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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 地球環境学コースの学生対象.ただし,「自分がこのシラバスに縛られるのか否か」は,指導教員の判断に従ってください. |
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選択・必修 | 必修 コース必修科目 |
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授業科目名 | 地球環境学セミナーI | |
ちきゅうかんきょうがくせみなー1 | ||
Sminer on earth sciences I | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-4135-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 1年間ずっと研究を行うのが「卒業研究」であるが,本科目は「卒業研究」につよくかかわる科目である.ただし3年生の科目なので,ひとまず「セミナーに参加」とだけ考えればよい. |
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開講時間 |
研究室にいて授業がない時間は,ずっと研究に勤しむのが「卒業研究」である.そうしてこそ,良い研究成果が得られるのである.本科目は,3年生が「卒業研究」を行うための知識を身につける(実質的には「補う」)科目であるが,この科目では「講座/プログラム一体のセミナー」に出席して,研究成果を発表することが中心となる.その「セミナー」の実施時間については,令和2年度開始後に講座主任より告知される.例年,3年生に発表は課せられていないが,本年度のことは,あらためて講座主任から告知される.セミナー開始・終了時間は未定である. |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 「研究」という意味では各自の研究室,「セミナー出席」という意味では,会場は未定.令和3年度開始後に講座主任より告知される. | |
担当教員 | 立花義裕,西井和晃,山田二久次,万田敦昌,飯島慈裕,坂本竜彦,大野研,松村直人,松尾奈緒子(生物資源学研究科),葛葉泰久(三重大学地域圏防災・減災研究センター) | |
講座主任および3年生就学カウンセラーのメイルアドレス.コース内の学生は,それらの教員のメイルアドレスを知っているはずである.ただし,コース外の人が何らかの連絡をしたい場合には,葛葉(kuzuha(at)crc.mie-u.jp)まで連絡されたい. | ||
実務経験のある教員 | 旧科技庁(現文科省)系の研究所での従事経験がある教員:4名 林野庁系の研究所での従事経験がある教員:1名 |
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SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 【卒業研究の概要】 ●大学で一番大事な科目は卒業研究であり,他の全ての科目は,卒業研究を行うための知識と経験を得るためにあるのである. ●まず新しい研究テーマを見つけ,1年かけて「世界で初めてある現象を解明するため,新しいものを発明するため,何か新しいことを発見するため」研究を行うのである. ●研究を行うことにより,今までのように,教室に座って黙って教員の話を聞くのではなく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのである. ●4年生になったら,大学にいて,授業のない全ての時間を,卒業研究に費やすのである. 【本科目の概要】 ●上述の卒業研究を実施する過程において,地球環境学講座/プログラムの教員・学生と一緒に行うセミナーに参加して,研究成果を発表し,また他者の発表を聴講することが非常に重要である.本科目は,そのような目的で設定されている科目である.3年生は,まずは,「セミナー,中間発表,卒論発表会で他者の研究成果を聴く」ことから始める. |
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学修の目的 | 【卒業研究の記述】 「授業の概要」で書いた通り,研究を行うことにより,今までのように,教室に座って黙って教員の話を聞くのではなく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのである. 【本科目の記述】 上述,卒業研究と同様である. |
学修の到達目標 | 【卒業研究の記述】 上述のごとく,能動的に考えること,研究を企画すること,人前で得られた知見を説明することなどを経験し,色々な能力がつくのであるが,また,頑張れば, 世界で初めてある現象を解明したり 新しいものを発明したり 何かを発見する ことができるのである. 【本科目の記述】 上述,卒業研究と同様である. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 4年生の地球環境システム学セミナーⅡについての申し合わせは,「セミナー,中間発表会に出席し,発表を行うことで単位が出る.もちろん,中間発表やセミナー発表が水準以上のレベルでできたかが重要」である. 3年生においては,原則的には,中間発表,毎週のセミナー,2月の卒論発表会の出席率だけが問われる. 評価するのは,指導教員である.ただし,最終評価の固定には,地球環境学コースの全教員の承認が必要である. |
授業の方法 | 演習 実習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 「卒業研究」での記述と同様である.つまり,卒業研究は教員と学生が共同で研究を進めるものである.その過程で,成果を得られる努力をするのが当然である.その努力がそのまま「授業改善の努力」と相当しよう. |
教科書 | 所属研究室ごとに異なる. |
参考書 | 所属研究室ごとに異なる. |
オフィスアワー | 指導教員の都合はメールで各自で問い合わせること.問い合わせるのが4年生であれば,学生は当然指導教員のメールアドレスを知っているので,ここに記述しない.もし本科目について3年生以下の学生が問い合わせたい場合は,各学年の就学カウンセラーに問い合わせられたい.就学カウンセラーのメールアドレスも,各学生は知っている. |
受講要件 | 特にない. |
予め履修が望ましい科目 | 卒業研究を始める前に学ぶ全ての科目が「卒業研究」に役立つ.そして,あらかじめ履修が望ましい科目は,指導教員ごとに異なる.そこで,本科目についても同じように考えていただきたい. |
発展科目 | 4年生における卒業研究関連科目 |
その他 |
環境教育に関連した科目 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 地球科学 フューチャーアース 気象学 海洋物理学 気候学 水文学 景観学 生態学 地球システム進化学 |
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Key Word(s) | Earth Sciences, future earth, Meteorology, physical oceanography, Climatology, Hydrology, Landscape studies, Ecology, earth system evolution |
学修内容 | 【本科目の記述】 まず,本科目は「卒業研究」と強くリンクする科目なので,これについても,「毎回の学習内容」を箇条書きで表現することはできない.ただし,行事としては, ●毎週決まった時間に開催されるセミナー(年30回) ●卒業研究の「中間発表会」 ●卒論発表会 があり,これに出席することが必要である. ちなみに文科省の設置基準から考えると,通年1単位の科目は,「従事時間45時間が必要」ということになる.年30回のセミナーは,60時間に相当するので,45時間以上であり,従事時間としては十分であると考える. 上述のように,本科目は4年生の「卒業研究」と強く連動する.ただし,両科目の単位数の違い,対象学年の違いがあり,また実際には本科目の「卒業研究との連動」は文章で説明できるものではないので,詳しくは,講座・コース,または研究室で詳細に説明する.要は,両科目とも「卒業論文を執筆するための授業」であり,ただし本科目は3年生に「卒業研究の準備科目」として行われるものである. 以下,4年生の卒業研究関連科目について参照されたい. ==== 【卒業研究の記述】 ●全て,得られた研究成果で評価される.ただし,博士課程と異なり,結果的に「世界で初めての結果」が得られなくても,努力に対しても十分評価される. ●地球環境学講座/プログラムでは,「卒業研究」,「地球環境学セミナーII」,「地球環境学演習」に関して以下のような合格要件に関する申し合わせがある. 「卒業研究」:卒業研究をし,卒論を書いて審査会・発表会で合格したら単位が出る. 「地球環境学セミナーII」:セミナー,中間発表会に出席し,発表を行うことで単位が出る.もちろん,中間発表やセミナー発表が水準以上のレベルでできたかが重要. 「地球環境学演習」:卒業研究に関して口頭試問を行い,適切な回答ができたら単位が出る. ●上述のごとく,上記3科目は連動していて,要は「広義」の「卒業研究」を行うことで単位が出る.ただし,評価の対象とする部分が若干異なるのである. ●(あまり意味のないことではあるが)文科省の設置基準に照らしてみれば,4単位が付与されるこの科目は,各学生が180時間費やすことが「必要条件」とも言える.「時間をかけたら良い」というものではないから,地球環境学講座/プログラムに「最低従事時間」などという概念はない.ただ,「標準的な学生が」最低180時間費やす程度の研究成果が得られることが,単位付与の条件と考えるとわかりやすいであろう. なお評価を誰が行うかということについては,以下のとおりである. (1)本来的には,研究室の指導教員が評価を行う. (2)ただし,地球環境学コースに関しては,全教員が出席する卒論発表会(2月)で全教員による評価がなされる.その評価も参考にされる. |
事前・事後学修の内容 | (1)まず文科省の設置基準 大学はすべて設置基準に縛られます.その21条,23条には以下のように書いてあります. === (単位) 第二十一条 各授業科目の単位数は、大学において定めるものとする。 2 前項の単位数を定めるに当たつては、一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつて構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により単位数を計算するものとする。 一 講義及び演習については、十五時間から三十時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。 二 実験、実習及び実技については、三十時間から四十五時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。ただし、芸術等の分野における個人指導による実技の授業については、大学が定める時間の授業をもつて一単位とすることができる。 三 一の授業科目について、講義、演習、実験、実習又は実技のうち二以上の方法の併用により行う場合については、その組み合わせに応じ、前二号に規定する基準を考慮して大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。 3 前項の規定にかかわらず、卒業論文、卒業研究、卒業制作等の授業科目については、これらの学修の成果を評価して単位を授与することが適切と認められる場合には、これらに必要な学修等を考慮して、単位数を定めることができる。 (各授業科目の授業期間) 第二十三条 各授業科目の授業は、十週又は十五週にわたる期間を単位として行うものとする。ただし、教育上必要があり、かつ、十分な教育効果をあげることができると認められる場合は、この限りでない。 === ここで一番大事なのは,「1単位=45時間の学修」(21条の2)ということです.この45時間というのは,社会人の一週間の就労時間がもとになった等諸説ありますが,基本は「1単位=45時間の学修」ということです.多くの科目の付与単位は「半期で2単位」です.つまり,23条に書いてある15週で90時間学修するのが付与条件になります.ここで,大学・学部の執行部や学務係事務が誤解しているのは,「15回授業をしないといけない」と思っていることで,ここは実は「15週の間に何回授業をやっても良く,計90時間の学修をさせればよい」というのが正しいというのが最近の通説です. (2)授業時間 まず授業時間ですが,三重大学では授業時間は90分です.ですが,授業で120分の学修をしたと計算します.90分に教室の移動等を足して120分とカウントするというのが通説です.つまり半期で15回授業をするなら,2時間x15=30時間,授業で学修したことになります. (3)事前・事後学習 さて,半期2単の科目の場合,45時間×2=90時間の学習時間が必要と書きましたが,そうなると,90-2x15=60時間不足します.今,三重大学執行部・学務系事務は,「お上の逆鱗に触れないよう」この60時間分(半期2単位の場合),事前・事後学習をさせようと躍起になっています.そうなると,土日を使わないならば,1日4時間の事前・事後学習が必要になります.ここで,一日に「半期2単位の科目を2科目とっていた場合」何が起こるか考えてみましょう.事前・事後学習で8時間を使うことになります.不可能ですね.つまり非現実的な規定ということです. (4)このシラバスの「事前学修の時間」「事後学習の時間」 この欄に,お上の逆鱗に触れないように,「事前事後学習時間あせて240分と書きなさい」とずっと言われています(半期2単位の場合).でも,全員が予習・復習を(半期2単位科目で)4時間使うというのは極めておかしな話です.人には作業をこなすのにたくさんの時間を使う人と少ない時間で済む人がいます.皆が4時間机の前に座ってないといけないというのは現実的ではありません.これを文科省の担当官に問い合わせたところ,「必ず4時間というわけではない」と回答しました.では,この次の欄に「合計120分」(半期2単位の場合)と書く意味は何でしょうか?それは「そう書かないとシラバスを受け付けていただけない」,ただそれだけです. (5)卒論などの例外 設置基準の21条3には「前項の規定にかかわらず、卒業論文、卒業研究、卒業制作等の授業科目については、これらの学修の成果を評価して単位を授与することが適切と認められる場合には、これらに必要な学修等を考慮して、単位数を定めることができる。」とあります.つまり,卒論・修論関係科目に関しては,ここまで書いた「事前学修・事後学習ルール」を無視してよいと解釈できます.実際,卒論・修論は,研究室で可能な限りずっと研究に従事するものなので,「従事時間」などというもので縛るのは不適当です. ●結論 以上に鑑み,葛葉が執筆するシラバスにおいては,事前学修・事後学習時間を以下のように解釈していただければと思います. A. 卒論・修論周辺科目:上述(5)のように,ここに具体的な数字を入れるのは不適当なので,1と入れておきますが,その数字に意味はありません.入れないとシステム上投稿したシラバスが受理されないから無意味な数字を入れているだけです.「研究室で可能な限り研究をしなさい」というのが本当のところです. B. 半期2単位の科目:上述の通り,「1回の授業あたり240分の事前事後学習をさせる」と書かないとシラバスを受理してもらえない(何度も突き返されました)のでそう書きます.ですが,具体的には「教員が出した課題はこなすこと,試験で合格したければ,良い評価が欲しければ自己判断で勉強しなさい」ということです.時間で縛るのはナンセンスです. C. 半期4の科目:半期で45x4=180時間学修します.授業が2コマなら,4x15=60時間授業で使ったことになります.そうすると,120時間の不足です.一週あたり120/15=8時間,事前学修・事後学習をすることになるので,次の欄には事前学修240分,事後学習240分と書かざるを得ません.ですが,その数字に意味はありません.ここも,「教員が出した課題はこなすこと,試験で合格したければ,良い評価が欲しければ自己判断で勉強しなさい」ということです.時間で縛るのはナンセンスです. ●以下,この科目固有の記述を書きます(それがある場合).なければ空白にします. 各回,その日の内容に応じた予復習をするのが基本である. ===== 「卒業研究」に関わる本科目は,1単位45時間という他科目の基準を適用する必要はないので,事前学修・事後学習時間を設けない.ただし,システム上何らかの数字を入力せざるを得ないので,"1"という数字を入力する. |
事前学修の時間:1分/回 事後学修の時間:1分/回 |