三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習A
にほんぶんがくえんしゅう えー
Seminar in Japanese Literature A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 亀田 夕佳(人文学部)

KAMEDA, Yuka

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 伊勢斎宮に占定された良子内親王(後朱雀天皇第一皇女)のもとで行われた「貝合日記」を精読する。「斎宮」で行われた行事が当時にあってどのような表現であるのか、和歌データベース等を用いて調査し、理解を深める。
学修の目的 古典文学を自ら理解する際に修得すべき調査方法や読解技術を身につける。
レジュメの作成方法や発表の方法を習得する。
学修の到達目標 さまざまな資料を適切に用いて、原文を自力で解釈できることができる。
伊勢斎宮について知見を確実なものとする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題提出20%、発表50%、討論への参与30%で評価(合計が60%以上で合格)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業中の課題の提出状況に応じ、学生の理解度を確認し、授業にフィードバックする。
教科書 プリントを配布する。
参考書 三木雅博『和漢朗詠集とその享受 増訂版』(勉誠出版、2021年)、中川博夫『中世和歌論』(勉誠出版、2020年)、平川祐弘『アーサー・ウェイリー 『源氏物語』の翻訳者』(勉誠出版、2020年)、熊倉千之『『源氏物語』深層の発掘』(笠間書院、2015年)、藤井貞和『構造主義のかなたへ』(笠間書院、2015年)、斎藤 正昭『『枕草子』連想の文芸』(笠間書院、2016年)、金井清一『古代抒情詩『万葉集』と令制下の歌人たち』(武蔵野書院、2019年)
オフィスアワー 木曜日の昼休み。長い時間が必要な場合は、事前にメール等で相談して下さい。
受講要件 発表準備にあたり、多くの資料を調査し、読み込んだ上で整理する必要が生じる。その労を厭わず取り組むことができるもの。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 物語文学、中古文学(平安文学)、伊勢斎宮、歌合
Key Word(s) Narrative Literature, Classical Japanese Literature(Heian Literature), Ancient Imperial Princesses Serving at Ise Shrine, Poetry Contest
学修内容 第1回 ガイダンス(斎宮、歌合についての概説、授業の進め方、成績評価の方法などを説明、資料配布)
第2回 平安文学における研究方法について(調査の仕方と参考書の紹介)
第3回 発表資料作成について(注釈のつけ方等の説明)
第4~14回まで、範囲を分担して注釈や現代語訳の比較検討、考察などの発表を行う。
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 事前学修:予習として該当作品箇所を読み、わからない語句等を調べておく。
事後学修:授業で学んだ内容をふまえ、一語一語の表現価値について自分の理解をまとめる。授業中に示した参考文献を確認する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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