三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・英語
科目名 英語学
えいごがく
English Linguistics
受講対象学生 教育学部

学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
70-73 期生
・この授業科目の標準履修学年は1年次(後期)
・AIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)が3年次開講の英語学関係科目を受講するには、この授業科目をすでに履修しているか履修中でなければなりません。
卒業要件の種別 選択
授業科目名 英語音声学演習
えいごおんせいがくえんしゅう
Seminar in English Phonetics
単位数 1 単位
ナンバリングコード
edu-engl-LING1003-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
開講時期は決定次第掲示する。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部校舎 専門1号館

担当教員 中西のりこ(非常勤講師)

NAKANISHI, Noriko

実務経験のある教員 【教員名】 中西のりこ
【実務経験】高等学校非常勤講師・教員免許更新講習講師
【講義内容との関連性】
実務経験より得た知識,技術等を活かして,特に英語音声学の理論と実践に関する実務的な指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 音声学の基本的知識を身に付けるとともに、個別音だけでなく、音の変化、アクセント、リズム、イントネーションにも気をつけて、英語の文を正しく発音できるよう訓練する。
学修の目的 ・発音のしくみ、英語の個別音について正しい知識を得る。
・音の変化、アクセント、リズム、イントネーションについて正しい知識を得る。
・学習した内容を生かし、英語の文、文章を正しく発音できるよう、訓練する。
学修の到達目標 1.発音のしくみ、英語の母音、子音、個別音について正しい知識を得る。また、個別音が正しく発音できるようにする。
2.音の連続や脱落、同化などの変化の現象について正しい知識を得る。
3.アクセント、リズム、イントネーションについて正しい知識を得る。また、これらに気を付けて、英語の文、文章を正しく読むことができるようにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業内での活動 45% (3点×15回)、提出課題 30% (3点×10回)、最終プレゼンテーション 15%、スピーキングテスト 10%、計100 %、合計60%以上で合格
授業の方法

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
授業改善の工夫
教科書 今井由美子・上田洋子・大塚朝美. (2019). 『英語音声表記トレーニング・ワークブック』 英宝社. ISBN: 978-4-269-63016-1 
参考書 北原真冬, 田嶋圭一 他 (2017). 『音声学を学ぶ人のためのPraat入門』 ひつじ書房. ISBN: 978-4894768710 
オフィスアワー 連絡窓口:西村秀夫
受講要件 「英語学概論」を履修済であること。
予め履修が望ましい科目
発展科目 英語科専門科目
その他 ・選択科目ではあるが、AIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)が3年次開講の必修科目「英語学ゼミナールI」および「英語学ゼミナールII」を履修するためには、この授業科目をすでに履修しているか履修中でなければならない。
・AIおよびAIIIの学生はできるだけ受講すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 母音、子音、音韻現象、アクセント、リズム、イントネーション
Key Word(s) vowels, consonants, phonological phenomena, accent, rhythm, intonation
学修内容 第1回(イントロダクション)科目の概要・課題提出の方法について理解する。自分自身の英語発音の状態を把握する。 
第2回(Lesson 1-3)母音の発音記号と母音四角形上の位置関係を理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。  
第3回(Lesson 4-5)二重母音・R音性母音の発音記号と母音四角形上の位置関係を理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。  
第4回(Lesson 6, 8, 9)閉鎖音・摩擦音の発音記号と子音表での位置関係を理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。  
第5回(Lesson 7, 10)鼻音・側音・半母音の発音記号と子音表での位置関係を理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。  
第6回(Lesson 11-13)連結・脱落・同化がどのような環境で起こるのか理解し、Phoneme Counterで発音練習をする。   
第7回(Lesson 14)様々な辞書を調べ、音節区切りの法則を理解する。  
第8回(Lesson 15, 18-20)ピッチとイントネーションに注意して発話し、Praatで自分の発音を確認する。
第9回(Lesson 16, 17)語/機能語の概念および機能語の弱形、ポーズとの関係を理解し、Praatで自分の発音を確認する。  
第10回(語強勢・文強勢)強勢の置き方に注意して発話し、Praatで自分の発音を分析する。 
第11回(イントネーション)ピッチとイントネーションに注意して発話し、Praatで自分の発音を分析する。 
第12回(特定の母音の発音)特定の母音に注意して発話し、Phoneme Counter で自分の発音を分析する。 
第13回(特定の子音の発音)特定の子音に注意して発話し、Phoneme Counter で自分の発音を分析する。 
第14回(プレゼンテーション準備)強勢・イントネーション・母音・子音のうち自分が苦手だったものに焦点を絞り、改善策と改善前後の音声について発表をする準備をする。 
第15回(最終プレゼンテーション)最終プレゼンテーションについて学習者間フィードバックを行う。
事前・事後学修の内容 ・すべての授業回において、授業内と授業外の提出課題があります。
・第15回目の最終プレゼンテーションは、第1回~第13回の授業で提出した自分自身の課題の内容が元になります。やむを得ず欠席した授業回の課題については各自の責任で挽回してください。
・各自のPCで以下のサイトにアクセスし、自分自身の音声データを蓄積できるよう準備を整えてから授業に参加してください。
* Phoneme Counter (https://noriko-nakanishi.com/phoneme/)
* Speech Saver (https://noriko-nakanishi.com/speech/)
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:30分/回

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