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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術史A
びじゅつしえー
Art History A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-063
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 中村 夏葉(非常勤講師)

NAKAMURA Kayoh

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 密教美術の根幹にある曼荼羅の見方と考え方について思想と表現の両面から解説する。前半は曼荼羅理解に必要な基礎知識について解説し、後半では平安時代に空海によって中国から日本へ請来された両界曼荼羅の特質について現在の研究状況の紹介を交えて解説する。
学修の目的 仏教美術史の専門的な内容について理解を深める。
美術史学における図像解釈研究の手法に関する基礎知識を習得する。
学修の到達目標 宗教における美術作品の機能や役割について説明することができる。
密教において「絵画」という媒体がもつ意味について説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート(70%)、コメントペーパー(30%)。合計が60%以上で合格。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 なし
参考書 授業内で指示する。
オフィスアワー メールで予約して下さい。
また、窓口となっている教員は藤田伸也(sfujita@human.mie-u.ac.jp)です。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 美術史B
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 仏教美術、密教美術、曼荼羅
Key Word(s) Buddhist art history,esoteric Buddhist art, mandala
学修内容 第1回 ガイダンス                 
第2回 密教の歴史
第3回 インド仏教美術の流れ
第4回 ヒンドゥー教と密教美術
第5回 仏教のコスモロジー
第6回 仏塔と宇宙
第7回 曼荼羅の基本構造
第8回 曼荼羅と儀礼
第9回 曼荼羅図と浄土図における観者の位置
第10回 曼荼羅が表すもの
第11回 密教における色(密教と絵画)
第12回 空海請来系両界曼荼羅の諸問題(1)総説
第13回 空海請来系両界曼荼羅の諸問題(2)構図
第14回 空海請来系両界曼荼羅の諸問題(3)モチーフ
第15回 まとめ 
事前・事後学修の内容 授業内で触れた美術用語、仏教用語、作品名、寺院名などの読み方や意味を調べて予習・復習すること。
配布された参考資料文献は必ず通読すること。
紹介された参考文献も積極的に読んで学習すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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