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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 CNSコース必修 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | がん看護対象論Ⅱ | |
がんかんごたいしょうろん に | ||
Theoretical Basis of Oncology Nursing Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | medc-nurs-ONCO5202-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 1, 2, 3, 4時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 成人・精神看護学講座共同利用研究室(402号室) | |
担当教員 | 辻川真弓(医学系研究科教授)、坂口美和(医学系研究科准教授)、竹内佐智恵(医学系研究科教授)、犬丸杏里(医学系研究科助教)、大西和子(三重大学名誉教授,鈴鹿医療科学大学教授) | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | 授業形態の変更等必要な連絡は、Moodleで行います。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | がん医療では、多様な背景をもった様々な病期の患者が、様々な治療を受けている。このような状況にある患者と家族に対し、専門的ながん看護を実践するために、基盤となる概念および理論を学ぶ。また、学生が経験した事例について、これらの概念および理論を用いて事例分析をおこない、看護実践への適用および評価について探究する。 |
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学修の目的 | がん患者と家族が抱える複雑な健康問題をアセスメントするための基盤となる概念や理論を学び、事例に活用させながら、対象を全人的に理解する能力を養う。 |
学修の到達目標 | 1.がん看護の主要な概念および理論(QOL、危機理論、ストレス・コーピング理論、病みの軌跡モデル、病気の不確かさ理論、セルフケア、ストレングス・ウェルネス志向、協働的パートナーシップ、等)について説明できる。 2.いくつかの概念および理論を、実際に自身が体験した事例に適用させて事例分析をおこない、看護の展開(アセスメント、看護介入、評価)について討議することにより、看護実践への適用について探究する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業中の質疑応答、事例プレゼンテーションおよび提出されたレポートにより評価する。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL Moodleを活用する授業 キャリア教育の要素を加えた授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | ※資料はその都度配布するとともに、学習内容に合わせた参考書を紹介する。 |
参考書 | 看護実践に活かす中範囲理論(第2版):野川道子, メヂカルフレンド社, 2016 がん看護学(第2版):大西和子編, ヌーヴェルヒロカワ, 2018 実践に生かす看護理論:城ヶ端初子, サイオ出版, 2014 協働的パートナーシップによるケア, Lourie N. Gottlieb, エルゼピア・ジャパン, 2007 |
オフィスアワー | 月曜日12:00~13:00 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
各回 共通 |
MoodleのコースURL |
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第1回 | 概要 | 1.オリエンテーション |
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授業時間内の学修内容 | 概念、モデル、大理論、中範囲理論などについて解説した上で、当該科目で、何をどのように学ぶのかをオリエンテーションする。(辻川) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | 2.Quality of Life(QOL) |
授業時間内の学修内容 | Quality of Life(QOL)は、すべての人にとって重要な概念であるが、いまだ普遍的な定義はない。ここでは、QOLを構成する概念、WHOが提唱する健康の概念(Well-being)、全人的健康モデル(Holistic Health Model)との関連も含めて講義・討議する。(辻川) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 3.ストレス・コーピング理論 |
授業時間内の学修内容 | ストレス・コーピング(Lazarus. R. S)の理論的枠組みについて講義・討議する。さらに、ストレス・コーピング理論を用いたがん患者事例の分析を通して、理論の実践への適用について理解を深める。(大西) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 4.危機理論 |
授業時間内の学修内容 | がん患者の理解を、危機理論(Fink, Aguilera/Messicなど)を用いて講義・討議する。さらに、危機理論を用いたがん患者事例の分析を通して、理論の実践への適用について理解を深める。(大西) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | 5.病みの軌跡モデル |
授業時間内の学修内容 | がんを慢性の病いとして捉えるときに有効な病みの軌跡モデルについて解説し、モデルの実践への適用について討議し理解を深める。(坂口) |
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キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | 6. プレゼンテーション ① |
授業時間内の学修内容 | 学生が過去に経験した事例について、既習の理論やモデルを活用して事例の分析および評価を行い発表する。(辻川、坂口、犬丸) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 7. セルフケア |
授業時間内の学修内容 | セルフケア理論、セルフケア不足理論、看護システム理論からなる、オレム(Orem, D.E.)看護論について解説し、がん患者への適用について講義する。さらに、オレム看護理論を用いた事例の分析を通して、理論の実践への適用について理解を深める。(辻川) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第8回 | 概要 | 8. ストレングス・ウエルネス志向 |
授業時間内の学修内容 | ストレングス理論・ウエルネス志向でがんという病いをもって生きる人々の強みに注目した対象理解を解説し、理論の実践への適用について討議し理解を深める。(坂口) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 9.病気の不確かさ理論/保健信念モデル |
授業時間内の学修内容 | がん患者の理解を、病気の不確かさ理論(Marle H. Mishel)ならびに、保健信念モデル( Health belief Model)を用いて講義・討議する。さらに、これらの理論を用いた事例の分析を通して、理論の実践への適用について理解を深める。(竹内) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 10.協働的パート―ナーシップ |
授業時間内の学修内容 | マギル看護モデルの実践にあたり、中核となるアプローチ、協働的パートナーシップによるケアを解説し、がん患者・家族のケアへの適用について討議し理解を深める。(坂口) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 11.事例への適用(演習) |
授業時間内の学修内容 | 病棟での演習(社会人学生の場合は、自身が勤務する場所でもよい)を通して、実際の患者に関わり、既習の理論やモデル等を適用してアセスメントし、看護介入そして評価を行う。事例についてのプレゼンテーション資料を作成する。(辻川、坂口、犬丸) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | 12. 事例への適用(演習) |
授業時間内の学修内容 | 病棟での演習(社会人学生の場合は、自身が勤務する場所でもよい)を通して、実際の患者に関わり、既習の理論やモデル等を適用してアセスメントし、看護介入そして評価を行う。事例についてのプレゼンテーション資料を作成する。(辻川、坂口、犬丸) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | 13. 事例への適用(演習) |
授業時間内の学修内容 | 病棟での演習(社会人学生の場合は、自身が勤務する場所でもよい)を通して、実際の患者に関わり、既習の理論やモデル等を適用してアセスメントし、看護介入そして評価を行う。事例についてのプレゼンテーション資料を作成する。(辻川、坂口、犬丸) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | 14. プレゼンテーション ② |
授業時間内の学修内容 | 演習で作成した資料に基づき、プレゼンテーションを行い、討議する。(辻川、坂口、犬丸) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | 15. まとめ |
授業時間内の学修内容 | 複雑な健康問題を抱えるがん患者と家族について、看護理論を用いてアセスメントし、看護介入に活用することの意義について討議する。(辻川、坂口) | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
事前学修の内容 | ||
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ||
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 |