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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・現代科学理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | PBL医学・看護学(現代科学) | |
ぴーびーえる いがく・かんごがく | ||
PBL Medical Science and Care | ||
授業テーマ | 健康食品の機能と現状 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-comp-MEDN1391-005
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 玉利 健悟(教養教育院) | |
TAMARI, Kengo | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 健康食品に実は明確な定義がありません。健康食品とはなんなのか?その効果は本当なのか?どのように効いているのか?どうやって効果を調べているのか?など、健康食品の機能とそれを取り巻く現状について学んでみませんか。 本授業は、プロジェクト型授業(Project Based Lerning: PBL)の手法を用いています。この手法は問題を発見し、解決のためのProjectを立ち上げ、活動していくスタイルです。通常の講義形式で学ぶよりも、より実践的な力が備わる優れた方法として、近年急速に普及しています。 大学生は卒業のために、「卒業論文」を作成しなければなりません。つまり、在学中に、何か新しい発見をし、それを矛盾なく発表する必要があります。そのためには、文献検索、仮説設定、実験調査、考察、論文作成、発表といったスキルが必須です。本授業は、その基本スキルを大学の早い段階で一通り学べますので、これから学問に向かう姿勢づくりに最適です。 授業では、個別またはグループでの健康食品に関する問いに、①調査を行い、②課題を発見し、③解決策を考え、④発表を行います。①調査や②課題発見では、基本的には学生が行いますが、関連の知識について教員からサポートも行います。また、③解決策に関しては、実験可能であれば、実際に一定期間食して、その効果をみてみましょう。実験ができない場合は論文を熟読して考察を深めます。④発表は「相手を納得させる」ことを重点にした、プレゼンの指導を繰り返し行います。これらにより、健康と食品に関する専門知識と共に、「卒業論文」を想定した基本的な研究経験から、問題発見能力を同時に獲得することになります。 具体的な問いとして、有名な健康食品を食した際の脂肪量の変化を再検証、正しく効果を測る新しい基準の提案、もっと効果がある料理法の開発などが想定されます。 なお、紙による試験はありません。 |
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学修の目的 | 本授業は基本的な人体の仕組みと食品の機能性を学びつつ、食品研究の基本である調査、仮説設定、実験、考察、発表といった活動を体験し、学問としても、生活においても実践的な知識獲得を目的とします。もちろん、専門教育レベルの知識を持っていない学生に、完全オリジナルの発想を要求することはありません。自ら課題を発見し、解決手段を提案、実践することを目指します。 |
学修の到達目標 | ・基本的な健康食品の仕組みを概説できる(C評価) ・健康食品について概念を理解し、グループで討論できる。(B評価) ・健康食品の調査から課題を見出し、多角的に論じることができる(A評価) ・健康食品に関する自らの問に対し、的確で明解な発表をすることができる(AA評価) A評価以上の学生は3つの能力を向上することを狙っています。①人体に関わる様々なリテラシー。②研究の基本となる計画性と実践力。③コミュニケーションによる課題解決力。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 課題提出(個人活動)30点 講義内活動(グループ活動)30点 発表内容40点 |
授業の方法 | 講義 演習 実習 |
授業の特徴 |
問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 特になし |
参考書 | 特になし |
オフィスアワー | 水12:00~12:45総合研究棟Ⅱ314-2室に居室あり。事前にメールで連絡を貰えれば、時間を調整して対応します。 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 特になし |
その他 | 知識を問う紙面上での試験はありません。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 生理学 食品機能学 特定保健用食品 |
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Key Word(s) | Physiology, Functional food science, Foods for special health use |
学修内容 | 第4回までは図書館やweb等を用いて、個別での味覚と嗅覚に関する調査を行います。第5回で各自報告を行い、類似のテーマを選んだ学生同士でグループを作成します。第7回から教員指導の元、研究計画を立て、実験もしくは学術論文を熟読・考察を行います。第12回以降は実験班であれば、実験結果を解析し、文献考察班であれば、学術論文の新規性を発見し、発表準備を行います。第15回には公開発表会を行います。 第1回 ガイダンス 第2回 健康食品の総論 第3回 個別調査と研究計画書作成(1/2) 第4回 個別調査と研究計画書作成(2/2) 第5回 調査報告の準備 第6回 調査報告会 第7回 グループ調査と実験計画書修正(1/2) 第8回 グループ調査と実験計画書修正(2/2) 第9回 論文調査・実験準備 第10回 論文考察・実験タイム(1/3) 第11回 論文考察・実験タイム(2/3) 第12回 論文考察・実験タイム(3/3) 第13回 データ解析と発表準備 第14回 発表練習(2/2) 第15回 総括(活動報告会) |
事前・事後学修の内容 | 課題に関して、調査、考察が不十分な時は、教員からの資料提供などがあります。グループで相談し、次回までに準備して下さい。基本的に授業内で行うように予定していますので、無理のない研究計画を立てるよう指導します。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |