三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学部・学校教育に関する専門科目(A類)
科目名 臨床・社会
りんしょう・しゃかい
Clinical psychology and social psychology
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 カウンセリング実習
かうんせりんぐじっしゅう
Counseling practicce
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-scho-PSYC1761-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 水谷 久康

MIZUTANI, Hisayasu

実務経験のある教員 教育相談教諭として三重県立高等学校で10年間、生徒・保護者の相談を行い、教員に対するコンサルテーションも行う。管理職を経て退職後は愛知県の私立短大でカウンセリングルームの責任者としてカウンセリングの実施や。他のカウンセラーへのスーパーバイズを行っている。公認心理師

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 カウンセリングについての基本的な考え方や技術的な発展について個人療法から家族療法まで広く教授。その上でケースワークとロールプレイにより、実践的なスキルを身につける。
学修の目的 どのようなアプローチ法であっても、クライアント理解こそカウンセリングにとって最も重要なスキルである。様々なケースを例に、クライアントの「述べること」と「伝えたいこと」、そしてカウンセリングに「求めていること」は、時により異なることも多いことを学ぶ。そうであるなら、より深いクライアント理解を行うためには、何が必要なのか基本から応用までを習得する。
学修の到達目標 問題を抱え支援を必要とする側,すなわちクライアントに存在する解決のための資源を見出しそれらを活性化させる視点やスキルを身に付け、カウンセリングによりクライアントが勇気をもって歩みだすための効果的な支援ができるようになる。また、そのような専門的な視点や知識から、他のカウンセラーに対してコンサルテーションできる力もつける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 アクティブラーニングで行う授業への積極的受講態度20%及び授業中行う小レポート30%・学期末試験50%などを総合的に評価する
授業の方法 講義 演習 実技

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 すべての授業終了時に学生から授業評価票を集めるとともに、そこに書かれた質問や感想への回答も次回授業で必ず行う。
教科書 匠の技法に学ぶ実践・家族面接:日本評論社
参考書
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 学校カウンセリング
発展科目 カウンセリング実習
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード カウンセリング ファミリ―セラピー ブリーフセラピー
Key Word(s) Counseling, Famiry therapy, Brief therapy
学修内容 第1回:オリエンテーション・学習ガイダンス・カウンセリングに関する基本的な考え方
第2回:個人療法の発展①精神分析
第3回:個人療法の発展②ロジャーズ
第4回:個人療法の発展③催眠療法とマインドフルネス
第5回:個人療法の発展④認知行動療法
第6回:事例から学ぶ①来談者中心療法Ⅰ
第7回:事例から学ぶ②来談者中心療法Ⅱ
第8回:事例から学ぶ③来談者中心療法Ⅲ
第9回:家族療法の理論
第10回:事例から学ぶ④家族療法Ⅰ
第11回:事例から学ぶ⑤家族療法Ⅱ
第12回:短期療法 の理論
第13回:事例から学ぶ短期療法
第14回:解決志向短期療法の実際
第15回:実践力としての解決志向短期療法
事前・事後学修の内容 シラバスを参照し参考図書などで授業時に使われるテクニカルタームを事前に修得、授業中に配布する資料や紹介する文献で毎授業終了後に自ら学びのまとめを行う。特に習得したスキルの定着に努めるとともに、専門的な知識理解を確実なものにすること。
事前学修の時間:50分/回    事後学修の時間:50分/回

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