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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 教育課程論B
きょういくかていろん びー
Theories of Curriculum B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
【2021.9.3更新】 平常授業(水曜9・10限)と集中講義(12月25・26日予定)の両方を受講する必要があります。
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 未定です。各学部の全学教職課程関連のの掲示板やmoodle等で情報を確認してください。

担当教員 木村 美来(非常勤)・守山 紗弥加(教養教育院)

KIMURA,Miku MORIYAMA, Sayaka

SDGsの目標
連絡事項 【2021.9.3更新】開講時限、担当者を更新いたしました。
開講時限:平常授業 水曜9・10限、集中講義 12月25・26日(予定)
担当者:木村美来・守山紗弥加
授業計画については随時更新します。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  教育課程やカリキュラムは、教育内容としての教材や、生徒の学習経験を、組織的に編成するために用意された教育計画である。本講義では、教育課程の編成・実施に関する基礎的な考え方や、学校における教育課程の実際を理解し、教育課程の意味や意義について考察する。具体的には、前半では、我が国の学習指導要領の歴史的展開や社会状況の変化についての理解を踏まえ、現行および新学習指導要領の基本構造や特色について考察していく。
 後半では、特色ある学校づくりと教育課程開発について、新しい教育課程を事例的に取り上げ、教育課程編成の現状と課題について考察を深めていく。
 上記のことを通して学習者・教師の両方の視点から、学校教育や教職における教育課程の持つ意味を再考し、望ましい教育課程のあり方を模索する。
学修の目的 ・教育課程の意義と、その編成・実施に関する基礎的な考え方を知り、学校における教育課程の実際を理解する。
・学校・社会の諸課題や生徒の実態に即した教育活動のための教育課程について考察することを通して、学校教育における教育課程の意義や意味を理解する。
・学習者・教師、両方の視点から教職における教育課程の持つ意味を再考し、望ましい教育課程のあり方を模索する。
学修の到達目標 ・教育課程の意義とその編成の方法について理解できる。
・カリキュラムという視点で、自身・他者の被教育体験や教育実践を捉えることができる。
・自分の手で教育課程を編成することができる。
・自分で設定した課題について、探究的に学ぶことができる。
・他者との学び合いやグループでの課題解決を通して、教育の現代的課題や社会的状況を踏まえた自分なりの教育課程観を育むことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 (未定です。以下は参考としてください。)

下の学習活動および学習課題(いずれも必須)により、総合的に評価する。
レポート:50%
全ての講義を踏まえた上で、カリキュラム・メイキングに関するレポート課題を提示する。
評価基準および規準については、講義内で紹介する「ルーブリック」にもとづいて評価する。

平常点:50%(授業への取り組み方、グループ活動への貢献度、および授業内外の学習課題)
テーマに基づいた学習課題、ワークシートおよびリフレクションを課す。
また、講義内のグループワークおよび全体討論への積極的な参加も評価に加味する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特に指定しない
参考書 中学校学習指導要領、高等学校学習指導要領(文部科学省)
田中耕治編『よくわかる教育課程 第2版』ミネルヴァ書房、2018
西岡加名恵・石井英真・田中耕治編『新しい教育評価入門』有斐閣コンパクト、2015
田中耕治編『よくわかる教育評価 第2版』ミネルヴァ書房、2010
グループディダクティカ編『学びのためのカリキュラム論』勁草書房、2000

他、適宜紹介する。
オフィスアワー 月曜日9・10限
教養教育1号館2階 208
受講要件
予め履修が望ましい科目 教職入門
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 教育課程編成の原理・原則、学習指導要領、カリキュラム・デザイン
Key Word(s) curriculum organizing principle,course of study,curriculum design
学修内容 (未定です。以下は参考としてください。)
第1回 オリエンテーション(授業の概要と方法の確認)/カリキュラム・メイキング①(子ども・学校・地域の実態を踏まえた教育課程編成の模擬体験)
第2回 カリキュラム・メイキング②(教育課程の編成原理)
第3回 カリキュラム・メイキング③(領域や学年を横・縦断する教育課程編成)
第4回 教育評価①:機能と方法(パフォーマンス評価、ルーブリック)
第5回 教育評価②:パフォーマンス課題の実施と評価活動
第6回 世界から見た日本の教育(世界の学力マップ)
第7回 日本の教育と海外の教育(PISA、北欧の教育課程)
第8回 海外の教育課程(世界の教育課程)
第9回 学習指導要領の変遷① (ゆとり教育、脱ゆとり教育) 
第10回 学習指導要領の変遷② (経験主義、系統主義)
第11回 学習指導要領の変遷③(学力低下、学力論争)
第12回 学習指導要領の変遷④(日本の子どもの実態とこれからの教育課程)
第13回 カリキュラム・デザイン:教科横断的な教育課程編成
第14回 カリキュラム・マネジメント:教育課程の計画・実施・評価・改善に向けた取り組みに学ぶ
第15回 ポートフォリオおよびコンセプトマップ等を活用した省察と総括
最終レポート作成・提出
事前・事後学修の内容 ・復習に加え、授業で学習した内容に関わる発展的学習を行い、授業に臨むようにしてください。
・授業時間外に、課題に関わる調査・制作やグループ活動を必要とする場合があります。その場合には、各自がこだわりと責任をもって積極的に取り組むように心がけてください。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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