三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2021 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 現代社会理解実践
げんだいしゃかいりかいじっせん
Understanding Modern Society Practicum
授業テーマ 学習意欲の理論と実践
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-comp-MOSS1211-002
開放科目 非開放科目    
分野 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開講学期

前期

開講時間 水曜日 9, 10時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 調整中

担当教員 宮下 伊吉(地域人材教育開発機構)

MIYASHITA,Ikichi

実務経験のある教員 【教員名】 宮下 伊吉
【実務経験】民間企業にて営業・制作・総務人事等の業務や高大接続事業等に従事
【講義内容との関連性】
 民間企業にて、営業・制作・総務人事等の業務や高大接続事業等を含めて30年間従事すると共に、働きながら、インストラクショナルデザインに関する教授システム学修士とキャリアカウンセラーの資格を取得した。これらの実務経験のうち、特に人材育成や高大接続(教材開発)及びインストラクショナルデザインに関連する知識、技術等を活かして、学校だけでなく社会でも誰もが使える「教える技術」の実務的な指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 誰かに何かを教えるとき、まず興味を持ってもらわないと学習への意欲が生じず、学習が成り立たないと考える「教える技術」とその理論があります。「教える技術」は誰でも身につけることができ、学校だけでなく、普段の生活や社会でも役に立ちます。この授業では、担当教員が実施(予定)した高校生向けの高大連携講座を事例として、その修正案の提案を通して、誰もが使える「教える技術」の修得をめざします。
学修の目的 ●学生が、「教える技術」の基になる理論の基礎的な知識について学び、高校生(学習者)が興味を持ち、自ら意欲的に取り組むことができる高大連携事例の修正案を提案・相互評価できる。
●「教える技術」を使って高大連携事例の修正案提案・相互評価を通して、教える人と教えられる人は対等であり、互いに学びあう楽しさを共有できる存在であるという視点に立つことができる。
学修の到達目標 ●個人ワーク:①担当教員が実施(予定)した高大連携事例についてコメントできる。②「教える技術」を使い、高大連携事例の評価項目にコメントできる。③「教える技術」を使い、高大連携事例の修正案を加筆・提案できる。④他者の提案内容について評価・コメントできる。⑤他者の評価・コメントを参考に自分の提案を振り返り、修正した内容を提案することができる。
●グループワーク:①「教える技術」を使い、高大連携事例の評価項目に対してグループで協力してコメント案をまとめ、発表できる。②「教える技術」を使い、高大連携事例に対してグループで協力して修正点をまとめ、発表できる。③他グループの発表内容に対して、グループとしてのコメントをまとめ、発表できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 事前課題+出欠・・・・・・・・・・30%
授業中の課題(事後課題も含む)・・70%
合計100%(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 Midterm Student Feedbackを実施し、後半の授業で即時に改善点を反映していく予定です。
教科書 教科書は指定しません。適宜資料を配布します。
参考書 向後 千春著,2015, 『上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン』技術評論社
鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著,2016,『インストラクショナルデザインの道具箱』北大路書房
オフィスアワー 【時間帯】毎週水曜昼休み(12:00~13:00)※
【場所】アドミッションセンター(総合研究棟Ⅱ1階)
※上記以外の時間帯については事前にメールでお問い合わせください。
Moodleの本授業コースにおいても案内します。
受講要件 受講人数の上限を40人とします。第1回授業(オリエンテーション)出席者でかつMoodleの本授業コースに登録した者より受講者を決定します。※該当者多数の場合は、抽選となる場合があります。
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目
その他 提出物はMoodleで提出とし、必要な資料等も適宜Moodleで掲示のため、授業前後にMoodleを確認し、Moodleで事前学修、事後学修に取りくむことが必要です。毎回の授業では個人PCを用意ください。授業は「対面+Moodle」だけでなく、「オンライン(Zoom)+Moodle」、「対面+オンライン(Zoom)+Moodle」にも対応可能な内容として計画しています。(実施方法は状況により変わる場合があるため、必ずMoodle等で要確認。特にオンライン授業の場合は、あらかじめ大学から指示のあったマニュアルや注意事項を参照ください)。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=9199
キーワード インストラクショナルデザイン・アークスモデル・ゴールベースシナリオ理論・ジャストインタイムティーチング
Key Word(s) instructional design,ARCS Model,goal-based-scenarios theory,Just in Time Teaching
学修内容 ・第1回 本授業の説明(オリエンテーション)およびMoodleの本授業コース説明
・第2回 高大連携講座の事例紹介1(個人ワーク:事例へのコメント作成)
・第3回 高大連携講座の事例紹介2(個人ワーク:事例へのコメント作成)
・第4回 高大連携事例の評価項目の説明、コメントの共有(個人ワーク+グループワーク)
・第5回 高大連携事例1の評価項目と修正点の検討(個人ワーク+グループワーク)
・第6回 高大連携事例2の評価項目と修正点の検討(個人ワーク+グループワーク)
・第7回 第1回~第6回授業のMidterm Student Feedback実施(個人ワーク+グループワーク)
・第8回 高大連携事例の修正案の提案・相互評価の方法の説明
・第9回 高大連携事例の修正案への加筆、提案準備(個人ワーク+グループワーク)
・第10回 高大連携事例の修正案への加筆、提案・相互評価(個人発表:リハーサル)
・第11回 高大連携事例の修正案への加筆、提案・相互評価(個人発表:リハーサル)
・第12回 高大連携事例の修正案への最終加筆、提案準備(個人ワーク+グループワーク)
・第13回 高大連携事例の修正案提案・相互評価(個人発表:本番)
・第14回 高大連携事例の修正案提案・相互評価(個人発表:本番)
・第15回 全体のリフレクション&総評
(注)上記内容は状況により変わる場合があるため、必ずMoodleの本授業コースで要確認。
【補足】オンライン授業またはハイブリッド型オンライン授業※となる場合がありますので、大学から指示されたマニュアルや注意事項を参照ください。
※ハイブリッド型オンライン授業では、偶数奇数登校(学籍番号の偶数奇数と授業日の偶数奇数が一致した日に登校)となります。その場合、本授業では、登校する学生もオンライン授業を教室で受講し、在宅で受講している学生同様にPCを通して授業に参加(グループワークはZoomのブレークアウトルームを利用し参加)してもらう予定です。
事前・事後学修の内容 毎回の授業において、事前課題、授業中の課題(事後課題含む)をMoodleで提出する。また、課題提出後のリフレクションもMoodleを使って行う。そのため、個人PCを毎回の授業に用意するとともに、毎週の授業前後にMoodleを確認すること。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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