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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 計測工学 | |
けいそくこうがく | ||
Instrumentation Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | engr-engr-ELEC-2661
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 成瀬 央(工学部情報工学コース) | |
NARUSE, Hiroshi | ||
実務経験のある教員 | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 自動運転車は、取り付けられているさまざまなセンサで計測された自動車自身の状態や、周囲の環境情報を利用して走行します。また、IoT化が進む現在、情報工学を含むあらゆる分野において、現実のモノを計り、モノを動かすことの重要性が急速に高まっています。このような状況から本授業では、計測における誤差やその解析方法、計測データの解析に用いられる最小二乗法など、計測工学の基礎について学びます。 |
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学修の目的 | 本授業の目的は、計測値に含まれる雑音に起因する誤差を定量的に解析できるように計測工学の基礎知識を修得し、実際の計測において必要なセンスを身につけることです。 |
学修の到達目標 | 本授業の到達目標は以下のとおりです。 ・有効数字の意味を理解して計測値を取り扱うことができる。 ・計測誤差の種類や性質についての知識を得る。 ・誤差の伝播について理解し、その解析が行える。 ・最小二乗法を用いて、計測値の解析ができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 中間試験や定期試験などの各種試験、すべての提出物の合計点を10点満点に換算し、6以上を合格とします。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | オンラインでの授業の場合には、画像の見やすさなど昨年度のオンラインでの授業での問題点を改善していくことを考えています。 |
教科書 | |
参考書 | 計測における誤差解析入門(林茂雄・馬場凉 訳、東京化学同人) 計測システム工学の基礎(西原主計・松田 康広、 森北出版) 計測工学(小坂学・岡田志麻、コロナ社)など |
オフィスアワー | 電子メール(naruse@pa.info.mie-u.ac.jp)でスケジュールを調整の上、情報棟3階成瀬教員室で質問などについて対応しますが、なるべく講義時あるいは終了時にお願いします。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 基礎線形代数学I・II、基礎微分積分学I・II、確率・統計学などが予め履修しておくことが望ましい科目です。また、同時期に開講されている工業数学JBのにも関係していますので、その学修も重要です。 |
発展科目 | 情報工学実験I・II、制御工学、画像処理、ディジタル信号処理、卒業研究などが発展科目になります。 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 有効数字、計測誤差、誤差の伝播、最小二乗法 |
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Key Word(s) | Significant figures, measurement error, error propagation, least-square method |
学修内容 | 第1回:イントロダクション(講義の概要、到達目標、授業計画、成績評価方法など) 第2回:SI単位系と次元 第3回:計測における誤差、有効数字とその取扱い 第4回:計測結果の表し方 第5回: 誤差の伝播(計測の和、差、積、商における誤差) 第6回: 誤差の伝播(一般化) 第7回: ディジタル測定器の誤差、サンプリング周波数 第8回:中間試験 第9回:誤差の統計的考え方とその処理(計測値の確率・平均値・標準偏差、誤差の分布) 第10回:誤差の統計的考え方とその処理(演算が誤差の分布に与える影響) 第11回:最小二乗法(いくつかの関数への適用、得られた結果に含まれる誤差の解析) 第12回:最小二乗法(行列表現を用いた一般化) 第13回:最小二乗法(得られた結果の誤差の解析) 第14回:画像処理による位置計測における誤差の解析(1) 第15回:画像処理による位置計測における誤差の解析(2) 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 学修内容について、事前に、参考書や自分で理解しやすいと思った本の関連する部分を読んでおいてください。 事後には授業中に提示した演習問題や参考書(自分で選んだ本など)の問題を解いて、授業内容についての理解を深めておいてください。 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:180分/回 |