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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | ナノ計測学 | |
なのけいそくがく | ||
Nano-Scale Measuring Theory | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
オンライン授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 秋山亨 | |
Toru Akiyama | ||
実務経験のある教員 | 担当教員は電気通信関連企業の研究所での実務経験があり、本講義の内容の一部は実務経験での活動内容が含まれる。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 現代の科学・技術の進展は目覚ましく、原子・分子長さのナノ計測技術が可能となっている。本講義では、これらナノ計測技術について概観すると共に、ナノ計測技術とその計測対象を、電子という基本的な立場から系統的に理解することに重点を置く。講義の過程においては適宜演習を実施し、結晶構造、X 線回折、逆格子ベクトル、構造因子といった重要事項の理解を促す。 |
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学修の目的 | 3年次以降の材料関連科目における基礎力の養成。 |
学修の到達目標 | 計測技術およびエレクトロニクスにおいて重要な構造因子の演繹的導出。トンネル顕微鏡の基本原理の理解とトンネル電流の演繹的導出。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 原則として期末試験100%で評価する。定期試験(100点満点)の合計点数を10で割った最終成績6以上を合格とする。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 演習等を用いて学生の理解度の向上に努める。 |
教科書 | |
参考書 | 固体物理学入門(キッテル著,宇野良清他訳,丸善) 固体物理の基礎(アシュクロフト・マーミン著、松原武生他訳、吉岡書店) ナノエレクトロニクスを支える材料解析(尾嶋正治,本間芳和編,電子情報通信学会) |
オフィスアワー | 毎週木曜日8:50〜11:00、第2合同棟4階6403室で対応する。電子メール等による質問も可。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 量子力学Ⅰ |
発展科目 | 量子力学Ⅱ、材料科学、半導体工学、電子デバイス工学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=8435 |
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キーワード | 結晶構造,格子定数,X線回折,電子顕微鏡,トンネル顕微鏡 |
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Key Word(s) | crystal structures, lattice parameter, x-ray diffraction, electron microscopy, tunneling microscopy |
学修内容 | 1. ナノの世界とナノ計測 2. 元素の性質と周期表 3. 結晶構造 4. ミラー指数(Miller indices)と表面 5. ナノ計測技術に対する要求条件とX線 6. X線回折と結晶構造 7. 基本格子ベクトルと基本逆格子ベクトル 8. 構造因子(その1) 9. 構造因子(その2) 10. 構造因子の演習 11. 電子による計測技術 12. 電子顕微鏡の原理とその応用 13. 電子から見た固体表面構造 14.トンネル顕微鏡および原子間力顕微鏡 15.トンネル効果とトンネル顕微鏡の理論 16. 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 記載の参考書を活用すること。Moodleに記載の講義資料および関連動画等を活用すること。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |