三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 全学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修科目
授業科目名 海洋観測航海実習
かいようかんそくこうかいじっしゅう
On-board training of oceanographic observation
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-2524-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 練習船勢水丸

担当教員 前川陽一(附属教育研究施設)、○中村亨(附属教育研究施設)

MAEKAWA Yoichi, ○NAKAMURA Toru

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 (※注意)R3年度は、新型コロナウイルス感染症予防策のため、2月および3月の春休み期間中に、
例年より日数を圧縮して2泊3日の日程で実施する予定です(乗船実習の航海中に同時に行います)。
また、新型コロナウイルス感染状況によっては計画が変更になる場合もあります。
詳細は随時Moodleなどを通じてお知らせします。

勢水丸に乗船し、海洋環境の現状や自然環境の保全について体験的に理解を深めます。また、実際に観測機器を用いて観測を体験し、海洋観測の基礎を学習し、以降の海洋科学全般に関する本格的な実習航海や研究航海へのスムースな導入を図ります。
学修の目的 実習を通して、基本的な海洋観測から機器を使っての精密な海洋観測、そこから得られたデータ処理にいたるまでの知識を体得することを目的とします。
学修の到達目標 海洋観測は表面海水測温や透明度計測といった基本観測から、研究航海で多く用いられるCTDの断面観測線観測の実施といった本格的な観測作業を行い、海洋調査観測を実践できる基礎知識を身につけ、研究活動への円滑な導入を図ります。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 実習作業への取り組み(70%)、レポート(観測結果解析20%、考察10%)
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 航海期間中は気象・海象による船体動揺の軽減に努め効果的な実施を図ります。
教科書 乗船時に配布(乗船のしおり)
参考書
オフィスアワー 松阪港停泊中は電話及び訪船可。(土日を除き08:30~12:00、Eメールも可 nakamura@bio.)詳細はガイダンス時に連絡します。
受講要件 学生教育研究災害保険または生協の保険に加入して下さい。当年度内の健康診断にて欠格事由のない健康な者に限ります。
事前に実施する実習ガイダンスに必ず出席して下さい。
ガイダンスに関しては時期が近づいたら掲示にてアナウンスします。
予め履修が望ましい科目 海事概論、海洋生物資源学概論、水産学総論
発展科目 海洋総合航海実習、紀伊黒潮流域圏航海実習、卒業研究
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目
内容は天候によって変更されることがあります。運動性に優れ汚れても良い服装で参加して下さい(出来れば長袖長ズボンが好ましい)。また、必ず運動靴で参加して下さい。
※この実習は、必修科目である「乗船実習」の航海の中で併せて実施します。
乗船実習と同様に、この「海洋観測航海実習」も履修申告は必ず行って下さい。
海洋生物資源学科の教育的インターンシップ対応科目であり,8時間分に該当する。
*インターンシップ要素を含む科目(2019年入学生から適用)
高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 練習船、海洋環境、海洋観測、気象観測
Key Word(s) research & traning vessel,ocean environment,oceanographic
observation,marine species sampling,meteorological observation
学修内容 1. 乗船式および船内生活区画案内
2. 安全教育(船内一般諸注意、乗船のしおり)
3. 総員退船訓練および訓練の実践
4. 船内生活一般(ラジオ体操、デッキウォッシュ、食事当番、船内清掃等)
5. 出港作業および入港作業
6. 投錨作業および抜錨作業
7. 観測事前練習(基本観測)
8. 観測事前練習(各配置別作業)
9. 海洋観測の実践①(観測訓練)
10. 海洋観測の実践②(基本観測、CTD観測)
11. 海洋観測の実践③(CTD観測オペレーション、気象観測および観測野帳記入)
12. 海洋観測の実践④(各種採泥観測、観測データ取り扱い)
13. 観測収集データの解説、処理方法、断面図作成方法
14. 観測結果での断面図作成および観測結果からみた海洋環境の考察に関する課題作成および提出
15. 課題の返却および観測結果によって作成した断面図、海洋環境の解説と統括、下船式
事前・事後学修の内容 事前に実習ガイダンスを行い、実習に関する注意事項などを説明します。これを事前学習とするので必ず出席して下さい。(約60分)
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:

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