三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 通信方式
つうしんほうしき
Communication Systems
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 成枝 秀介(工学部)

Shusuke NARIEDA

SDGsの目標
連絡事項 定期テストはレポート提出に変更となる可能性があります。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では,ディジタル無線通信システムの基礎について解説する.ほとんどのディジタル機器に組み込まれており,IoT社会実現・普及のための基盤技術となる技術がディジタル無線通信システム技術である.本講義では,基本的な原理や近年普及しているディジタル無線通信システムについて解説する.
学修の目的 各種変調/伝送方式を用いて情報伝送を行うための基礎理論について理解することを目的とする.
学修の到達目標 1) ディジタル無線通信システムおよびその基本的な構成要素について理解する.
2) 各種ディジタル変調方式,スペクトル拡散通信方式およびOFDM変調方式の原理,特徴について理解する.
3) ランダムアクセス方式について理解する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 定期試験(100点)を10点満点に換算し,6以上を合格とする.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 テキストは特に指定しない.
参考書 OHM大学テキスト 通信方式,実教出版
編著:守倉正博
ISBN:978-4-274-21473-8
オフィスアワー 授業時に教員から受講学生に通知します
受講要件
予め履修が望ましい科目 ディジタル信号処理,コンピュータネットワーク
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 無線通信システム,ディジタル変調方式
Key Word(s) Wireless systems, digital modulation schemes
学修内容 第01回:イントロダクション,身の回りのディジタル無線通信システム
第02回:数学的準備(フーリエ変換、確率統計など)
第03回:アナログ無線通信システムの基礎・概要
第04回:ディジタル無線通信システムの基礎
第05回:ディジタル無線通信システムでの無線信号(1)シングルキャリア信号の変復調
第06回:ディジタル無線通信システムでの無線信号(2)シングルキャリア信号の変復調
第07回:ディジタル無線通信システムでの無線信号(3)差動符号・復号化
第08回:ディジタル無線通信システムでの通信品質(1)加法性白色ガウス雑音とビット誤り率
第09回:ディジタル無線通信システムでの通信品質(2)伝送路歪み
第10回:ディジタル無線通信システムにおける送受信機構造,ヘテロダイン(低IF)受信機とダイレクトコンバージョン受信機
第11回:スペクトル拡散方式,直接拡散方式と周波数ホッピング
第12回:直交周波数分割多重(OFDM)方式
第13回:多重アクセス方式,FDMA方式からOFDMA方式まで
第14回:ランダムアクセス方式,pure ALOHA方式からCSMA/CSまで
第15回:まとめ
第16回:定期テスト
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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