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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | アメリカの思想D | |
あめりかのしそう でぃー | ||
American Phylosophy D | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 大厩 諒(人文学部) | |
OHMAYA,Ryo | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 心とは何か。西洋哲学において、この問いはつねに問われ続けてきた。現代では、脳科学や人工知能の技術の進展に伴い、能と心は同じなのか/どのように異なるのか、ロボットは心を持つことができるのか、といった問いも盛んに論じられている。 これらの問題に対するさまざまな立場を概観し、私たちにとって身近なもののひとつである人間とは何かについての考察を深める。 |
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学修の目的 | 心を考察する際に用いられる概念(意識、感覚、因果関係、志向性、他者、表象、クオリアなど)を理解する。 普遍的な哲学的問題に対して自主的に取り組む能力を養う。 複数の資料を比較し、論点を整理しつつ、みずからの考えを論理的に提示する能力を養う。 |
学修の到達目標 | 心を考察する際に用いられる概念(意識、感覚、因果関係、志向性、他者、表象、クオリアなど)を説明できる。 普遍的な哲学的問題に対して自主的に取り組むことができる。 複数の資料を比較し、論点を整理しつつ、みずからの考えを論理的に提示できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験(80%)、レスポンスペーパー(20%) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 毎回の講義では、質問・要望欄を設けたレスポンスペーパーを配付する。学生からの質問には次回の講義の冒頭で回答し、指摘された要望を取り入れることで柔軟な内容改善を図る。 一方的な講義形態にならないように、板書を交えつつ学生との対話を図る。 |
教科書 | 金杉武司『心の哲学入門』勁草書房、2007年 ※授業理解および期末試験の際に必要になるので、各自入手して下さい。 |
参考書 | 信原幸弘『ワードマップ 心の哲学 新時代の科学をめぐる哲学の問い』新曜社、2017年 その他授業内で随時紹介する。 |
オフィスアワー | 毎週木曜日13:30-14:30 大厩研究室(人文学部) |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | アメリカ思想演習 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 心の哲学 |
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Key Word(s) | phylosophy of mind |
学修内容 | 【第1回】心についてどのように考えていけばよいのか 【第2回】心の哲学の二つのテーゼ、哲学的議論の方法 【第3回】心の因果性、因果の種類、二元論 【第4回】心脳同一説、機能主義 【第5回】心と意識、現象的意識とクオリア問題 【第6回】物的一元論からの反論、説明のギャップ 【第7回】心の志向性、命題的態度 【第8回】志向性とクオリア、志向性の説明 【第9回】心の合理性、合理性と因果性、消去主義 【第10回】解釈主義、不合理性 【第11回】心の認識、他我問題、心と行動 【第12回】自己知、自己知の説明 【第13回】結局のところ答えは出せるのか? 【第14回】残された問題 【第15回】総括 ※講義の内容や順序は受講生の関心や理解度に応じて多少の変更もありうる。 |
事前・事後学修の内容 | 事前学習:指定された教科書や資料を読み、内容や疑問点を整理する。 事後学習:授業で配られた資料やノート、教科書を見返し、必要に応じて参考文献等で調べる。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |