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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 行政学
ぎょうせいがく
Public Administration
単位数 4 単位
ナンバリングコード
humn-laec2210-009
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限; 金曜日 7, 8時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 川上 哲(非常勤講師)

Satoshi Kawakami

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 行政学の基礎的な理論と現代日本の行政について学びます。特に1990年以降における政治や行政改革の流れ・方向性を理解するとともに、今後、行政や公務員に求められる役割を考えていきます。
学修の目的 ①行政学とはどのような学問か、②主に日本の行政組織のあり方や公務員の役割、③現在日本の政治や行政の課題、これら三つについて理解することです。
学修の到達目標 日本の行政や公務員についての基礎的な理解と同時に、これからの日本の政治・行政上の課題を自らの力で発見し、第三者に説明できることです。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 5回の小課題(40%)と期末レポート(60%)によって評価します。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 主に講義レジメと資料によって授業を進めます。授業内容に関連する新聞記事などを頻繁に用います。また講義内容をより深めるため、映像資料を視聴することもあります。
教科書 特に指定しません。
参考書 伊藤正次・出雲明子・手塚洋輔『はじめての行政学』(有斐閣、2016年)、村上弘・佐藤満編著『よくわかる行政学 第2版』(ミネルヴァ書房、2016年)、石川真澄・山口二郎『戦後政治史 第四版』(岩波新書、2021年)、清水真人『平成デモクラシー史』(ちくま新書、2018年)など。授業でも適宜紹介する。
オフィスアワー 授業終了後。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=11670
キーワード 近代国家、現代国家(福祉国家・行政国家)、近代官僚制、アメリカ行政学、議院内閣制、大統領制、中央省庁、公務員制度、新自由主義、構造改革、政治改革、行政改革
Key Word(s) Welfare State,bureaucracy,parliamentary cabinet system,presidential system,
central government,civil servant,neoliberalism
学修内容 1.講義概要及び評価方法、行政学とはどのような学問か?
2.行政学の歴史と理論①-近代国家と現代国家
3.行政学の歴史と理論②-行政学の誕生と展開(アメリカ行政学の系譜)
4.行政学の歴史と理論③-日本の行政学
5.議院内閣制の仕組みと特徴
6.大統領制の仕組みと特徴
7.内閣を支える組織-内閣官房・内閣府・内閣法制局
8.中央省庁の仕組み①-省庁制
9.中央省庁の仕組み②-外局と審議会など
10.現代日本の公務員制①-国家公務員の任用、服務、人事院
11.現代日本の公務員制②-国家公務員の昇任、退職
12.近代官僚制-ウェーバーの官僚制論とその後の官僚制論
13.官僚制組織論①-ラインとスタッフ
14.官僚制組織論②-権威と権限
15.官僚制組織論③-第一線公務員
16.中央省庁の意思決定方式
17.予算の編成過程と会計検査
18.立法過程と議会過程
19.政官関係論-政治家と行政官
20.行政責任
21.戦後日本の国家と社会
22.福祉国家の黄昏と新自由主義改革
23.サッチャリズムとレーガノミクス-英米における新自由主義改革
24.中曽根政権論-中曽根内閣と臨調行革
25.細川政権論-自民党政権の崩壊と政治改革
26.橋本政権論-橋本六大改革
27.小泉内閣論-構造改革
28.民主党政権論-反構造改革から社会保障・税一体改革まで
29.第二次安倍政権論-長期政権と官僚制組織の変質
30.講義のまとめ
事前・事後学修の内容 毎回、次回の講義内容の概要について予告を行うので、行政学や政治学関連の文献(特に指定はしません)で該当する箇所について予習をして下さい。授業後はレジメや資料を読み返しながら復習を行って下さい。行政学は専門用語が多い学問です。特に専門用語の意味内容を理解するように心掛けて下さい。
事前学修の時間:150分/回    事後学修の時間:90分/回

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