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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ドイツ文学演習K | |
どいつぶんがくえんしゅうK | ||
Seminar in German Literature K | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
オンライン授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 籠 碧 | |
KAGO, Midori | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 朝目を覚ますと虫になっていた――最も有名なドイツ語文学のひとつ、フランツ・カフカの『変身』(Die Verwandlung, 1912)。よく知られたこの作品に、(邦訳の助けを借りながら)原文で触れる授業です。主人公は、なぜ突然虫になったのか、どうしたら人間に戻れるか等々の疑問を素通りして、家族のために仕事に行かなければと焦ります。「不条理文学」の金字塔として知られる『変身』は、近年では、引きこもり、障害、介護の問題にも引きつけて読まれています。そうした解釈の多様性を視野におさめつつ、抜粋箇所を原典講読します。 ※最初の数回の授業で、初~中級ドイツ語文法の復習を行います。 |
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学修の目的 | ・ドイツ語の文法知識を確かなものにし、実際のドイツ語を読めるようになること。 ・カフカ作品を通してモダニズム文学への理解を深めること。 |
学修の到達目標 | ・辞書を使って、実際のドイツ語を読めるようになること。 ・モダニズム文学の特徴について自分の言葉で説明できるようになること。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 平常点で評価します。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 資料、テクストなどはMoodle上にアップロードします。 |
参考書 | カフカ作品の邦訳や関連文献はたくさんあります。適宜紹介します。 |
オフィスアワー | メールかMoodle上でご相談ください。 |
受講要件 | 異文化理解(ドイツ語)Iを履修済みであること、もしくはそれと同等の知識を持っていること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | ドイツの文学など |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ドイツ語、ドイツ語文学、カフカ |
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Key Word(s) | German, German Literature, Franz Kafka |
学修内容 | はじめに文法事項を一通り確認したあと、『変身』(抜粋)をドイツ語で輪読します。適宜邦訳の助けを借ります。発音の練習も行います。作品内容に関する感想、解釈、批判的意見など、単なる訳読にとどまらないコメントを歓迎します。 第1回:導入(カフカの紹介、研究史と受容史) 第2~4回:文法の復習(過去形、接続詞、zu不定詞、関係代名詞、受動態、接続法) 第5~14回:カフカ『変身』をドイツ語で読む 第15回:まとめ 予定を変更する可能性があります。 |
事前・事後学修の内容 | 辞書を使って、毎回指定された範囲を予習してくること。 |
事前学修の時間:150分/回 事後学修の時間:90分/回 |