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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)分子素材工学専攻
領域 主領域 : F
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 2年次
選択・必修
授業科目名 エネルギー変換化学演習
えねるぎーへんかんかがくえんしゅう
Seminar in Energy Conversion Chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-INAN-5
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 5, 6, 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 森 大輔(工学研究科分子素材工学専攻)

MORI, Daisuke

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 エネルギー変換化学、特に化学結合のエネルギーを電気エネルギーに変換するシステムである電池に注目しする。電池は、200年の歴史を持ち、人間生活に欠くことの出来ない道具となっている。電池は電気の缶詰であるが、好きなときに電気を取り出せるシステムとして、よく考えれば大変不思議な道具である。電池システムの基本と、最新の電池システムの概要を把握するために、電池関係の文献の購読、及び古典的な論文、最新の成果を示す代表的な論文の輪読を通して、最新のエネルギー変換化学の情勢を把握する。

(Course description/outline)
Attention is focused on energy conversion chemistry, particularly batteries, which are systems that convert the energy of chemical bonds into electrical energy. Batteries have a 200-year history and are an essential tool in human life. The battery is a can of electricity, but it is a very strange tool as a system that can take out electricity whenever you want. In order to gain an overview of the basics of battery systems and an overview of the latest battery systems, we have read battery-related literatures, classic papers, and read representative papers showing the latest achievements to energy conversion chemistry.
学修の目的
学修の到達目標 輪講や輪読により、電池の概要を理解することが出来、それを通して、電気化学、構造化学の基本的考え方と現在のエネルギー問題の一端も理解できるであろう。

(Achievements)
Through lectures and readings, you will be able to understand the outline of batteries, basic concepts of electrochemistry and structural chemistry and some of the current energy issues.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポート100%
(Grading policies and criteria)
Report
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特になし

(Textbooks)
Nothing
参考書
オフィスアワー 毎週木曜日17:00-18:00 総合研究棟I 209号室
(Office hour)
Thursday 17:00-18:00,  Integrated Research Bld. 209
受講要件 無機反応化学特論、固体化学特論、無機反応化学演習、センサー化学演習の履修も合わせて行うこと。
(Prerequisites)
Advanced Inorganic Reaction Chemistry, Solid State Chemistry, Seminar in Inorganic Reaction Chemistry, Seminar in sensor chemistry
予め履修が望ましい科目 受講条件参照
(Courses encouraged to take in advance)
See Prerequisites
発展科目 受講条件参照
(Advanced courses)
See Prerequisites
その他 英語対応授業である。
(This course is English-supported.)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード エネルギー変換化学、電池、リチウム二次電池、燃料電池、インターカレーション化学
Key Word(s) energy conversion chemistry, battery, lithium ion battery, fuel cell, intercalation
学修内容 15回を通して、J. Electrochem. Soc.、Solid State Ionics、Nature等の論文誌から、評価の固まった古典的論文、最新の重要な成果を発表していると思われる論文を教員が選択して輪読し、レポートを出す。また、学生自身が、上記の論文誌を当たり、電池関連の論文を探し出し、紹介することも行う。

(Course contents)
Reading the selected classic papers that had a firm reputation and papers including the latest important results from J. Electrochem. Soc., Solid State Ionics, Nature and other journals, and selected and handing in a report. In addition, students themselves will search the battery-related papers from above journals, and introduce them.
事前・事後学修の内容 講義を受講する前に、必ず電気化学、固体化学に関する教科書を読んでくること。受講後、説明された講義内容を復習しておくこと。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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