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開講年度 | 2021 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ドイツの文学 H | |
どいつのぶんがくH | ||
German Literature H | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2130-033
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 山取圭澄(人文学部) | |
YAMADORI, Kasumi | ||
ka_yamadori@yahoo.co.jp | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 英語のartやドイツ語のKunstという言葉は、「芸術」と「技巧」という2つの意味を持っています。芸術家は、かつて手工業者と見做されていましたが、次第に「天賦の才を持つ表現者」と考えられるようになりました。こうしたステータスの変化は、表現様式や鑑賞方法の変化と密接に関わっています。本講義では、18〜19世紀の彫刻・音楽・文学を取り上げ、そこに表れる芸術家像の変遷を追います。 |
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学修の目的 | 1.ドイツの芸術作品(文学・音楽・彫刻)について、その成立背景を理解する。2.芸術家像の変遷について、その経緯を把握する。 |
学修の到達目標 | 1.芸術作品について、ただ感想を述べるのでなく、その歴史的・社会的な背景を考察できる。2.学んだことや調べたことを自らの言葉で伝えられる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | ミニッツペーパー30%、ワークシート20%、レポート50% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 1.ミニッツペーパーやワークシートなどで受講者の理解度を把握し、授業内容に反映させます。2.グラフや画像などの資料を取り入れ、内容を具体的にイメージできるよう配慮します。3.資料に即した質問等を用意し、グループ学習や双方向授業を目指します。 |
教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 授業中に適宜紹介する。 |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | ドイツの文学G |
発展科目 | |
その他 | ドイツ語の資料はすべて翻訳されたものを配布するので、ドイツ語を学んでいない学生も受講可能です。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ドイツ文化、芸術家像の変遷 |
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Key Word(s) | |
学修内容 | 第1回 オリエンテーション ◆芸術鑑賞の拡がり 第2回 絵画・彫刻アカデミーの設立 第3回 美術館の誕生(ヴィンケルマン『ドレスデン絵画館の記述』) 第4回 古代彫刻への情熱 ◆芸術家の神格化 第5回 交響曲第3番『英雄』と器楽の変化 第6回 ベートーヴェンの肖像と芸術家像の変化 第7回 ベートーヴェンの神格化 ◆芸術家の苦悩 第8回 E.T.A.ホフマンの二重生活 第9回 文学作品における芸術家像の追求 第10回 ホフマンの音楽評論 ◆芸術と国民意識 第11回 ワーグナーによる楽劇の創作 第12回 著作『ドイツのオペラ』について 第13回 バイロイト音楽祭の設立 ◆まとめ 第14回 その後の展開 第15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | 1.ヨーロッパの近代史について、大まかな流れを押さえておくこと。2.授業で配布した資料を復習すること。3.扱った芸術作品に興味を持ち、配布資料に記載された文献を適宜読むこと。 |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:150分/回 |