三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)情報工学専攻
領域
情報工学専攻指定
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 ソフトウェア基礎論特論
そふとうえあきそろんとくろん
Fundamental Theory of Software
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 河内 亮周(工学研究科情報工学専攻)

KAWACHI, Akinori

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 コンピュータサイエンスの基盤理論である計算量理論を理解し、コンピュータサイエンスに対する数理科学的な洞察能力を養う。
さらに計算量理論から現代暗号理論への発展についても学ぶ。
またアルゴリズムの設計理論(特にランダムネスを活用するアルゴリズム)を学び、先端的なアルゴリズムを設計・解析する技法を修得する。
学修の目的
学修の到達目標
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席とレポートの成績
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特に指定しない
参考書 S. Arora and B. Barak: "Computational Complexity Theory: A Modern Approach", Cambridge University Press, 2009.
M. Mitzenmacher and E. Upfal: "Probability and Computing: Randomization and Probabilistic Techniques in Algorithms and Data Analysis", Second Edition, Cambridge University Press, 2017.
(第1版邦訳: 小柴, 河内: "確率と計算: 乱択アルゴリズムと確率的解析", 共立出版, 2009年.)
オフィスアワー メールで適宜アポイントメントがあれば対応する
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 英語対応授業である。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 計算量理論,
現代乱択アルゴリズム
Key Word(s) computational complexity theory,
modern cryptography,
randomized algorithms
学修内容 第 1回 コンピュータの数理モデル
第 2回 P対NP予想と計算量クラス
第 3回 乱択計算クラス
第 4回 いかに問題の困難さを比較するか
第 5回 平均な計算困難さと暗号構成要素
第 6回 暗号理論における疑似乱数
第 7回 対話型証明システム・ゼロ知識証明システム
第 8回 乱択アルゴリズム入門
第 9回 離散事象と期待値
第10回 モーメントと分散
第11回 Chernoff限界
第12回 ボールとビンのモデル(1)
第13回 ボールとビンのモデル(2)
第14回 Markov連鎖とランダムウォーク
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 事前に公開された講義資料を用いて予習する必要がある.事後には講義の内容および資料を用いて復習する必要がある.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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