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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修
授業科目名 日本の文学P
にほんのぶんがく ぴー
Japanese Literature P
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 森田 貴之(非常勤講師)

MORITA,Takayuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 源平合戦・南北朝時代の動乱を描いた軍記物語『平家物語』『太平記』を取り上げる。軍記物語の作者は、動乱の現実をどのように理解し、どう作品世界を構築したのか。歴史的背景や人物造型などの視点から捉えていく。また両作品の比較や近世・近代・現代への影響にも触れていく。
学修の目的 ・歴史と文学の関係について考える力を修得する。
・文学作品を通して動乱期に生きた人間のあり方を理解する。
・軍記物語というジャンルの特質を理解する。
学修の到達目標 ・文学作品相互の連関を具体的な作品を通して理解する。
・軍記物語を通して日本中世の社会・思想についての知識を修得する。
・現代への影響などから現代社会について考える新たな視点を獲得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ・レポート試験 60%   ・受講態度 40%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 リアクションペーパーの内容により受講態度を把握し、毎回、講義の復習・質問への返答等を行う。
教科書 特に指定しない。毎回講義プリントを配布して進める。
参考書 特に指定しないが、適宜講義内で指示する。
オフィスアワー 特になし
受講要件 積極的な態度で受講すること
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本古典文学, 中世, 軍記物語
Key Word(s) Japanese Classical Literature, the Medieval Period, Tale of War
学修内容  1.授業方法・作品概説
 2.『平家物語』の構成(物語の始発)
 3.『平家物語』の登場人物と歴史叙述方法1(平清盛を中心に)
 4.『平家物語』の登場人物と歴史叙述方法2(平重盛を中心に)
 5.『平家物語』の登場人物と歴史叙述方法3(平宗盛を中心に)
 6.『平家物語』の登場人物と歴史叙述方法4(平知盛を中心に)
 7.『平家物語』の登場人物と歴史叙述方法5(平重衡を中心に)
 8.『平家物語』の登場人物と歴史叙述方法6(平維盛を中心に)
 9.『平家物語』の構成(物語の終幕)
 10.『太平記』の世界(『平家物語』との質的差異)
 11.『太平記』の登場人物と歴史叙述(楠木正成を中心に、『平家物語』との比較から)
 12.中世・近世の芸能と軍記物語
 13.近世の『太平記』(太平記評判の世界)
 14.幕末・明治と軍記物語(思想史的側面から)
 15. 近現代社会と軍記物語
事前・事後学修の内容 毎回の講義時に、感想・質問等のコメントの提出を求める。また、次回講義までに前回の内容について各自で復習が求められると同時に、予告された内容について、予習してくること。講義内で関連する参考文献について提示するので、各自で学修し、最終レポート課題へつなげること。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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