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| 開講年度 | 2021 年度 | |
|---|---|---|
| 開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)社会科学専攻 | |
| 受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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| 選択・必修 | ||
| 授業科目名 | マーケティング演習 | |
| まーけてぃんぐえんしゅう | ||
| Seminar in Marketing | ||
| 単位数 | 2 単位 | |
| ナンバリングコード | ||
| 開放科目 | 非開放科目 | |
| 開講学期 |
後期 |
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| 開講時間 |
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| 授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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| 開講場所 | ||
| 担当教員 | 熊谷 健(人文学部) | |
| KUMAGAI, Ken | ||
| 実務経験のある教員 | 担当教員は総合商社において川下分野を中心に長らくトレーディング、戦略投資、コンサルティング等を手掛けると共に、自ら役員として国内外の企業経営に携わってきた。 斯かるバックグラウンドに基づき、本講義では学術的・理論的講義に加えて実務的視点からマーケティング・リサーチと商品・ブランド開発について議論を展開する。 |
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| SDGsの目標 |
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| 連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
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| 授業の概要 | 企業のマーケティング活動では既存商品の改善や新商品の開発に向けて様々な意思決定が行われます。 その際,経営者やマーケターが勝手に売れると思い込んで商品を市場に押し付けようとすればビジネスが上手くいく可能性は高くないでしょう。 適切な意思決定を行いビジネスの成功確率を高めるには,参考とするべき客観的情報が求められます。 たとえこれまで効果的であった戦略であっても,消費者の価値観の変化などによって陳腐化する恐れがあります。 企業のマーケティング活動は,変化する市場動向に合わせてアップデートを続ける必要があるのです。 したがって,最新の市場動向や消費者行動を調査し客観的に把握すること(即ち,マーケティング・リサーチ)は,マーケティング戦略を策定する上で極めて重要なプロセスとなっています。 本講義では,単なるリサーチャーとしてではなく,自らマーケターとして戦略を策定・推進する視点に基づきリサーチを行い,消費者の考え方や行動を考察した上で商品・ブランド開発に反映させる手法を学びます。 |
|---|---|
| 学修の目的 | マーケティング・リサーチの手法を理解し、将来、受講者が自らの実務に活用する力を養うことが本講義の目的です。 |
| 学修の到達目標 | 最低到達目標はマーケティングにおけるリサーチの重要性と基本的手法を理解することです。 また、自らマーケティング・リサーチを実施し、商品・ブランド開発に取り組む手法を身に付けることを努力目標とします。 |
| ディプロマ・ポリシー |
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| 成績評価方法と基準 | ディスカッション及びプレゼンテーション(50%)、期末レポート(50%) |
| 授業の方法 | 講義 演習 |
| 授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 |
| 授業改善の工夫 | |
| 教科書 | 田中洋(2010)「課題解決! マーケティング・リサーチ入門」,ダイヤモンド社 |
| 参考書 | Kotler, P. and Keller, K. L. (2006) “Marketing Management, 12nd Edition”, Pearson Education Inc.(恩蔵直人監訳,月谷真紀訳(2008)『コトラーandケラーのマーケティング・マネジメント第12版』,ピアソンエデュケーション) 寺島拓幸・廣瀬毅士(2015)「SPSSによるデータ分析」,東京図書 |
| オフィスアワー | 原則として質問は講義中、講義後に対応します。 |
| 受講要件 | |
| 予め履修が望ましい科目 | 学部(学士課程)においてマーケティング関連及びデータサイエンス等の統計関連講義を履修済であることが望ましい。また、マーケティング特講を履修済みである(または並行して履修する)ことが望ましい。 |
| 発展科目 | |
| その他 |
| MoodleのコースURL |
|---|
| キーワード | マーケティング・リサーチ、商品開発、ブランド開発、差別化、ポジショニング |
|---|---|
| Key Word(s) | Marketing Research, Product Development, Brand Development, Differentiation, Positioning |
| 学修内容 | 第1回 イントロダクション 第2回 マーケティング・リサーチのマーケティングにおける位置づけ 第3回 マーケティング・リサーチの手法 第4回 平均,標準偏差,ギャップ分析,及び相関分析 第5回 t検定と分散分析 第6回 回帰分析 第7回 因子分析 第8回 商品・ブランド開発実習(1):質問票に基づく調査計画の策定 第9回 商品・ブランド開発実習(2):回収データの確認とギャップ分析 第10回 商品・ブランド開発実習(3):因子分析に基づくポジショニングマップの作成 第11回 商品・ブランド開発実習(4):回帰分析に基づく購買意図規定要因の検討 第12回 商品・ブランド開発実習(5):データに基づく商品設計 第13回 受講者によるプレゼンテーションとディスカッション 第14回 受講者によるプレゼンテーションとディスカッション 第15回 ラップアップ、期末レポート提出 注:受講者の人数や理解度等により適宜講義内容を変更します。 |
| 事前・事後学修の内容 | 事前学習 受講者の理解度に基づき適宜指示する。 事後学習 受講者の理解度に基づき適宜指示する。 |
| 事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |