三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学部・教職に関する科目
科目名 小学校の教科の指導法
しょうがっこうのきょうかのしどうほう
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
〜72 期生
卒業要件の種別 必修
AⅠ類・AⅢ類(小学校基礎免)は必修
AⅡ類(62期まで)・AⅣ類は選択必修
授業科目名 体育教材研究
たいいくきょうざいけんきゅう
Study on Teaching Materials of Physical Education
単位数 2 単位
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次
71~72 期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 初等科教育法(体育)
しょとうかきょういくほう(たいいく)
Methodology of Education in elementary school(Physical Education)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-PHSC1112-0
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 加納 岳拓(教育学部)

KANO,Takahiro

実務経験のある教員

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 被教育者体験や学習指導要領の変遷・学習論をもとに体育科教育の基礎について理解し、教材研究と授業設計を通して体育科の指導計画・学習指導・学習評価について学ぶとともに、授業観察や模擬授業の実践・省察を通して、体育科の学習指導の方法について学ぶ
学修の目的 学習指導要領に示された体育科の目標・内容や体育科における基礎的な学習指導理論を理解するとともに、具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。
学修の到達目標 ① 学習指導要領における体育科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
② 体育・保健分野の学習内容について指導上の留意点を理解している。
③ 体育科の学習評価の考え方を理解している。
④ 体育科の背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
⑤ 子供の認識や思考、技能などの実態を視野に入れた体育科の授業設計の重要性を理解している。
⑥ 体育科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
⑦ 体育科の学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
⑧ 体育科の模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業過程におけるグループ討議,及び学習課題の内容を成績評価の資料とする。評価の観点は,「問題把握の深さ」と「授業を通した自己の脱構築性」である。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
プロジェクト型PBL

特色ある教育

反転授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎時間,授業後に提出される受講生のノートに記載されているコメントを吟味しながら,授業改善に資する。
教科書 文部科学省『小学校学習指導要領解説・体育編・平成29年』、東洋館出版社
参考書 ・岡野昇・佐藤学(2015)体育における「学びの共同体」の実践と探求.大修館書店
その他は随時,資料を配布する。
オフィスアワー ・水曜日 12:00-13:00,保健体育科教育学Ⅲ研究室(加納)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 ・受講希望者は,第1回目の授業に出席すること。
・学習内容と学習課題の変更はあり得る。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 小学校体育授業,体育観
Key Word(s) elementary school physical education ,principle of physical education
学修内容 第1回:体育科教育の基礎①―被教育者体験から―
第2回:体育科教育の基礎②―学習指導要領の変遷から―
第3回:体育科教育の基礎③―学習論から―
第4回:体育科教材研究①―器械運動系の学びのデザイン―
第5回:体育科教材研究②―陸上運動系の学びのデザイン―
第6回:体育科教材研究③―水泳系の学びのデザイン―
第7回:体育科教材研究④―ゲーム・ボール運動系の学びのデザイン―
第8回:体育科教材研究⑤―表現運動系の学びのデザイン―
第9回:体育科の教育の基礎④―発達論から―
第10回:体育科教材研究⑥―体つくり運動の学びのデザイン―
第11回:体育科の学習指導①―模擬授業の実践と省察:低学年の内容―
第12回:体育科の学習指導②―模擬授業の実践と省察:中学年の内容―
第13回:体育科の学習指導③-体育授業の学習指導案の作成(内容構成と展開構成)
第14回:体育科の学習指導③-体育授業の学習指導案の再構成(学びの見取り)
第15回:まとめ―体育科教育の基礎と教材研究及び授業観察と学習指導―
事前・事後学修の内容 課題①/体育嫌いの子どもへのコメント
課題②/学習指導要領の読み取り
課題③/資料(「関係論的アプローチによる体育の授業デザイン」)の読み取り
課題④/「器械運動系の学びのデザイン」の作成
課題⑤/「陸上運動系の学びのデザイン」の作成
課題⑥/「水泳系の学びのデザイン」の作成
課題⑦/「ゲーム・ボール運動系の学びのデザイン」の作成
課題⑧/「表現運動系の学びのデザイン」の作成
課題⑨/資料(「学びの基盤を育むための三つの運動遊び」「身体的な共感を育成する体育の場のデザイン」)の読み取り
課題⑩/「体つくり運動の学びのデザイン」の作成
課題⑪/模擬授業案①の理解
課題⑫/ 模擬授業案②の理解
課題⑬/学習指導案の作成
課題⑭/学習指導案の再構成
最終課題/学びの軌跡・成長エントリーシート・成長報告書の作成
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University