三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本経済論
にほんけいざいろん
Japanese Economy
単位数 4 単位
ナンバリングコード
humn-laec2230-020
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限; 木曜日 5, 6時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 森 久綱(人文学部)

MORI,Hisatsuna

実務経験のある教員 食品流通企業にてMD(Merchandising)を担当。
本講義では農業・資源・環境の問題に関して、MDでの知見を踏まえた講義・解説を行う。

SDGsの目標
連絡事項 5月7日まではオンラインのみでの開講となります。5月10日以降の講義はハイブリッド型での講義を予定しておりますが、Covid19感染状況に応じてオンラインのみとなる場合もあります。その際は、講義内ならびにこちらでアナウンスします。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現在の日本経済をとりまく諸問題について、日本経済発展のプロセスと関連させながら理解を図ることを目的とする。講義の前半では1980年代以降のグローバリゼーションとの関連で発現した諸問題をとりあげ、昨今発現している諸問題の経済的背景について解説を行う。後半では、人類の生物としての生存に不可欠な農業・食料問題をとりあげ、世界的な食糧生産条件の悪化と中進国経済の台頭にともなう食料需要増大という状況のもとでの日本における食料生産・流通・消費のあり方について、日本経済発展のプロセスと関連させながら考察を行う。
学修の目的 履修者の問題・関心が日本経済においてどのような位置にあるのかを理解し、相互関係から考察を行うための基礎的知識を得る。
学修の到達目標 日本経済に発現している諸問題と背景の理解及び批判的検討を行うための知識や理論的枠組の習得。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート又は小テスト30%期末テスト70%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 取り上げるテーマについての具体的イメージを得るために各種映像資料等を用いる。
教科書 なし(プリント配布)
参考書 取り上げる事例・テーマに応じて講義内で紹介する。
オフィスアワー オフィスアワーについては講義内で提示する(場所:人文学部専門校舎5F508研究室)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本経済発展のプロセスと諸問題の相互関係についての理解を図る
Key Word(s) Impact of Globalization on Japanese Economy.
Free Trade Agreement (Trans Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)
学修内容 巨額の財政赤字、産業の空洞化、地域経済の疲弊、資源枯渇にともなう資源価格の上昇等、現在の日本経済が直面する問題は複雑かつ多岐にわたっている。これら諸問題については、研究者のみならず、政財界からも様々な見解が示されており、日夜、新聞・ニュース報道等を通じて私たちに伝えられている。しかしながら、それらの多くは紙面や放送時間等の様々な制約、あるいは発言者の立場等から表層的・一面的になることが多い。本講義では、そうした表層的・一面的理解にとどまることなく、日本経済発展のプロセスについての整理・検討を通じて、現在の日本経済が直面している諸問題についての理解を図りたい。

第1回
 ガイダンス
第2-6回
 現在の日本経済を取り巻く諸問題について 
 ー日本経済になにが起きているのか 新聞記事にみる社会経済問題の所在ー
第7-14回
 日本経済の展開とグローバリゼーション
  貿易自由化の論理 リカードの比較生産費説再考
  バブル経済とグローバリゼーション
  GATT,WTO,FTA/EPA,TPPまでのプロセスと日本経済
第15回
 講義の整理
第16-19回
 農産物輸出国における生産条件の変化
  輸入依存の陰で何が起きているのか ー 資源枯渇と貧困問題
第20〜29回
 農業部門における生産と流通の変化
  食糧自給率40%はいかにして生み出されたのか ー 生産,流通,消費システムの視点から
第30回
 講義の整理
第31回
 試験
事前・事後学修の内容 予・復習等が必要な場合には、講義内で指示をする予定であるが、事前に参考文献等で講義で取り扱う内容について、予習等を行うことが望ましい(講義で取り扱う具体的テーマは講義内で都度説明する)。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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