三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 農業生産工程管理学概論
のうぎょうせいさんこうていかんりがくがいろん
Introduction to Good Agricultural Practices 
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-3141-010
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

夏季休暇中に実施予定.

開講時間
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 〇長屋祐一,奥田均(生物資源学部)

〇NAGAYA,Yuichi,OKUDA,Hitoshi

実務経験のある教員 長屋と奥田は,JGAP審査員資格保持およびJGAP審査実務を行っている.JGAP審査実務とは,認証会社に所属して,審査員として農場を審査することです.JGAP審査とは,日本でのGAP認証規格の1つです.

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=10737
受講登録者へは メールで 登録キー を発送しました.
授業用ムードルでZoomミーティングIDを確認してください.
(不明な方は 長屋まで問い合わせてください.)

2021年8月30日(月)午前10時から開始します Zoomにて入場ください.
すべて オンライン授業です.ZoomとTeamsを併用します.

受講日は8月30日,8月31日,9月1日の3日間です.

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 安全な農産物の生産,環境に配慮した農業,農業従事者の労働安全と人権尊重,法蓮順守などの観点から,農業生産の工程管理を評価し,持続的に実行可能な仕組みを概説する.GAP(Good Agricultural Practice)は,多様な基準(GGAP,JGAP,ASIAGAP,GHなど)があり,これらの事例を参照にして,GAPを構成する「管理点」「適合基準」を説明する.
GAP取得した団体に出向き,圃場および農産物取扱い施設,GAP基準を満たす農場ルールの説明を聞き取り,GAPの運営を知る.
学修の目的 GAPの構成概念がわかる.GAPの管理点がわかる.GAP認証のために,交差汚染の発見,危害要因のリスク評価がわかる.
学修の到達目標 GAPの認証に必要な情報の入手方法,管理点を満たす帳票類の整備と農場ルールの設定ができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポート(50%)と試験(50%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 とくになし
参考書 資料等は適宜配布.次のWebページが参考となります.
GFSI  https://mygfsi.com/
GGAP  https://www.ggap.jp/?page_id=35
日本GAP協会 http://jgap.jp/index.html
日本生産者GAP協会 https://www.fagap.or.jp/index.html
オフィスアワー 長屋@金曜日の12時から13時.(360室)
受講要件 学生教育研究災害障害保健の加入(実験・実習時と同じもので良い)
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 農業生産工程管理,管理点と管理基準
Key Word(s) Good Agricultural Practice, Control Point and Compliance Criteria
学修内容 第1回:農業と環境,農業従事者と労働安全,人権尊重などからGAPの成り立ちを説明.
第2回:GAPに必要な危害分析と重要な管理点の設定(HACCPの導入)
第3回:GFSI(Global Food Safety Initiative)ベンチマーキング要求事項
第4回:生産工程図,リスク検討,リスク評価の方法
第5回:帳票類の作成方法.
第6回:農場ルールの作成I(経営:農場の見える化,経営者の責任,計画,実績評価,食品安全における前提プログラムとリスク管理,食品防御,供給者の管理,検査,苦情・異常・ルール違反の対応,トレーサビリティ)
第7回:農場ルールの作成II(教育訓練,労務管理,衛生管理,労働安全管理と事故発生時の対応,土の管理,水の利用と廃水管理,交差汚染防止,機械・設備などの管理,エネルギー等の管理と地球温暖化防止,廃棄物の管理,周辺環境への配慮,地域社会との共生,生物多様性の配慮)リスク評価の流れⅠ(圃場と施設のリスク評価図)
第8回:農場ルールの作成III(種苗・農薬・肥料等の管理)
第9回:関連法令
第10回:現場視察I(圃場)
第11回:現場視察II(取扱施設・倉庫・農薬・肥料・機械)
第12回:現場視察III(農場ルール,帳票類の確認,作業の聞き取り) 
第13回:ワークショップ(GAPの運用について)
第14回:ワークショップ(GAPの長所,短所)
第15回:GGAP,JGAP,ASIAGAP,GH の認証比較
定期試験
事前・事後学修の内容 事前には,参考書にあるWebページの該当部分を読んでおく.
事後には,教員の指示に従う.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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