三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)共生環境学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
共生環境学専攻地球環境学講座
選択・必修 必修
M1の必修
授業科目名 地球環境学特別研究 I
ちょきゅうかんきょうがくとくべつけんきゅう いち
Special research on earth-environment I
単位数 4 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

M1の一年間,修士研究を行う.

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 火曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 水曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 木曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 金曜日 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10時限
M1の一年間,修士研究を行う.研究室にいる間,ずっと研究を行うものである.
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 各自の研究室.

担当教員 立花義裕,西井和晃,山田二久次,万田敦昌,飯島慈裕,坂本竜彦,大野研(生物資源学研究科),葛葉泰久(三重大学地域圏防災・減災研究センター)

各自の指導教員のメイルアドレスを知っているはずなので,ここには記載しない.

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 研究室で行う修士研究に相当する.
学修の目的 研究室で行う修士研究に相当するが,修士論文を書くことが目的である.
学修の到達目標 研究室で行う修士研究に相当するが,修士論文を完成させることが最終目標である.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 主な評価者は指導教員(通常主査になっているはず)である.
ただし,副査も評価に関わる.
地球環境学講座では,講座の全部の教員が評価に関わる.
一人でも「不可」と評価する教員がいる場合には「不可」となる.
授業の方法 演習 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 常に学生の研究の進捗状況を指導に反映させる.
教科書 研究室ごとに指示がある.
参考書 研究室ごとに指示がある.
オフィスアワー 自分の研究室の指導教員の連絡先が分からないわけがない.その連絡先に連絡してアポイントメントを取れば,対応する.
受講要件 特にない.
予め履修が望ましい科目 特にない.
発展科目 M2の同様科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 地球科学 フューチャーアース 気象学 海洋物理学 気候学 水文学 景観学 生態学 地球システム進化学
Key Word(s) Earth Sciences, future earth, Meteorology, physical oceanography, Climatology, Hydrology, Landscape studies, Ecology, earth system evolution
学修内容 ●修士課程は,修士論文を執筆することが目的の過程である.
●そのため,一日の時間のほとんどを,研究室で過ごし,研究にいそしむものである.
●この科目は,「修士論文を執筆するための研究」にどれだけ従事したかを評価する科目である.もちろん研究成果の評価される.
●上述のように「一日の時間のほとんど」を費やすのであるから,「年XX回の授業を行う」「それぞれの回はこの授業を行う」などという表記にはなじまない.
●つまり,下記の様な表記になる.

〇 学生は,毎日,可能な時間,研究室で研究に従事する.時には教員と議論し,M2の3月に提出する修士論文を執筆するための研究を行う.
〇 講座で行うセミナーに参加し,年に二回発表を行う.
事前・事後学修の内容 (1)まず文科省の設置基準
大学はすべて設置基準に縛られます.その21条,23条には以下のように書いてあります.
===
(単位)
第二十一条 各授業科目の単位数は、大学において定めるものとする。
2 前項の単位数を定めるに当たつては、一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつて構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により単位数を計算するものとする。
一 講義及び演習については、十五時間から三十時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。
二 実験、実習及び実技については、三十時間から四十五時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。ただし、芸術等の分野における個人指導による実技の授業については、大学が定める時間の授業をもつて一単位とすることができる。
三 一の授業科目について、講義、演習、実験、実習又は実技のうち二以上の方法の併用により行う場合については、その組み合わせに応じ、前二号に規定する基準を考慮して大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。
3 前項の規定にかかわらず、卒業論文、卒業研究、卒業制作等の授業科目については、これらの学修の成果を評価して単位を授与することが適切と認められる場合には、これらに必要な学修等を考慮して、単位数を定めることができる。

(各授業科目の授業期間)
第二十三条 各授業科目の授業は、十週又は十五週にわたる期間を単位として行うものとする。ただし、教育上必要があり、かつ、十分な教育効果をあげることができると認められる場合は、この限りでない。
===

ここで一番大事なのは,「1単位=45時間の学修」(21条の2)ということです.この45時間というのは,社会人の一週間の就労時間がもとになった等諸説ありますが,基本は「1単位=45時間の学修」ということです.多くの科目の付与単位は「半期で2単位」です.つまり,23条に書いてある15週で90時間学修するのが付与条件になります.ここで,大学・学部の執行部や学務係事務が誤解しているのは,「15回授業をしないといけない」と思っていることで,ここは実は「15週の間に何回授業をやっても良く,計90時間の学修をさせればよい」というのが正しいというのが最近の通説です.

(2)授業時間
まず授業時間ですが,三重大学では授業時間は90分です.ですが,授業で120分の学修をしたと計算します.90分に教室の移動等を足して120分とカウントするというのが通説です.つまり半期で15回授業をするなら,2時間x15=30時間,授業で学修したことになります.

(3)事前・事後学習
さて,半期2単の科目の場合,45時間×2=90時間の学習時間が必要と書きましたが,そうなると,90-2x15=60時間不足します.今,三重大学執行部・学務系事務は,「お上の逆鱗に触れないよう」この60時間分(半期2単位の場合),事前・事後学習をさせようと躍起になっています.そうなると,土日を使わないならば,1日4時間の事前・事後学習が必要になります.ここで,一日に「半期2単位の科目を2科目とっていた場合」何が起こるか考えてみましょう.事前・事後学習で8時間を使うことになります.不可能ですね.つまり非現実的な規定ということです.

(4)このシラバスの「事前学修の時間」「事後学習の時間」
この欄に,お上の逆鱗に触れないように,「事前事後学習時間あせて240分と書きなさい」とずっと言われています(半期2単位の場合).でも,全員が予習・復習を(半期2単位科目で)4時間使うというのは極めておかしな話です.人には作業をこなすのにたくさんの時間を使う人と少ない時間で済む人がいます.皆が4時間机の前に座ってないといけないというのは現実的ではありません.これを文科省の担当官に問い合わせたところ,「必ず4時間というわけではない」と回答しました.では,この次の欄に「合計120分」(半期2単位の場合)と書く意味は何でしょうか?それは「そう書かないとシラバスを受け付けていただけない」,ただそれだけです.

(5)卒論などの例外
設置基準の21条3には「前項の規定にかかわらず、卒業論文、卒業研究、卒業制作等の授業科目については、これらの学修の成果を評価して単位を授与することが適切と認められる場合には、これらに必要な学修等を考慮して、単位数を定めることができる。」とあります.つまり,卒論・修論関係科目に関しては,ここまで書いた「事前学修・事後学習ルール」を無視してよいと解釈できます.実際,卒論・修論は,研究室で可能な限りずっと研究に従事するものなので,「従事時間」などというもので縛るのは不適当です.

●結論
以上に鑑み,葛葉が執筆するシラバスにおいては,事前学修・事後学習時間を以下のように解釈していただければと思います.
A. 卒論・修論周辺科目:上述(5)のように,ここに具体的な数字を入れるのは不適当なので,1と入れておきますが,その数字に意味はありません.入れないとシステム上投稿したシラバスが受理されないから無意味な数字を入れているだけです.「研究室で可能な限り研究をしなさい」というのが本当のところです.
B. 半期2単位の科目:上述の通り,「1回の授業あたり240分の事前事後学習をさせる」と書かないとシラバスを受理してもらえない(何度も突き返されました)のでそう書きます.ですが,具体的には「教員が出した課題はこなすこと,試験で合格したければ,良い評価が欲しければ自己判断で勉強しなさい」ということです.時間で縛るのはナンセンスです.
C. 半期4の科目:半期で45x4=180時間学修します.授業が2コマなら,4x15=60時間授業で使ったことになります.そうすると,120時間の不足です.一週あたり120/15=8時間,事前学修・事後学習をすることになるので,次の欄には事前学修240分,事後学習240分と書かざるを得ません.ですが,その数字に意味はありません.ここも,「教員が出した課題はこなすこと,試験で合格したければ,良い評価が欲しければ自己判断で勉強しなさい」ということです.時間で縛るのはナンセンスです.

●以下,この科目固有の記述を書きます(それがある場合).なければ空白にします.
各回,その日の内容に応じた予復習をするのが基本である.
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本科目は「卒業研究」と類似の「修士研究」と同義の科目である故,1単位45時間という他科目の基準を適用する必要はないので,事前学修・事後学習時間を設けない.ただし,システム上何らかの数字を入力せざるを得ないので,"1"という数字を入力する.
事前学修の時間:1分/回    事後学修の時間:1分/回

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