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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・社会
科目名 外国史
がいこくし
World History
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
70-72 期生
卒業要件の種別 選択必修
日本史・東洋史・西洋史で卒論を書く社会科教育コース(AⅡ類)の学生は選択必修
授業科目名 東洋史概論Ⅱ
とうようしがいろんⅡ
Studies on Oriental History Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-FHIS-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態


* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 大坪慶之(教育学部)

OTSUBO,Yoshiyuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 19~20世紀の台湾を主要な舞台として、東アジアの近現代史について考察する。
学修の目的 現在の東アジア世界(日本・中国・韓国・台湾など)は、人と人との交流が、かつてより密接になっている。しかし諸国家・諸地域間の相互認識は、観光と大衆文化のレベルで進展を見せる一方で、歴史においては必ずしも深まっていないように思われる。また、頻繁に起こる歴史問題や領土問題は、各国家・各地域の戦前の歴史的経験が、21世紀の現在に依然として作用しており、日本史だけにとどまらない、東アジアの歴史を学ぶことの重要性を教えてくれる。以上の点をふまえ本講義では、日本による台湾の植民地統治、および戦後におけるその影響を見ていく。
学修の到達目標 日本が、かつて植民地として支配した台湾の歴史について、その統治期・戦後を中心に理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 小テスト10%、試験90%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 教科書は使用しません。
参考書 伊藤潔『台湾―四百年の歴史と展望―』中央公論社(中公新書1144)、1993年。
若林正丈『台湾―変容し躊躇するアイデンティティ―』筑摩書房(ちくま新書318)、2001年。
周婉窈(著)濱島敦俊(監訳)『図説 台湾の歴史』平凡社、2007年。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 外国史概論
発展科目 史学概論、東洋史特殊講義
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 台湾 日本 東アジア 植民地 近現代史
Key Word(s) Taiwan Japan Asia colony Modern History
学修内容 本講義は、次の三つのテーマを柱として進める。
 Ⅰ.東アジア世界の中の台湾(5回)
  1.地理的環境と民族
  2.時代区分
  3.オランダ統治、鄭氏政権の時代
  4.清朝統治時代
  5.清朝による台湾領有の変化
 Ⅱ.日本統治時代(5回)
  6.日本による植民地支配の開始
  7.日本統治の基礎づくり 
  8.植民統治下の近代化
  9.植民統治と先住民族
  10.戦時下の台湾
 Ⅲ.「中華民国」の台湾定着(5回)
  11.台湾の祖国復帰と二・二八事件
  12.国民党による一党独裁と蒋家
  13.奇跡の経済発展
  14.民主化への動き
  15.両岸関係の現在 
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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