著「保全生態学入門-遺伝子から景観まで」文一総合出版
種生物学会編「保全と復元の生物学」文一総合出版
オフィスアワー 火曜日 17:00~18:00
受講要件 森林保全生態学特論を受講すること.
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 履修登録と同時にメールアドレスを教員宛に送信することが望ましい.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 保全生態学,生態系保全,森林生態系,生物多様性
Key Word(s) conservation ecology, ecosystem conservation, forest ecosystem, biodiversity
学修内容 下に示した森林生態学の理論と実際について,各自が文献を検索して探し,その内容に基づいて発表し,質疑応答を行う.
1回:Forest basics 1
2回:Forest basics 2
3回:Forest soils 1
4回:Forest soils 2
5回:Climate and zonation 1
6回:Climate and zonation 2
7回:Primary production 1
8回:Primary production 2
9回:Forest development 1
10回:Forest development 2
11回:Reproductive strategies of forest plants 1
12回:Reproductive strategies of forest plants 2
13回:Reproductive strategies of forest trees 1
14回:Reproductive strategies of forest trees 2
15回:Biotic interactions 1
16回:Biotic interactions 2
17回:Biotic interactions 3
18回:Biotic interactions 4
19回:Biodiversity in woodlands 1
20回:Biodiversity in woodlands 2
21回:Biodiversity in alpine 1
22回:Biodiversity in alpine 2
23回:Forest change 1
24回:Forest change 2
25回:Forest disturbance 1
26回:Forest disturbance 2
27回:The past - how did our forests change? 1
28回:The past - how did our forests change? 2
29回:The future - how will our forests change? 1
30回:The future - how will our forests change? 2
事前・事後学修の内容 1回:森林の基礎を地上部について調べる
2回:森林の基礎を地下部について調べる
3回:森林土壌について詳しくなる
4回:森林土壌動物について種類と役割を調べる
5回:森林の気候区分の理解
6回:森林の微気象の理解
7回:森林タイプ間で一次生産量を比較する
8回:森林内の個体間で一次生産量を比較する
9回:どのように森林が発達してきたのかを調べる
10回:人為と森林の遷移について調べる
11回:植物の繁殖戦略なかでも開花結実を明らかにする
12回:植物の繁殖戦略なかでも種子散布を明らかにする
13回:樹木の繁殖戦略なかでも開花結実について種間で比較する
14回:樹木の繁殖戦略なかでも種子散布について種間で比較する
15回:生物間相互作用を競争について知る
16回:生物間相互作用を被食について知る
17回:生物間相互作用を相利共生について知る
18回:生物間相互作用を辺利共生について知る
19回:森での生物多様性を地域間で比較する
20回:森での生物多様性は栄養段階でどのように異なるか比較する
21回:高山帯の森林における生物多様性を理解する
22回:高山帯の森林における生物多様性の維持機構を知る
23回:森林の変化を人為の影響度で比較する
24回:森林の変化を自然環境の影響度で比較する
25回:森林撹乱は森林にどの程度影響してきたのかを調べる
26回:森林の変化に影響する要因について調べる
27回:過去における土地利用で里山はどのように改編されてきたのか調べる
28回:過去における土地利用で奥山はどのように改編されてきたのか調べる
29回:我々の森林の将来を予測する―脱炭素社会
30回:我々の森林の将来を予測する―地球温暖化
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:30分/回

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