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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 計算機ハードウェア設計 | |
けいさんきはーどうぇあせっけい | ||
Computer Hardware Design | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | engr-engr-INFO-2636
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 高木 一義 (工学部情報工学コース) | |
TAKAGI, Kazuyoshi | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 計算機システムのハードウェア設計と高性能化手法について解説する。 まず、算術演算ユニットの構成と高速化手法について説明する。 次に、プロセッサのデータパスの構成、および、制御方式について解説する。 更に、記憶装置の階層構造について説明する。 |
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学修の目的 | 計算機の性能を最大限に引き出すためには、計算機の構成と処理方式の理解が不可欠である。 また、応用システムに適したソフトウェアおよびハードウェアを設計、選択する知識は有用である。 このため、種々のハードウェア向きアルゴリズムやシステム構成法の理解を目指す。 |
学修の到達目標 | 算術演算のハードウェア向きアルゴリズムと回路構成法を理解する。 プロセッサのデータパス要素や制御ユニットの構成を理解する。 記憶階層と計算機の性能について理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 各回の課題提出と定期試験の点数で評価し、100 点満点で 60点以上を合格とする。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | コンピュータの構成と設計【上】第5版(パターソン&ヘネシー、日経BP社) コンピュータの構成と設計【下】第5版(パターソン&ヘネシー、日経BP社) |
参考書 | 算術演算のVLSIアルゴリズム(高木直史、コロナ社) |
オフィスアワー | 質問等は電子メールにより随時受け付ける。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 離散数学、計算機アーキテクチャ |
発展科目 | コンパイラ、オペレーティングシステム |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=8531 |
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キーワード | 算術論理演算ユニット、ハードウェアアルゴリズム、浮動小数点数、マイクロプロセッサ、命令パイプライン、キャッシュメモリ、仮想記憶 |
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Key Word(s) | arithmetic logic unit, hardware algorithm, floating point number, microprocessor, instruction pipeline, cache memory, virtual memory |
学修内容 | 第1回 算術演算アルゴリズム 第2回 加算 第3回 乗算 第4回 除算 第5回 算術演算命令と浮動小数点演算標準 第6回 浮動小数点加算および乗算 第7回 演算の正確性と丸め 第8回 プロセッサのデータパスと制御 第9回 パイプライン処理とハザード 第10回 データパスのパイプライン化と制御 第11回 依存関係とハザード対策 第12回 記憶階層 第13回 キャッシュ 第14回 仮想記憶 第15回 コンピュータの歴史と展望 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 教科書の該当範囲の予習、復習のほか、毎回の理解度確認のためのレポート課題を課す。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |